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クラロワ | 2018年2月16日は、マジックアーチャーが登場した日。狙い撃つぜ

おつかれさまです、kabutomです。

「クラッシュ・ロワイヤル」(クラロワ)の歴史をカジュアルにふりかえるシリーズ企画「 #クラロワ今日は何の日 」。今回は、2月16日です。

更新履歴
2024/02 カードの歴史、使用デッキを更新



【2018年2月16日】マジックアーチャーが登場した日。

2018年2月16日は、マジックアーチャーが登場した日です。

2018年2月16日のチャレンジで先行入手がはじまり、3月2日に正式リリースされました。


「マジックアーチャー」(Magic Archer)とは?

マジックアーチャー(Magic Archer)
コスト:4 レア度:UR タイプ:ユニット
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ウィザードでもアーチャーでもありませんが、彼の撃ち出す魔法の矢は、あらゆる敵を突き抜けてダメージを与えます。種も仕掛けもありません。つまり魔法です!

マジアチャは、タイプとしては後衛の遠距離攻撃ユニットに分類されますが、体力はファイアボールで一撃、攻撃速度は遅く、ダメージも高くありません。スペック的には弱い部類に入ります。しかし、彼だけが持つ唯一の特性が、彼を強者たらしめています。それが貫通攻撃能力です。

その長射程も相まって、敵ユニットを射貫きながら相手タワーにもダメージを入れられるのは、クラロワ界でマジアチャだけに許された特権です。彼ほど配置位置攻撃のアングルが重要な意味を持つユニットは、他にいないでしょう。

そして、相手ユニットをまとめることのできるトルネードとマジアチャのコンビは、クラロワ界屈指の好シナジーとして知られています。熟練者があやつるトルネ・マジアチャと来たら、3+4=7の実コスト以上の厄介さで盤面も相手の冷静さも支配し尽くします。


カードの歴史(2018年~2023年)

このカードがリリースされてからの歴史を、バランス調整を中心に紹介します。(クラロワ攻略メモ Wiki

  • 2018/02/16 チャレンジ

  • 2018/03/02 リリース

  • 2018/04/25 上方修正(動いている攻撃目標に対する命中率を改善)

  • 2018/06/20 バグ修正(射程が思いのほか伸びて、誤ってキングタワーを起動してしまうことはなくなる)

  • 2018/11/05 下方修正(初撃:0.4秒→0.9秒)

  • 2019/01/07 上方修正(初撃:0.9秒→0.6秒)

  • 2019/08/05 上方修正(ダメージ:+16%、槍ゴブを一撃に)、下方修正(攻撃速度:1.0秒→1.1秒)

  • 2020/04/07 下方修正(射程距離:7→6)

  • 2020/05/05 上方修正(射程距離:6→7)、下方修正(HP:-10%)

  • 2023/10/03 下方修正(初撃:0.5秒→0.8秒)

リリース直後のマジアチャの評価は、決して高いものではありませんでした。当時の最高レア度であるウルトラレアにもかかわらず、スペック的には微妙で、本当に育てる価値ある? ほかの既存カードでよくない? という見方が主流でした。

カードの使用率が改善されるパターンにはだいたい2種類あって、1つはカードが強化されるパターン、もう1つはカードの使い方が”発見”されるパターンです。マジアチャの場合、前者の要素がないとは言いませんが、後者の要素が大きく、時間とともに評価が上がっていきました。

くわえて、トレード機能魔法アイテムなどの機能が追加されていったことによって高レアリティカードが育てやすくなったのも追い風になりました。


どんなデッキで使われている?(2023年2月)

リリースから5年経ったいま、このカードはどんなデッキで使われているのでしょうか。(RoyaleAPI

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圧倒的に使用率が高かったのは、ペッカ攻城デッキでの運用でした。使用率1位2位がペッカ攻城だったのはもちろん、呪文やサブユニットが異なる様々な型で上位にランクインしていました。

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ペッカ攻城以外のテンプレデッキだと、ディガーWB、ラム神器、ドリルムートなどのデッキでマジアチャが多く使われています。共通点を探すなら、攻めカードをタワーに張り付かせ、相手の対応ユニットをタワーごと射貫く、攻防一体の戦法が活かしやすいデッキと言えなくないかも?


どんなデッキで使われている?(2024年2月)

2024年のデッキ使用状況はどんな感じでしょう?(RoyaleAPI

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マジアチャ使用率1位のデッキは、マジアチャWBでした。やはり強い人が使って結果を出したデッキは人気が出ますね!

2つめの限界突破スロットは今月解禁されたばかりですが、さっそくフル活用されているようなのも注目ポイントです。

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2023年に圧倒的1位だったペッカ攻城はと言うと、使用率4位でした。マジアチャ自体の人気低下もあって使用試合数が昨年から激減しています。

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そして、こちらも注目なのは使用率7位に限界突破ウォールブレイカーがランクインしていたこと。2月14日にリリースされたばかりでこの位置ということはすごい伸びです。今上位にいるWBデッキたちも、時間の問題で進化WB採用に取って代わられていくのでしょう。


本日はこのあたりで。

それでは、また次の「 #クラロワ今日は何の日 」でお会いしましょう!■


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+ 関連:マジアチャのコンセプトアート

公式Twitterやファンキットなどで過去に紹介された、マジアチャのコンセプトアート群です。コンセプトアートフェチとしては、こういうのを公開してくれるゲームスタッフ、分かってるなって思うし、ほんっと大好き!

初期。ほぼウィズのままだが、魔法の弓だけは早くも完成形に近い
中期。ヒゲと眉毛でウィザードとの差別化が徐々に。スキンヘッドになる世界線もあった模様
後期。髪型と服装もほぼ完成。新たなイケオジの誕生だ


+ 関連:マジアチャのシーズン(Season44)

執筆時点の2023年2月シーズン(Season44)は、奇しくもマジアチャが主役の1カ月です。期間限定のスペシャルチャレンジには「スーパーマジアチャ」も登場し、注目度も期待度もとても高くなってます。

おかげさまで、僕の書いた新シーズン情報紹介noteも大変好評です!

しかし、新シーズンの記事を書いているときに思っていたのは「なぜにバレンタインでマジアチャ??」という疑問で、それは未解決のままでした。そこへ、今回マジアチャの記事を書くにあたって2つの気になる公式ツイートを見つけました。

1つめは2018年。なるほど、マジアチャの登場日こそ2月16日ですが、2日遅れのバレンタインと言えなくもないし、”魔法の矢と恋の矢を重ねる視点”をクラロワ公式はリリース前から持っていた、ということが読み取れます。

2つめは去年、2022年。1年前だというのにすっかり忘れていました…… ”背中に羽根の生えたマジアチャ”はこの時すでに登場していたのですね!

深い。深い?


+ 関連:当時の紹介動画

▽ドズル

▽みかん坊や


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+「#クラロワ今日は何の日」とは?

#クラロワ今日は何の日 」とは、「クラッシュ・ロワイヤル」(クラロワ)の歴史をカジュアルにふりかえるシリーズ企画です。筆者kabutomの2023年を通した年間企画で、noteTwitterInstagramで展開しています。

記念日”という切り口でクラロワにまつわる歴史を手短に紹介していくことで、ベテラン勢には懐かしく、ルーキーたちには発見があるような、一粒で二度おいしい歴史系コンテンツを目指しています。

1年間完走できるように、応援してもらえるとうれしいです。

Good Game👍


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