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【CRL Asia/クラロワリーグアジア】re. 2018-S2-Week2. SEA勢大胆な血の入れ替え。Season2選手動向

kabutom/クラロワ

　おつかれさまです、kabutomです。
　4/25のクラロワリーグアジア(CRL Asia)2019シーズン開幕日が待ち切れない貴方のための「CRL Asia 2018シーズン一挙ふりかえり」連載第１２回。今日は、CRL Asia 2018-Season2-Week1 をざっくりふりかえっていきましょう。

1. Weekly Report

　クラロワリーグ アジア(CRL Asia) Season2 Week2は、先週Week1に続いて、Regional Division(同地区対決)期間。東南アジア(SEA)、韓国(KOR)、日本(JPN)の3地区で計9試合が行われる。

　Week2(2018/8/31～9/2)の試合結果はこの通り。Day1、今季初登場のCTは”1日に3マッチをこなした初のCRL Asiaチーム”となった。ハードな1日、お疲れ様でした。

　Week2時点の順位表。今回からSetごとの勝率(S1%, S2%, S3%)を併記してみた。各チームの性格や課題がこれで少しわかりやすくなるはず。
　Regional Division 1回戦目(Week1,2)を終えて、KOR-DivのSBが同地区相手に開幕3連勝という絶好のスタートを切った。開幕3連敗だったS1とは雲泥の差である。JPN-Divは今季もS1同様混戦の幕開け。SEA-Divもまだ差がない。

　今節から個人成績も見ていく。Week2までの個人成績(Total)。ゲーム勝率(G+%)順のTop20。まだ個人順位を語るほど試合数が消化されていないけれど、S2デビューの新戦力の名前が早くも散見されるところが新鮮だ。

（※1　今季は公式サイトがどの指標を採用しようが一貫してこの指標：ゲーム勝率(G+%)で個人成績を見ていくものとする。クラロワの各種海外サイトでもこの指標が採用されている点と、好結果を出している選手を試合数に左右されずに見つけやすい点を重視して）
（※2　KOHのセット勝敗(S+,S-)は、実際に試合に出た選手だけをカウントするものとする。例えば、”3人目にエントリーされたが出番がなかった選手”にはセット勝敗をつけない。また、”2勝1敗だったが後続選手が敗れたためチームも敗れた選手”にはセット負けがつくことになる）


2. Topic: SEA-Div勢大胆な血の入れ替え。Season2選手動向

　まず見て頂いたのは、CRL Asia Season1の最終順位表である。アジアの下位、10位11位12位を悔しくもSEA-Divが独占してしまった。これに危機感を覚えたSEA-DIv各チームはSeason2開幕に当たってロスターに大きく手を加えチーム強化を行なった。今回のTopicでアジア全12チームの動向を一気に紹介するが、こうして俯瞰することで一層SEA勢の本気の補強ぶりがご理解いただけると思う。

2-1. DetonatioN Gaming (DNG) 　

DNG　CRL Asia JPN-Div  Wiki
Lewis(監督兼任)／koo／ピラメキ／天ぷら(6/15+)
OUT: まつもとん

DNGの基本布陣は「2v2のLewis-koo、1v1のピラメキ・天ぷら」。Season2を前に日本選手最年長のまつもとんが脱退したが、プロゲーマーと社会人の両立は至難であったし無理もないなと思う。お疲れさまでした。1人増えたが1人減って、監督兼選手Lewisにかかる負担はやはり大きい。

2-2. FAV gaming (FAV)

FAV  CRL Asia JPN-Div  Wiki
けんつめし※／RAD※／焼き鳥／Oz／だに(5/14+)　※:特別選手

FAVには、Season1 ベスト2v2ペア「RAD & 焼き鳥」が所属している。基本布陣は「2v2のRAD & 焼き鳥、1v1のけんつめし・Oz・だに」。チームの課題は1v1。「アジア競技大会2018」クラロワ部門日本代表の座を掴むなどリーグ外ながら存在感を示したけんつめし、S1では結果の出なかったOz・だにらの奮起が期待される。

