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走って拾って楽しくSDGs ~東京プロギングチャレンジ@国立競技場に参加しました~

こんにちは。カブトムシの母です。

昨日、雨の中、国立競技場で行われた「リレーカーニバル」「プロギングチャレンジ」に参加してきました。

プロギングとは?


みなさん、「プロギング」をご存知ですか?

私は全然知りませんでした。

プロギング(Plogging)とはゴミ拾い“Plock Upp”と“Jogging”を合わせた造語で、2016年、スウェーデンのエリック・アルストロムさんというアスリートが始めたもので、世界100か国以上で行われているということです。

調べてみると、日本でも各地でイベントなどが行われているようです。
へぇ~。

先日の記事にも書いたのですが、私は犬の散歩をしながらゴミ拾いをするのが好きなので、私のためにあるようなイベントだ!と開催を知り、
早速申し込みました。

…が、当日、地下鉄から地上に出ると、土砂降りの雨(雨女発動!)
受付に行くと、やるかどうか協議中とのことでした。

国立競技場


国立競技場を訪れたのは、確かサッカーオリンピックのアジア最終予選の観戦以来。
監督は山本監督で、大久保や闘莉王が出ていた時代…って調べたら2004年。
20年前⁉

国立競技場の外観

東京オリンピックでは、建設をめぐりいろいろあったスタジアム。
生で見たのは初めて。
20年前のことはあまり覚えていないので、比較のしようがないけれど、
イスがカラフルなのが面白いなと思いました。
誰も座っていなくてもスカスカに見えない工夫?

パッと見空席に見えない?

広々としたスタジアムは開放感があって、気持ち良かったです。
イベントを盛り上げるアナウンスの声や、スタートのカウントダウン。
「パーン」というスタートの音もテンションが上がりました。

もし、仮に中止になっても、国立競技場の空気を吸えただけでよしとするか…。

雨降ってちょっと暗いけど、開放感最高!

キッズマラソン


ちょっと早く着きすぎたので、前の種目であるキッズのマラソンが行われていました。

小さい子たちが懸命に走る姿はとても健気でほっこりました。
孫を見るおばあちゃんの気分です。
パパ、ママたちにもいい思い出になったでしょうね。

私も息子が小さかったころ、親子マラソンに出たことがありました。

息子ときたら、スタート音が鳴ったとたん、一人でダッシュして消えてしまい、どこへ消えたのか探しているうちにゴールしてしまって
結局最後まで一緒に走れず、私が思い描いていた親子マラソンとはだいぶ違っていましたが。

雨の中でプロギング


話が脱線しました。

そうこうしているうちに時間になり、プロギングが始まりました。
雨は土砂降りからだいぶ小雨になっていました。

募集人数は200人でしたが、集まったのはスタッフさんを除くと30人くらい?
会社ぐるみで参加している人達もいましたが、思ったより少ない印象でした。

雨だったのでキャンセルした人もいたかもしれませんが、
日本ではまだまだ普及していないようですね。

スーパーの大ぐらいのビニール袋を配布され、スポンサーの森永製菓inゼリーのプリントが入った軍手をはめて、2キロと5キロの部に分かれてスタート。

ちょうど先日、友達に聞いたのですが、「ウイダーin ゼリー」って、いつの間にか「inゼリー」に改名していたんですね。(調べたら2018年から)

「ウイダー」が消えたの知らなかった。

私は5キロの部で、先導するスタッフさんについて国立競技場を離れ、
千駄ヶ谷方面に走っていきました。
グループの中には、なんと世界陸上などで活躍された川内優輝さん、
吉本の走る芸人、がんばれゆうすけさんもいました!

(と言いつつ、失礼ながらお顔を見ても全くわかりませんでした。川内さんのことは後でプロフィールを見て「ああ、埼玉県庁の市民ランナー!」と
思い出しましたが、がんばれゆうすけさんのことは存じ上げませんでした。ランニングに詳しい方ならご存知なのかな?)

しばらく走っていくと、たばこの吸い殻が、立て続けに落ちていました。
しかし、思ったほどゴミはなく。

かなり注意して歩道沿いの茂みの中を見ると、長いこと放置されていたようなペットボトルやお菓子の袋が。

それでも、なかなか袋がいっぱいになるほどゴミは落ちていません。
さすが外苑。
ゴミをポイ捨てする人はあまりいないのでしょうね。
うちの近所とは大違い。

そうこうするうち、小雨だった雨がまた強くなってきて、
結局、5キロも走らず国立競技場に戻ってきました。

その後、スタジアム内に落ちている安全ピンを入れたビニールや、お菓子など拾い、用意してもらったフィニッシュテープを切り、みんなで写真撮影をして終了。
ゴミはみんなが拾った分を全部合わせて17キロぐらいありました。

まとめ

今回はあいにくの雨だったうえ、思ったほどゴミが落ちておらず、
走る距離も短くて、私としてはちょっと消化不良でした。

できれば、もっとゴミをガンガン拾ってビニールをいっぱいにしたかった。
(行楽地とか祭りの次の日とかに開催してほしい!)

でも、中止にならず初めてのプロギングに参加できてよかったです。

すごくいいと思ったのは、ゴミを拾うたび止まるので、全然疲れないこと!

走るのは好きだけれど、体力に自信のないという人や
私のような中高年にはぴったりのスポーツだと思いました。

まあ、それだけなら、一人でも可能ですが、今回、みんなで一緒に走って拾うのが楽しかったです。
みなさん、初対面でほとんど会話をすることもありませんでしたが、
「ゴミ拾い」という一つの目的に向かって一緒にがんばることで、
ちょっとした連帯感が生まれたのを感じました。

健康になりながらSDGsにも貢献できるプロギング。
日本でもこれからもっと広まっていくといいなと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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