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レモンゼリーメレンゲタルトに振り回される週末

サリュー!ケイチェルおじだよ。

先週末は熱が出てなーんにも出来なかったから、今週末はやること盛りだくさん。掃除やらベランダーやら週末のルーティンに加えて、ドラクエウォークが「あくましんかん」っていうレアモン狩りイベントやってるからウォークにも精を出さないといけない。先週からドラクエⅡイベントやってて、まー音楽が懐かしくて子供の頃を思い出す。ファミコン版のⅡは小学生のときに死ぬほどやったけど、またやりたくなってきた。

それはさておき、先週末に作る予定だったお菓子がこちら。

YouTubeで奇抜な料理やお菓子の動画を次々にアップしてる「ちえとく」さんのレモンゼリーメレンゲタルト。ちえとくさんは、どうもドイツを拠点に動画作りをされてる多国籍集団のようだ。アイデアがめちゃ面白くて以前からチェックしてたものの、なかなか自分でマネしようとまで思うようなレシピはなかったんだよね。だけどこのレモンゼリーメレンゲタルトはマネできそうだったのでチャレンジしてみることに。

そしたらさ、動画では簡単そうに作ってるのに、実際やってみるとクソ難しかったわ。タルトやゼリーを作り慣れた上級者じゃないと無理。今週末このタルトにさんざん振り回されたおいたんが、身を持ってその難しさを示すことにしよう。

まずパートシュクレ(タルト生地)なんだけど、昨日の朝にちえとくさんのレシピの1/3量で作ろうとしたら見事こうなった↓

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バターの量が多くて、冷やしてもすぐベチョベチョになってぜーんぜん扱えないの。一応、これを無理矢理しきつめて生地を焼いてみたけど、とてもタルトには使えそうにないただの分厚いクッキーができた。あまりの絶望に写真を撮ってないけど、これは冷凍してケーキの土台かパフェにでも再利用したい。

そんで昨日の夜、改めて生地作り。今度は前に洋なしのタルトを作ったときのパートシュクレ(Ichiシェフのレシピ)で作ることに。

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今度は何とかできたけど、やっぱり季節柄か生地がすぐ柔らかくなって、前ほど綺麗には敷き込めなかった。

これを180度40分焼いたのがこちら。最後の2分は卵液塗って焼きました。

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敷き込みが甘かったせいで、タルトの側面が高いところと低いところができてしまった。ゼリーを流し込むタルトとしては割と重大インシデント。

そんで今朝。レモンゼリーを作ります。

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ちえとくさんのレシピだとゼラチンだけど、アガーを使ってみることに。この判断も失敗の素っぽい。

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↓1箇所側面に低いところがあって、これ以上流し込むと溢れそう。

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これを冷蔵庫で8時間冷やし固めます。

そんで8時間後の今日の夕方。メレンゲを作って仕上げていくよ。

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↑このタルトのためにホムセンでライタートーチを買った。100円ライターをはめ込むタイプのやつ。お菓子以外にも刺身を炙ったりできそうなので買っちゃった。

ちえとくレシピはフレンチメレンゲだけど、スイスメレンゲで作りました。これは特に問題なし。

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メレンゲに粉糖を混ぜて、ゼリーの上に乗せていきます。無造作ヘアみたいにするのがポイントな。これは寝グセみたいなんじゃなくてオシャレなんだ。

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そして今回のクライマックス、ライタートーチでブォー!

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思ったよりしっかり焼き色付くね!

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これで出来上がり。よっしゃー上手くいった!ってこのときは思ったよ。アイスティーなんか用意しちゃったりして。

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それで実際にカットしてみたのがこちら。

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うぎゃー!まずタルト生地が固すぎて包丁でうまく切れない!さらにゼリーが固まっとらん…

ちえとくさんの動画だとゼリーが透明で、メレンゲがまるで空中に浮かんでるみたいなタルトになるはずなんだけど…

まず、生地だけを空焼きするようなタルトの場合、固くなりすぎないようにするにはどうすべきなのか分かってなかった。洋梨のタルトと同じ生地じゃダメなんだろうな。

しかもタルトの縁ギリギリまでゼリーを張らせるために、生地の敷き込みをちゃんとやらないとダメだね。

さらに後で調べたら、アガーは酸の強い果汁と一緒に煮ると固まらないことがあるって書いてあって、まさにそれや。

まあ食べてみたら味は結構美味しかったけど、こういう見た目第一のお菓子で味が良くても何の慰めにもならん。また気が向いたらリベンジしようかな。

おわり。

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