2-3. GameWith (GW)

GW  CRL Asia JPN-Div  Wiki
アマテラス／ユイヒイロ／shun／KK19212／ZEROS(5/22+)

GWはSeason1 JPN-Div 1位チームであり、アジア全体2位の好成績を挙げた。GWのS1での基本布陣は「2v2はアマテラス-ユイヒイロ組、shun-KK組の2セット。1v1は全員をローテーション」だったが、S2ではその勝ちパターンにチーム最年長のZEROSをどう組み込んでいくのかが課題。そのZEROSだが、S2開幕を前になんと職を辞しプロゲーマーに専念することを表明。S1でセット未勝利と結果が出ない中でこの決断を下した彼の勇気が注目される。

2-4. PONOS Sports (PNS)

PNS  CRL Asia JPN-Div  Wiki
みかん坊や(監督兼任)※／フチ※／天GOD／ライキジョーンズ　※:特別選手
IN: Rolaporon

PNSは、Season1の優勝チーム。S1 最多勝利プレーヤーのみかん坊や、S1 Finals MVPのフチが在籍している。S2開幕に際してPNSは、日本チームで唯一新戦力を補強。ローラ改めロラポロンを獲得した。”ゲーマー社員”としてプロ専業の4人と異なり、チーム内で唯一現役高校生としてのCRL参戦になる。「2v2はみかん坊や-天GOD、1v1はライキ・フチ」が基本布陣になると思われるが、そこにロラポロンをどう組み込んでいくのだろうか。

2-5. KING-ZONE DragonX (KZD)

KZD  CRL Asia KOR-Div  Wiki
Ho／July／X-bow master／Big Daddy

KZDは、Season1 KOR-Div 1位でアジア全体3位の強豪。S1 ベスト1v1プレーヤーのX-bow masterを擁する。S2に際し、KZDは開幕時のロスター4人のまま動かず。基本布陣は「1v1のX-bow master、2v2のHo」が中心になるのだろう。

2-6. OGN ENTUS (OGN)

OGN  CRL Asia KOR-Div  Wiki
HAUL(監督兼任)／QMills／Shaden Smuki(Astroから改名)※　  ※:特別選手
OUT: Quesara
IN: One Crown／TNT

OGNはSeason2に際し、16歳と15歳の若き2人を補強。前評判高き実力者TNTは、満16歳の誕生日を迎える9/25まで公式戦に登録ができない。S1では1v1、2v2共にQMillsが中心的役割を果たしたが、S2での選手起用はどう変わるのだろうか。

2-7. OP Gaming (OPG) 旧名:OP.GG Skeleton

OPG  CRL Asia KOR-Div  Wiki
Chasyu／EuiChan／Jin TV／Seong Won／DDaBOngTV

OP.GG Skeletonは、Season2ではOP Gamingへチーム名を変更。ロゴも変わった。選手は開幕の5人のまま変更なし。基本布陣は「1v1のJin TV、2v2のEuiChan」が中心になるだろう。

2-8. SANDBOX (SB)

SB  CRL Asia KOR-Div  Wiki
Edo／Beaver／Khani／Sinchu
IN: Thunder／Sado

Season1 KOR-Div 2位SBは2人の新戦力を補強。韓国オールスター軍団がさらに選手層を厚くした。S1も流動的な選手起用をしたSBだったが、新たに2人加わったことでS2の選手起用はさらに読めなくなった。

2-9. ahq eSports club (ahq)

ahq  CRL Asia SEA-Div, TW/台湾  Wiki
JerrySung(監督兼任)／Xiake／YaoYao
OUT: Kangxi／MorrisLin(シーズン終盤にJerrySungに変わり再登録)
IN: MasterHong／SB

