エンジニアとしての2022年振り返り
2015年10月、サーバーエンジニアに転職してから早いもので7年が経ちました。NPOの職員をすることにしたことで、会社の方はフルタイムからパートタイムになりましたが、NPOの方では、主たる事業自体のマネージャー的なポジションをやりつつ、システム周りの担当も兼務していて、フルスタック(!?)エンジニアとなっています。
情報処理安全確保支援士 に登録
2022年のエンジニアとしての大きなイベントは、「情報処理安全確保支援士(登録セキュスペ)」になったことです。
2021年秋季試験で、情報処理安全確保支援士試験に合格して、ありがたいことに会社から登録料などの支援をしてもらえることになったので、2022年4月付けでの登録を進めました。
情報処理安全確保支援士試験に合格して、情報処理安全確保支援士として登録したから、突然何かすごくなるわけではないんですが、会社でもNPOでも、今までなんとなくで見ていた情報セキュリティに関わることを、根拠をもって構造的に見る視点が得られた気がしています。
エンジニアとしてどの路線を進んで行くかの一つの方向付けがされた感じがしています。
OSS活動は少な目
会社ではプログラムを書くことはほとんどないので、プログラミング学習のサイトとか競技プログラミングの課題とか、ちょっとしたツールをOSS的に作ったりとかを、転職してからはスキルアップのためにやってきたんですが、中々時間を捻出できなくなってきていて、先細ってきてしまいました。来年は少し復活したい。
カコタムシステム開発室
公開系のコミットは激減していますが、NPOの方の基幹システムとか公開系サイトとかを作っている、カコタムシステム開発室(noteマガジン: https://note.com/kacchan822/m/m194c8afbf048 )
の方は、夏頃の空白期間を除いては結構ガシガシやれていたようです(Gitlabのコミットを見て分かった)。
公立高校の教員としてのキャリアが3年半なので、すっかりエンジニア畑にいる時間が長くなりました。NPOの方での活動期間も加えれば、教育界隈の期間が長いのは長いんですが……。
サーバーエンジニア(・フルスタックエンジニア)をやっていて思うのは、自学自習(試行錯誤の過程も含め)がしやすいのがすごくいい。できないことができるようになっていくことが分かりやすい。そういうのがすごく、自分の性に合っているのは、転職して一番に感じている。
教員も、今のNPOの仕事も、変化も成長も毎年求められる。一方で、どうしたら成長できるのか、どうしたら成長したといえるのかは、正直わかりにくい。上昇志向とか試行錯誤を楽しむとかいう面では同じだけど、その結果が見えやすいかどうかという点で、サーバーエンジニア(・フルスタックエンジニア)はオイシイと思う。
草鞋を複数履いて、それぞれに関われているからこそかもしれないけれど。