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クラロワリーグ | #CRL21 | 10月30日・31日 ラストチャンス予選(LCQ)開催!

32人→8人のサバイバルレースのゆくえは?

2021年1月にスタートした『クラロワリーグ 2021』(Clash Royale League)も残すところ2つの大会のみとなりました。1つが今月末の「ラストチャンス予選」。もう1つが、今年のトリを飾る12月頭の「世界一決定戦」です。

ラストチャンス予選」が行われるのは10月30日、31日。1週間後ですが、1週間なんてあっっという間です。このnoteでサクっと予習して、本戦をバッチリ楽しみましょう!


CRL2021とは? ラストチャンス予選とは?

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クラロワリーグ2021』とは『クラッシュ・ロワイヤル』の公式eスポーツリーグのことです。1年がかりで真の世界チャンピオンを決定します。

まず、8カ月連続8回オンライン世界大会を実施し、各月の世界一を決めます。そして、累計獲得ポイントの上位プレイヤーたちが冬の『世界一決定戦』にコマを進めて、誰が世界一なのか決着をつける...という流れです。

獲得ポイント上位24選手の世界大会出場は既に確定しました。今月行われるのは、32人の選手(25位~56位)8人にまで絞り込む最終予選トーナメント『ラストチャンス予選』(Last Chance Qualifier, LCQ)です。

▼CRLについて、より詳しくはこちらのnoteへ。


ラストチャンス予選(LCQ)のルール

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『クラロワリーグ 2021』は昨年までと異なった特徴として、試合ルールに「デュエル」(Duels)というゲームモードを採用してきました。それは、この「ラストチャンス予選」(LCQ)でも変わりません。

大会形式:
シングルエリミネーション方式トーナメント
4人ずつ8ブロックに分かれる
・各ブロックの1位が「世界一決定戦」出場権を得る

DAY 1:1回戦の16試合
DAY 2:2回戦の8試合

試合形式:
デュエル(BO3)
 ※デッキの事前提出が不要に(今大会から。くわしくは次節で)


ルール変更:デッキの事前提出が不要に

「ラストチャンス予選」(LCQ)を前に1点だけ大きなルール変更があって、デッキの事前提出が不要になりました。(※9月30日に公式発表

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従来ルール(9月マンスリー決勝まで)では、各試合の前にデュエル用のデッキ(カード重複なしで4つのデッキ)をジャッジに提出する必要がありました。この手続きが不要になります。

これまでだとBO3の初戦後に「相手がこう来たんだったらデッキやカードを直したい!」と思ったとしても、事前提出したデッキを変えてはいけないので涙を飲むしかありませんでした。このルール変更は、明らかに選手のデッキ構築スキルを試すもので、戦略性が一段上がったと言えるでしょう。

ただし、短い時間(たった2分)の中で、緊張下にありながら、有効なカード・デッキを検討しつつも、カード被りがないかチェックする・・・というのは今まで以上にミスが起こりやすくなるのも事実です。BANで失格になってしまう悲しい選手が出ないことを祈ります。

▽ラストチャンス予選の試合ルール(Ver12.0。公式サイトより)

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追記:大型アップデート(LV14&チャンピオン)の影響について

大会直前の10月27日にやってきた大型アップデートの影響はどうなるのでしょうか?

LCQでは、参加選手はアップデート前のバージョンで試合をおこなう
・Lv9統一(Lv11ではなく)
・チャンピオン使用不可
・クローンバグなし

ちなみに、12月の「世界一決定戦」については、正式決定ではないものの、Lv11・チャンピオンあり環境が有力とのことです。


ラストチャンス予選(LCQ)の賞金

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『クラロワリーグ 2021』は、年間の賞金総額1,644,000ドル(約1.8億円)というビッグマネーがかかった大会な訳ですが、年初から”今のところはね...”と含みが持たされておりました。

そして、9月27日のルールブック更新で明らかになったのが、「ラストチャンス予選」(LCQ)での賞金積み増しです。太っ腹ですね!

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ただ、「世界一決定戦」出場を決めた選手の中からは、”Top24選手の中にはマンスリー大会でこれほどの賞金を稼げていない人もいるのに、不公平ではないか”、と異論の声も挙がりました。

たしかに一理あるし、選手の気持ちもわからなくないのですが、”主催者が賞金を増やして批判されちゃうのかあ”と切なくなったりもします。”今のところはね”の第2弾で、世界大会の前に何か発表がある可能性もゼロではない訳ですしね。勝ち残っている選手たちにはひとつ気持ちを切り替えてもらって、本大会で大金を掴んでほしいところです。


ラストチャンス予選(LCQ)の日時と視聴方法

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「ラストチャンス予選」(LCQ)は今月末の土・日に行われます。Supercellの公式番組として、両日とも多言語でライブ配信される予定です。

日本語の実況・解説はどのコンビになるのかな?

クラロワリーグ2021・ラストチャンス予選(LCQ)
日程:10月30日(土)、31日(日)
時間:23:00~ JST
配信:YouTubeのリーグ公式チャンネル

Official YouTube(JP日本語)
https://www.youtube.com/channel/UCtECyE5fuzAqMi1zNLnttIg
Official YouTube(EN英語/ESスペイン語/PTポルトガル語)
https://www.youtube.com/esportsroyale
Official YouTube(KR韓国語)
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Official YouTube(CN繁体中文)
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Weibo, bilibili(CN簡体中文)
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▽DAY1(10月30日)

▽DAY2(10月31日)


ラストチャンス予選(LCQ)の見どころ

観戦ガイドとしてはこれを欠かせませんよね、見どころ紹介!
筆者(kabutom)的には、今大会この3点で注目をしています。

Point 1.  32人→8人のサバイバル

16歳以上のクラロワプレイヤーなら世界の誰でも参加できるオープン形式で開催された年間リーグが、気づけば56人だけになりました。そんなクラロワのエリート中のエリートを更にふるいにかけようというのが今回の「ラストチャンス予選」(LCQ)なのです。世界の頂点に近づいた分だけ、道が閉ざされたときのショックは小さくないことでしょう。

酷い! 何て残酷なんだ!
だが、その極限で輝く選手を見てみたい!

