クラロワ | 2018年9月5日は、ゴブジャイアントが登場した日。へいよー!
おつかれさまです、kabutomです。
「クラッシュ・ロワイヤル」(クラロワ)の歴史をカジュアルにふりかえるシリーズ企画「 #クラロワ今日は何の日 」。今回は、9月5日です。
【2018年9月5日】はクラロワにゴブジャイアントが登場した日。へいよー!
2018年9月5日は、クラロワの新カード「ゴブジャイアント」が登場した日です。
8月29日の公式Twitterに謎の画像が投稿され、その翌日8月30日にPVが解禁。そして、9月5日のアップデート実施と同時に正式リリースされました。
ゴブジャイアント(Goblin Giant)とは?
ゴブジャイアント(Goblin Giant)は、6コストのスーパーレア・ユニットです。英語名を直訳すると”ゴブリンジャイアント”なのですが、日本語正式名は”ゴブジャイアント”。短縮したのは親しみやすくするためかな?
役割としてはいわゆるタンクで、攻撃目標が建物だけの主軸カードになります。後ろに攻撃役のユニットを配置して攻撃するのが基本形です。
ゴブジャイの特徴は、背中に2体の槍ゴブリンを背負っていることです。ゴブジャイの行く手を阻む相手ユニットや建物を、地上だろうが空中だろうがチクチク2人で攻撃してくれます。彼ら、こう見えて万能なんですねー。
もう1つの特徴は、ゴブジャイ本体がやられたあと、背中の槍ゴブが地上に降りてもうひと働きしてくれることです。たとえば、ゴブジャイがタワーを殴っているときにディガーを飛ばしておけば、”ディガー+槍ゴブ”の形で攻撃を続行できるというわけです。
少々トリッキーなタンク系。それがゴブジャイ3人組なのです。
カードの歴史
このカードの歴史を、バランス調整を中心に振り返ってみましょう。(クラロワ攻略メモ Wiki)
2018/09/05 リリース
2018/10/01 上方修正(HP:+6%)
2019/01/07 上方修正(HP:+3%。槍ゴブの射程:5→5.5)
2019/07/01 仕様更新(実質下方修正。射程:1.25→1.2)
2020/12/09 上方修正(攻撃速度:1.7秒→1.5秒)
2023/02/07 上方修正(背中の槍ゴブの攻撃速度:1.7秒→1.5秒)
2023/04/04 上方修正(降りた後の槍ゴブの射程:5→5.5)
2023/08/08 上方修正(HP:+6%)
ゴブジャイの歴史を振り返ってみると、仕様更新に伴う実質下方修正こそ一度ありはしましたが、基本的に上方修正しかなかったことがわかります。一般的には、カードが強すぎたり人気がありすぎたときに下方修正が行われます。裏を返せば、これまでゴブジャイが環境を牛耳ったことはないということになりますね…
しかし、2023年9月現在のカードランキングを見てみると、実はゴブジャイが今グラチャレや伝説の道での使用率・勝率でトップ争いをしていることがわかります。あのゴブジャイが!
これは、8月のゴブジャイの強化や、環境カードである進化ナイト、進化ババとの好相性など複数の要因がかみ合っての結果なのだと思います。もしこの状況が続いていけば、遂に”ゴブジャイの時代”が到来した、と言い切れる日が来るかもしれません。
よく使われているデッキ
現在このカードはどんなデッキで使われているのでしょう?(RoyaleAPI)
使用率トップはゴブジャイ・スパーキーデッキでした。と言うより、ランキングの9割がゴブジャイ・スパーキーで占められていました。ここまで極端なコンビも珍しいですよね!
1位は今流行りの限界突破ナイト入りの型、2位は伝統的なエリババ入りの型でした。ナイトを進化できたか、進化できていないかによって使い分けられていそうな気がしますね。
使用率5位には非スパーキーのゴブジャイPPデッキがランクインしました。(PPは、プリンスとダクプリのPPです)。6位は、これまた人気の限界突破バーバリアンが入った型のゴブジャイ・スパーキーでした。
すこし脱線しますが、限界突破ナイトも限界突破バーバリアンも、8月24日に緊急下方修正されたばかりですが、依然として人気が高いままです。再度の緊急調整も有ったりするのでしょうか? そして、それはゴブジャイにどう影響を与えるでしょうか?
◇
今回はここまで。
それではまた次の「 #クラロワ今日は何の日 」でお会いしましょう!■
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
+ 2018年9月のアップデート!
ゴブジャイアントがリリースされた2018年9月のアップデートでは、他にも様々な新要素がありました。
新機能「トレード」と「トレードチケット」
カードレベル表記の変更
クラン対戦の報酬を増量
その他機能向上
特にトレードは待望の機能でした。いやーなつかしい!
+ ゴブジャイの作り方(メイキング)
2018年9月9日には、Supercell社で3Dキャラクターデザイナーを務めるBriceがゴブジャイのメイキングを語る動画も公開されました。
動画内で語られた作業工程は、こんな感じ。
Concept Art(コンセプトアート)
Sculpting(スカルプティング)
Color Key(カラーキー)
Retopology(リトポロジー)
Texturing(テクスチャリング)
Shading(シェーディング)
ゴブジャイに興味のある方だけでなく、CGに興味のある方にもおすすめしたい動画です!(2分55秒)
+ ゴブジャイと言えば、あの選手!
日本のクラロワ界隈でゴブジャイと言えば、あの選手について語らない訳にはいきませんよね。そうです、かつてFAV gamingでプロリーグ(CRL)に参戦し、いまはFENNELでストリーマーとして活躍中のけんつめし選手です。
ゴブジャイが新カードとして登場した時、だれからともなく言われ出したのが「ゴブジャイってけんつに似てない?」。これを受けたけんつめし選手は否定するどころか、むしろ自ら積極的にネタにしていくスタイルで、早々に「ゴブジャイ=けんつめし」というキャラ付けを確立してしまいました。
見てください、上の動画のサムネ!(これ笑わないクラロワ民います?)
彼はこれを一過性のネタに終わらせず、その後も度々ゴブジャイの動画を出していくことになります。
けんつめし選手が何よりすごかったのは、のちにこのゴブジャイのデッキを使ってプロリーグ(CRL)の大事な場面でのKOH3人抜きを達成したことです。この快挙をもって、彼のゴブジャイキャラは単なるネタを超えた、伝説に近い次元にまで到達したのでした。
彼ほどサービス精神とプロ意識を兼ね備えたトッププレイヤーが誕生したことは、日本クラロワ界にとっての幸運という以外ありません。
へいよー!
+ 関連:当時の紹介動画・記事
▽きおきお(金髪!)
▽ドズル
▽ファミ通App
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
+「#クラロワ今日は何の日」とは?
「 #クラロワ今日は何の日 」とは、「クラッシュ・ロワイヤル」(クラロワ)の歴史をカジュアルにふりかえっていく、筆者kabutomの年間企画です。2023年を通して、note・X(Twitter)・Instagramで展開しています。
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それでは、また次の記事でお会いしましょう!(kabutom)
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