クラロワリーグ | CRL World Finals 2020 | Tribe Gaming - チーム紹介(4/8)
韓英仏の選手を中国の監督が率いる米国のチーム、それがTribe。
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2020年12月5日、6日に『クラロワリーグ世界一決定戦 2020』が開催される。これはクラロワリーグの頂点を決めるための公式大会で、2018年・2019年につづいて今年が3度目となる。過去最大規模となる2020年大会に参加するのは、CRL EastとCRL Westから上位4チームずつ、計8つのチーム。
大会直前特集として、この出場8チームを順番に分析していきたい。
関連note:
クラロワリーグ | CRL World Finals 2020 | チーム紹介
Team Queso - チーム紹介(8/8)
https://note.com/kabutom/n/n87ece23fa714
Nova Esports - チーム紹介(7/8)
https://note.com/kabutom/n/n1f935fcb78b2
SK Gaming - チーム紹介(6/8)
https://note.com/kabutom/n/nba423a1c7c81
PONOS - チーム紹介(5/8)
https://note.com/kabutom/n/n0b71ce361a31
Tribe Gaming - チーム紹介(4/8)
https://note.com/kabutom/n/n545eb258aa1f
W.EDGM - チーム紹介(3/8)
https://note.com/kabutom/n/n8e3a7ed82ba8
paiN Gaming - チーム紹介(2/8)
https://note.com/kabutom/n/n76c699dbd8e9
FAV gaming - チーム紹介(1/8)
https://note.com/kabutom/n/n03df31080fd5
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1. チーム戦績
Tribe Gaming(アメリカ)は、CRL East 3位で世界大会への切符を掴んだ。CRL発足時から参戦しているが、今回が念願の初世界大会である。
今季(レギュラーシーズン+プレイオフ)のチーム成績がこちら。
昨季(CRL West 2020 Spring)のベスト4につづき、今季も安定した強さを発揮した。昨季リーグNo.1のストロングポイントだった2v2はやや鳴りを潜めたが、KOHと1v1でゆうゆう挽回して見せた。
今季(レギュラーシーズン+プレイオフ)の全試合結果。
Tribeはレギュラーシーズンを2位(7W2L)で通過し、その時点で世界大会出場権を確定させた。プレイオフ準決勝でQuesoに敗れて3位決定戦に回りこそしたものの、全体的に危なげのないシーズンだった。
◆ ◆
2. 個人成績
今季(レギュラーシーズン+プレイオフ)の個人成績。
チームの役割分担は明確。Boeufmac & Azilysの英仏コンビが2v2を担当し、TNTがKOHの切り込み隊長を務め、JupiterKingが1v1に待ち構える。
JupiterKingは、昨季(CRL West 2020 Spring)にアジアを経由せずいきなりWestでプロデビューし、彗星の如き活躍でその名を上げた韓国の16歳。West最強選手Top3には確実に名を連ねてくる1v1の鬼である。
後輩に出番を譲る格好になったTNTもさび付いてはいない。公式世界大会を経験しているのは4人のうち彼だけ。昨年OGN ENTUSを世界大会へと導いたGame:12連勝のときの”手を付けられなさ”はファンの脳裏に刻まれている。
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3. 予想オーダーと総合評価
公式戦直近5試合の選手オーダーがこちら。
役割分担も登場順もカチッと決まっており、予想も立てやすい。
・・・はずなのだが、プレイオフ3位決定戦でのオーダーが気になって仕方がない。この試合でTribeは今年初めてとなる2v2ペア、TNT & JupiterKingを投入した。A&Bペアの練習相手であるのは周知だったが、世界大会に向けたブラフとしても賞金のかかった3位決定戦でやるだろうか? それとも、調子次第でT&Jペアの世界大会起用もありえるのだろうか?
きっと今頃、初戦で対戦するチームの監督やアナリストも、(果たしてどっちで来るんだ?)と頭を悩ませていたりするかもしれない。
◎予想オーダー
Tribe Gaming
2v2:Azilys & Boeufmac(TNT & JupiterKing)
KOH:TNT・Boeufmac(Azilys)・JupiterKing
1v1:TNT・JupiterKing・Boeufmac
◎総合評価
Tribe Gaming
★★★★☆ Total
★★★★☆ 2v2
★★★★★ KOH
★★★★☆ 1v1
★★★☆☆ 選手層
今年のTribeはアメリカのチームではあるけれど、韓国・イギリス・フランスの選手が集まり、中国の監督が率いるインターナショナルな部族。彼らの成功はきっと、クラロワというゲームそのものの成功でもある。 ■
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- Decks: JupiterKing
JupiterKing(ジュピターキング) :韓国・16歳
▽公式戦直近5ゲーム(1v1・KOH、by RoyaleAPI)
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- Decks: TNT
TNT(ティーエヌティー) :韓国・18歳
▽公式戦直近5ゲーム(1v1・KOH、by RoyaleAPI)
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- Decks: Boeufmac
Boeufmac(ボーフマク) :イギリス・18歳
▽公式戦直近5ゲーム(1v1・KOH、by RoyaleAPI)
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- Decks: Azilys
Azilys(アジリス) :フランス・21歳
▽公式戦直近5ゲーム(1v1・KOH、by RoyaleAPI)
※今季1v1・KOHでの出場なし
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+ リーグ情報/League Information
クラロワリーグ世界一決定戦(The 2020 Clash Royale League World Finals)
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クラロワリーグ イースト(Clash Royale League East, CRL East)
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