Season1 SEA-Div 1位ahqは、2名OUT・2名INと大きく選手入れ替え。MasterHongはアジア最年長36歳のルーキー、SBはCRL NA combine(北米プロ選考会)で優勝したオーストラリアの新鋭だ。

2-10. Bren Esports (BE)

BE  CRL Asia SEA-Div, PH/フィリピン  Wiki
no aim cy／Jaii／Manny Knoxville／Chief Glen(5月+)(監督兼任)
OUT: Detective Hecka
IN: Manong Jhipee／Trainer Ken

BEも1名OUT・2名INと大きく選手入れ替え。日本での知名度も高いDetective Heckaの脱退はさびしい。Chief GlenはSeason2から監督も兼ねる。

2-11. Chaos Theory (CT)

CT  CRL Asia SEA-Div, SG/シンガポール  Wiki
JayTV(監督兼任)／Ray Bagus
OUT: yugi art／Trainer Dexterz
IN: BenZer Ridel／Carrollus

Season1不振のCTも2名OUT・2名IN。注目は「アジア競技大会2018」クラロワ部門で金メダルを獲得したばかりのインドネシアの星BenZer Ridel。JayTVはS2から監督も兼ねる。

2-12. KIX

KIX  CRL Asia SEA-Div, MO/マカオ  Wiki
Dylan／THE ROCK／LAMPO(6月+)
OUT: TongZi／Rene／Jahouiz／Taoki
IN: Ma Tin／Dios Stitch

多国籍チームKIXは開幕時ロスターと比較して、4人OUT・3人INと大ナタを振るった。いちはやく6月に加入し1v1で活躍したLAMPO、カナダ育ちの香港人Ma Tin、南米ホンジュラスから参戦のDios Stitchらに期待が集まる。Season2ではキャプテンDylanのリーダーシップがより大事になってくる。■


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+. Score cards

Day1 Match1
・Set1、CTのBenzer Ridelデビュー戦

Day1 Match2
・Set2、Manong Jhipee(BE)とCarrollus(CT)。Set3、Trainer Ken(BE)。両チームの新戦力が相次いでデビュー

Day1 Match3
・Set1、KIXのDios Stitchデビュー戦。2v2の新人コンビ「Dios Stitch - Ma tin」の初試合

Day2 Match1
・Set2、SBのSadoデビュー戦

Day2 Match2
・KZD、X-bow master選手の起用方法に異変アリ。シーズン1で1on1に全選手中最多出場するも、シーズン2開幕3試合では1on1出場ゼロ

Day2 Match3
・今週のベストマッチ。KING OF THE HILL(KOH)方式のSet3、DDaBOngTVの3連勝をHAULが阻止し、そのHAULの3連勝をJinTVが阻止した。こういう熱いKOHをもっともっと見たい！

Day3 Match1
・ライキジョーンズ(PNS)はヘッドセットお構いなしに大声でしゃべりながらプレイする。これは、1つの大きな武器である

Day3 Match2
・Day3、DNG2連敗。今日は彼らの日ではなかった

Day3 Match3
・PNS「ライキ＆天GOD」の初コンビで2連勝。着々とオプションを増やす


+. Media reports

+. Youtube Archives

Day1 (※EN)

Day2 (※EN)

Day3

+. League Information

「クラロワリーグ アジア」Clash Royale League Asia, CRL Asia
Official HP(JP/EN/CN/KR)
https://crl-asia.com/jp/
Youtube CH(JP)
https://www.youtube.com/channel/UCtECyE5fuzAqMi1zNLnttIg/featured
Youtube CH(EN)
https://www.youtube.com/channel/UC93yASowKvnrUpvWsCe4F7A/featured
Youtube CH(CN)
https://www.youtube.com/channel/UCpmxCb5IK9HrN91zqGIt20w/featured
Youtube CH(KR)
https://www.youtube.com/channel/UCHckjM64zrnMdB-D8cvuPew/featured


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