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【横浜】第3回 私の「旅行観」

こんばんは。昨日に続いて、今日も古市憲寿さんの著書を読んでいました。昨年の10月に、電子書籍リーダー「Kindle」を買ったのですが、読みたい本を見つけたらすぐ読めるのですごく便利。本物の本のような見え方で目への負担がありません。おすすめです(kindleについての記事も、いつか書きたいですね)。今日読んだ本は、古市憲寿さん著『誰も戦争を教えられない』でした。是非。

https://www.amazon.co.jp/%E8%AA%B0%E3%82%82%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%82%92%E6%95%99%E3%81%88%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%EF%BC%8B%CE%B1%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%8F%A4%E5%B8%82%E6%86%B2%E5%AF%BF-ebook/dp/B012VJXGA8


さて、昨日投稿した記事を早速何名かの方々に見ていただき、大変うれしく思います。ここまで2回にわたり、「横浜」の歴史を見てきました。「最後はいつの時代を書く?」とずっと考えていたのですが、やっぱり最後は歴史にとらわれず、現在の横浜の魅力を書くのが、この「観光地紹介」の趣旨に一番しっくりくるのかな、と思っています。前回の最後では、私なりの「旅行観」が出てしまいましたが、いろいろ調べて、文章を書きながらそういった自分の考えを深めていくことが大切だと感じています。(今回も書けるかな…)最後までお付き合いください。



横浜といえば、「みなとみらい21」。ここの景観はとても美しく、「横浜ランドマークタワー」「パシフィコ横浜」「横浜赤レンガ倉庫」など多くの建築物と海によって形成されています。

この地区は、東京への一極集中を解消するために、都心の機能を一部移した、いわゆる「新都心」です。

夜景も美しく、ナイトクルージングも人気です。

「パシフィコ横浜」は、毎年、歌手の福山雅治さんが年末にライブを行っていますね。


これらの景観が形作られたのは、工業地帯であった影響も大きいです。第1次世界大戦時、日本も参戦しましたが、戦地がヨーロッパでしたので、どちらかと言えば武器の供給などを主に担っていました。この戦争によって、日本では重工業が進展していきます。この時期に、横浜では日産自動車も台頭しています。特に東京や横浜では工業発展が著しく、後に「京浜工業地帯」を形成しました。

第二次世界大戦時には空襲の被害が大きく、横浜の街は打撃を受けました。ですが、横浜には三菱の工場もあり、高度経済成長を経験して、都市として一層力強くなっていきます。

平成に入って、街はさらに美しく、経済・文化の発信地として、多くの観光客に人気の場所となっています。


これまで3回にわたって、横浜について書いてきました。私自身、まだ横浜には行ったことがないのですが、きっとこれまでの旅行とは違った楽しみがあるのではないかと期待をしています。


旅行の目的の一つは「非日常を味わうこと」です。もともと、「ツーリズム」という発想はここから生まれています。「非日常」という言葉からは、「移動によって、居住している所とは違う場所」に行くことが考えられます。そして、「味わう」ということは、「心が動かされる」ということだと考えます。


そういった文脈で考えると、「知らない土地に行って、初めてのものを見て、感動する」といった旅行の形が、「最も旅行らしい」と言えます。

ただ、私はそういった原始的で、生物的な「心躍る」という体験よりも、自分の頭で考えて、時には「やっぱりそうだよな」「勉強したことと同じだった」といった感想を抱いてもよいと思います。



大学時代、このような私の「旅行観」に対して、「旅行は無計画だからこそ楽しいんだろ!」と伝えてきた友人がいました。

確かに、先ほど書いた「ツーリズム」の概念考え方から言うと、そうかもしれません。しかし、「非日常を感じにいく私もまた、日常の私の延長線上にいます」。非日常を満喫して、日常に戻るときのなんとも虚しい感情が嫌いです。日常にいる私が、非日常に行って自分の学びや感性を高めることで、日常に戻ってきた私はさらに前進していたい。そんな気持ちで、今はその友人の考えと自分の考え方を捉えています。


皆さんはどのように考えますか?


そろそろ時間になりました。次回は、どんな「非日常」に行きましょうか?そして、どんな「体験」をしたり、「考え」を深めたりしましょうか?


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。次回もよろしくお願いします。

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