6人を子育て中のシングルマザーが年商5000万の起業家に!人生が好転する潜在意識の使い方を聞いてみた!──起業コンサルタント 松下恵
「売上が頭打ちになってしまった」「月商100万円がなかなか超えられない」というとき、実は無意識にある不安や恐れが邪魔をして、意図せず行動にブレーキをかけてしまっていることがあります。
マインドブロックとも呼ばれる心のわだかまりをほぐしただけで、嘘のようにスルスルと成果が出ることも少なくありません。
今日は、そのような潜在意識からのアプローチでクライアントを成果に導いている、コンサルタント・松下恵さんに、実際に寄せられた3つの相談に回答してもらいました。
特に
という方、ぜひ最後までお読みください。
取材・執筆:今村ゆり(広報)
講師情報
6人の子どもを育てる、シングルマザー。もともとは1本48円のネクタイの内職で月7万稼ぐのがやっとの専業主婦。2020年、自身の経験を価値に変え、メンタルコーチとして独立。2年で年商5000万円を達成。2022年、独立経験を基に、「経験を価値に変え商品をつくる」ことを得意とする起業コンサルティングとして活動をはじめる。「起業未経験」「商品無し」でも売上をつくるメソッドを開発し、講座販売で月1300万を売り上げる。6人の子育てをしながら生活に苦労した経験から、起業副業したいママの応援をしてい
る。
Q 「稼げる」を約束できない商品は売れないの?
わたし自身が「潜在意識」や「マインド」を変えて月商30万円の売上をつくることができました。
その経験でマインドコーチングの事業をゼロイチではじめたいと思っています。
ただ、まだ「マインドを変えればこれだけの売上を得られますよ」とまで約束することができません。
「明るくなれた」とか「大嫌いな自分を好きになれた」であれば約束できるのですが、
以前別の起業セミナーを受けたときに、高額商品を売るには「収入を約束できた方がいい」と聞いてたので、ずっと引っかかってしまっています。
A まずは「できること」を約束にしてください
確かに「稼げる」と言った方が集客できます。
ただ、それだけの力量がなければお客さまをその世界に連れていってあげることができないので、今は「収入」を約束に掲げなくていいです。
ご自身が月商100万~200万と売上を上げていくと、自然と「起業を教えてください」という声が集まって起業コンサルへ移るタイミングが来ます。
収入を掲げた打ち出しに変えるのは、そのタイミングでいいと思いますよ。
まずは「できること」を約束にしてください。
お金を増やすステップでもすごく大事なことですが、売上を追っているときって自分のことしか考えていない状態なんですね。
お金が入って来るようにするにはどうしたらいいかというと、「自分のまわりにクライアントがいっぱい集まっている」という視野をもつこと。
ひとり視点から視野が広がり「自分と人が関わっている」ことを認識できたときにお金がもっと入ってくるステップに進めます。
ひとり視点のままでは絶対にお金は増えません。
「自分が勝つための視点」から「相手を勝たせるための視点」にならないとだめ。
自分のところに集まってくれた人がどれだけいい未来に行けるかに注力することで、必然的にお金もついてきて、単価もあがり、収入が増えるようになります。
Q クライアントに正規の料金を請求できません
個人事業主でデザイナーを10年やっています。今は3名のアルバイトさんに手伝っていただいている状況です。
お客さまのご要望に応えていると、当初の見積もりよりも費用がかさむことがあるのですが、それを言い出せず「こんなはずじゃなかった・・・」ということを繰り返してしまっています。
実際に、赤字になってしまうこともあります。
それで、仕事を受注することが怖くなり、大きな仕事が来ても受けられないことがあります。
マインドの問題かなと・・・。
A 目に見えない「不安」を見てしまっているだけ!
まずは、時間の設定をあらかじめしておいて「これくらいの時間に収まるものにする」と決めてしまうこと。
そして、お客さまの要望によって予想よりも時間と費用がかかるとなれば「ここまでは基本料金でやりますが、そこまでのご要望をいただくのであればこれくらいになります」と提案しましょう、あやふやになっているのが赤字の原因です。
ただ「わかってはいても言えない」んですもんね。
おそらく、まだベクトルが自分だけに向いているんだと思います。
経営者意識が入ってくると「ちゃんと金額を提示しなくては」になるはずなんです。
なぜなら守らなくちゃいけないアルバイトがいるからですね。
アルバイトに人件費を払えなければアルバイトたちが生活していけなくなりますよね。
「自分だけの生活じゃない」「この子たちの生活を守らなくては」という意識に変わると、お金をいただくことへの意識も変わってくると思います。
今は、「自分が時間を切り詰めてやればいい」という思考で、自分を安売りしている状況なので、仕事に対して自信をもって。
どうしても見積額を超えてしまうなら、はじめから1.5倍くらいの金額を提示しておくのもありですよ。
予定どおりに早く終われば、あとから料金を安くすればいいだけ。安くなればお客さまも喜ぶと思います。
収入をあげたいのに不安が理由で大きな仕事を断るのはもったいないです。
「見えない」から来る怖さもあると思うので、実際に時間を目に見えるかたちにしながら、ひとつずつ計算してみるといいですよ。
「この仕事はこの日に何時間・・・」と手書きでもいいのでカレンダーに書き込んでみるんです。。
それで新しい仕事を入れられる余白があるかを判断をしてみましょう。
今は目に見えない「不安」を見てしまっているので、実際に可能かどうかを目で見て確認してみて。
それだけ大きな仕事がくるのは実績をあげているからです、その信頼をありがたく受け取ったらいいと思います。
Q 安すぎるのは分かってる、でも値上げをしようと思うとゾワゾワ・・・
法人向けの人事コンサルをしています。
値決めにあたってマインドブロックがある気がするので相談したいです。
最近、上場企業さんがメインのクライアントになってきたのですが、半数以上の確率で「この内容でこの価格安すぎますよ」と担当者から言われる。
仮に10人規模で1DAYのワークショップを引き受けるなら、20~25万円ほどをいただいています。
その準備には20時間くらいかかります。
前職がコンサルだった名残りで時間単価×見込み時間でお見積りを出している状況です。
あまりに「安すぎる」と言われるので、金額を上げようと思うが、なんだかゾワゾワしてしまって・・・。
A 値決めは時給換算ではなく価値換算に!
わたしも同じように法人コンサルの資格がありますが、わたしが同じような内容でコンサルに入るなら、諸経費を入れて10倍以上は請求します。
金額を上げるときにゾワゾワとしてしまうのは、ただ慣れていないだけだから、大丈夫。
クライアントから言われるように、安すぎる可能性があるので、同業者がどれくらいの金額でやっているか調べてみるといいですよ。
そして、値決めは時給換算ではなく価値換算にしましょう。
今の倍以上の金額を請求したとしても、それで部署内のコミュニケーションが円滑に進むのであればお安いくらいの価値だと思います。
まずは「1時間あたり」ではなく「1人あたり」の価格を、価値から決めて見てください。
今日のポイント
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どんな相談も優しく受け止め回答してくれますので、よかったらのぞいてみてください(☞松下恵さんインスタ)!
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