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Point 2.  相手は3人。準備期間は1カ月

全8ラウンドのレギュラーシーズンが終わったのが9月19日。そして、1日と置かずに「ラストチャンス予選」(LCQ)のブロック分けと対戦カードが周知されました。

あれから約1カ月。各選手、ブロックで対戦する可能性のある相手は3人。研究と対策の準備時間としては十分すぎるほどの時間が与えられました。そうです、準備期間からすでに闘いは始まっています。

どの選手の、否、どの選手のチーム(コーチやアナリストに練習仲間、チームスタッフなど)が最も良い準備をできるでしょうか?

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Point 3.  ルール変更に一番うまく対応できるのは誰か

上の方で「デッキの事前提出が不要になる」というルール変更について説明しましたが、これが今大会のカギを握るのではないかと見ています。

・メリットを活かして臨機応変にデッキに手を加えるのか?
・誤操作のリスクを最小限にする工夫や練習をどれだけ重ねられるか?

いずれにしても、これまで観てきた「マンスリー決勝」のデュエルよりもずっと試合がスリリングになるのは確実ですよね!

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ラストチャンス予選(LCQ)の出場選手32人

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「ラストチャンス予選」(LCQ)に出場する32選手の顔ぶれとグループ分けはこうなりました。CRL2021での累計獲得ポイントランキングが上位25位~56位の面々です。猛者ばかり。(画像はRoyaleAPI

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出場32選手を国別にまとめたのがこちらの図。最多は同数で、5選手を送り込むメキシコ日本です。

それでは次節から、各ブロックの見どころをざっくり見ていきましょう。

※各ブロックの選手紹介については、別記事にて1日1ブロックのペースで公開していく予定です(鋭意執筆中)。


ブロック 1(Pompeyo・Tico・Bag・Hasiel)

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ブロック1の注目選手は、世界的に有名な自作バルーン使いPompeyoと、世界的に有名な変態デッキ使いBagの2人です。バルーンを使うと分かっていても勝てないPompeyoと、何を使ってくるのか読めなさ過ぎて対策できないBag。彼らはどんなデッキを繰り出してくるのでしょうか?

▽選手紹介記事


ブロック2(Betfas・RAD・Schwarzen・BenZer Ridel)

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ブロック2には、クラロワリーグ・アジアで長く活躍してきた2選手、日本のRADとインドネシアのBenZer Ridelがいます。リーグファンの脳裏には2人が活躍する姿が今でもハッキリ焼き付いていることでしょう。あいさつ代わりの勝利報告、待ってます!

▽選手紹介記事


ブロック3(DarkAngel・Sado・Chief Keef・Marc)

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ブロック3の注目カードは、クラロワリーグ・アジアでおなじみ韓国のSadoと、勝負強さが光るベテラン元プロDarkAngelが激突する1回戦です。オーソドックスなデッキも上手に使えるくせに、やたらと奇抜なデッキを好んで使うところが似ている両者。”奇策対決”を制するのはどちらの選手?

▽選手紹介記事


ブロック4(YUYA・LaPoKaTi・Hajime・Wero)

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ブロック4は、日本のファンにとって再注目区かもしれません。何と1人しか勝ちあがれないブロックの中に、日本の元プロ選手が2人います(YUYAHajime)。しかもそれぞれ初戦の相手は世界に名を知られた名選手と来ています。3戦目の決勝も含めて、全く予想ができない激戦が待ち受けるのはもはや確定事項でしょう。

▽選手紹介記事


ブロック5(Kodigo・Faust・Kazuto・JupiterKing)

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ブロック5の注目カードは、1回戦の日韓対決。”クラロワコロシアム”の申し子にして鉄壁のクロス使いかずと(Kazuto)と、2020年にAsiaを飛び級していきなりWestでプロデビューし旋風を巻き起こした韓国の若きエースJupiterKingがマッチアップします。これは見逃せません!

▽選手紹介記事


ブロック6(BobTheRock・Youssef・Ian・Qasim)

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ブロック6の注目選手は、オランダの元プロ選手BobTheRockと、マルチで大暴れ中の世界的ホグ使いIan77の2人です。不幸にも同郷のアメリカ勢対決となってしまった、Ian77 VS Qasimの1回戦にも注目していきたいです。

▽選手紹介記事


ブロック7(Vitor75・Taa・Coca rX・Osama)

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ブロック7には、マンスリー決勝4月大会を制し、日本人として初めて公式大会での優勝を飾ったたぁ(Taa)が登場します。初戦の相手は、昨年の世界一決定戦にpaiN Gamingで出場した経験を持つ元プロ選手Vitor75。強豪です。相手にとって不足なし!

▽選手紹介記事


ブロック8(Framsito・Boss・Hugo・Jorge Luis)

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ブロック8の注目カードは、昨年のクラロワリーグ・イーストでも活躍を見せたアメリカのBossと、心境著しいアルゼンチンの剛腕Framsitoの対決です。実績のBossと、時価のFram。軍配はどちらに上がるのでしょうか?

▽選手紹介記事



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