クラロワリーグ | HANExHANE(ハネハネ)- 私のCRLベストゲーム
2019年10月3日、CRL Asia 2019 Season2 Week7の対Chaos Theory戦。
「ずっと1v1勝ててなくて、練習を重ねてやっと結果が出てとてもうれしかったです」
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2021年、『クラロワリーグ』の仕組みが大きく変わって、3年間続いた”チーム戦”の歴史が終わり、全く新しい”個人戦”の年間大会が始まることになりました。新しいものは新しいもので楽しんでいくにしても、そうは言ってもさびしいなあ、という感情がファン的には残っています。
そこで、このタイミングで、3年間のプロリーグ団体戦の思い出だったり”CRLでのベストゲーム”だったりという共通のテーマで、プロ経験者の方々にお話をうかがってみたいと思いました。
第12回は、HANExHANE(ハネハネ)選手編です。
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1.プロリーグでチーム戦を闘ってきて
――クラロワリーグ(CRL)の仕組みが今年2021年に大きく変わって、3年間続いたチーム戦が終わり、個人戦の全く新しいフォーマットになりました。
プロチームに所属してリーグ戦を闘ってきたプロ経験者として、この大きな変更をどう受け止めていますか?
――プロチーム所属の経験者として、チーム戦と個人戦にはどのような違いがあると思いますか?
――思い返せば、CRL初年度2018年はアジア3拠点を転戦、2019年は韓国開催で外国暮らし、2020年はコロナ禍のオンライン開催と、同じリーグ戦と言っても毎年コロコロ仕組みが変わる中で選手の皆さんはリーグを闘ってきました。
プロ選手だった2019年をふりかえってみて、あれは特に大変だったなーという思い出や、逆にあれは最高に楽しかったなという思い出はありますか?
――プロリーグの団体戦を長期間のシーズンにわたって行っていくと、練習などでチームメイトと過ごす時間は非常に長くなります。また、対戦相手とも試合会場などで何度も顔を合わせるため、敵でありつつ好敵手のような存在になっていったのではないかと思います。
一番印象に残っているプレイヤーをチームメイトから1人、対戦相手から1人挙げるとすればどの選手になるでしょうか?
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2.私のCRLベストゲーム
――HANExHANE選手が出場したCRLの試合の中から、一番印象に残っている”ベストゲーム”を選ぶとしたら、いつのどの試合になりますか?
――2019年10月3日、CRL Asia 2019 Season2 Week7の対Chaos Theory戦ですね。HANExHANE選手にとって、待望の1v1セットでの初勝利でした。
――あの試合を”ベストゲーム”に選んだ理由をおしえてください。
――あの試合に臨むにあたってプロとしてどんな準備をされたのか、おしえてください。
――試合本番のことをくわしく教えてください。試合中はどんなことを考えていましたか? 勝敗を分けた要因は何だったのでしょうか?
――対戦相手のChaos Theoryと言えばエースBenZer選手のチームでしたが、あの日は1v1にCarrollus選手が出てきました。予想外ではありませんでしたか? 対策は大丈夫でしたか?
――そういう状況だったのですか!
――Game1は、HANExHANE選手がゴブジャイスパーキー、Carrollus選手が変則的なバルーンオーブンデッキ。序盤から苦しい展開で0-1となりましたが、HANExHANE選手のスパーキーを囲んでくる相手のバーバリアンに、読みのファイアボールを決めて1-1に追いつきました。あのファイボは気持ちよかったのではないですか?
――Game1の後、相手チームがタイムアウトを取り、DNGはLewis監督とピラメキ選手がセコンドに出てきました。喜びも早々に真剣な顔で相談をしていましたが、どんな話をしたか覚えていますか?
――いい話をお聞きできました。Lewis監督かっこよすぎです。
――Game2は、ハネハネスケラ対オーブンロイジャイ。互いのデッキが見えていない段階で相手がキング後ろから出してきたトリトンに橋前巨大スケルトンを引っ張らせたプレイが大きすぎました。巨スケを見た瞬間相手も顔を横に振っていましたが、気持ちはよく分かります。
今では常識となっているプレイですが、当時はトリトンが出て日が浅かったころです(※2019年8月に正式リリースされて約2カ月)。あれは狙っていたプレイだったのでしょうか?
――巨スケを使い続けて結果がなかなか出せなかったHANExHANE選手が、それでも巨スケを使い続けて遂に勝利という結果に結びつけた、という意地やプロ根性があのシーンに集約されている気がして・・・。ライブ観戦していて、胸にグッときたのを覚えています。
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3.プロ選手経験から得たもの
――ここからは、プロ選手経験で得たものについてお聞きしていきたいと思います。
――「eスポーツ」という言葉が新語・流行語大賞のトップ10に入ったのは2018年のことで、男子中学生のなりたい職業2位が「プロeスポーツプレイヤー」になったのは2019年のことです。CRLはクラロワにとって初のプロリーグでしたが、そもそも日本ではプロゲーマーという存在自体が黎明期で今も発展途上のあたらしい職業です。
そんな「プロゲーマー・eスポーツ選手」を実際に経験してみて、なる前の予想通りだったことと、予想と違っていたことを挙げるとすれば、どんなことでしょうか?
――プロとしての活動には、公式戦や試合に向けた練習はもちろん、写真撮影や取材対応に、チームの動画撮影やイベント参加なども含まれ、多岐にわたり忙しかったことと思います。
プロ選手としてのありとあらゆる活動の中で、「今、自分はプロゲーマーをやっている!」ともっとも実感できたのはどんなときでしたか?
――プロとアマチュアの大きな違いの1つは、注目度の大きさとファンの存在だと思います。HANExHANE選手にとってファンとはどういう存在でしたか?
――プロとして活動していくということは常に結果を突き付けられることでもあるので、緊張感や重圧は大きいでしょうし、結果のよしあしによって周りの評価が180度かわるようなアップダウンも激しかったことと思います。
難しい状況や苦しい時に心がけていたことや、何が支えになって乗り越えることができたのか、おしえてください。
――最後の質問です。「プロゲーマー・eスポーツ選手」としての冒険で持ち帰ることができた”宝”や、この経験から得られたものがあるとすれば、HANExHANE選手の場合、それは何でしょうか?
――さいごに読者の方へのメッセージや、メインチャンネル以外の活動、「クラロワコロシアム」や「コントチャンネル」での目標や抱負がありましたら。
▽クラロワコロシアム(Mildom)
▽ハネハネ【コントチャンネル】(YouTube)
――本日はありがとうございました! ■
【取材日:2021年3月15日。DMでのやりとりをインタビュー形式に編集】
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+ Information
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Good game!
+ 追記:その後のハネハネさん(2023年9月)
元々クラロワ動画でも物真似やコントなどのお笑い要素をふんだんに盛り込んでいたHANExHANE選手でしたが、2020年12月に立ち上げたコントチャンネルにて、その方向性で全力投球を開始します。台本から複数キャラクターの演じ分け、動画編集までのすべてを1人でこなすマルチぶりで、コンスタントにコントを発信し続け、チャンネルは急成長中。今やコントのハネハネさんとしての知名度がプロゲーマー時代のそれを上回っています。
結果ではなく成長を志向する目線であったり、人に何と言われようと自分がやると決めたことを徹底的にやり通す姿勢に、尊敬の念を禁じえません。
▽2022年9月28日、登録者50万人突破
▽2023年9月9日、登録者100万人突破
そのまま我が道を突き進んでいってください!
Congratulations!!
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