見出し画像

【海外記事翻訳】マライアのクリスマスソングはいったいいくら稼いでいるのか。

日本でもおなじみのクリスマスソング。先日はビルボード100のトップに立ったことが日本でも話題になりました。そんなロマンチックな曲に関する生々しいお話です。CNNの記事を翻訳してみます。


This is how much money Mariah Carey's "All I Want For Christmas Is You" is raking in

「マライア・キャリー "All I Want For Christmas Is You" がどれだけ稼いでいるかを教えよう。」

https://edition.cnn.com/2019/12/17/media/mariah-carey-christmas-money-trnd/index.html



毎年この季節になると、マライアの"All I Want For Christmas Is You"を聴かない日はない。買い物に行った店の中で。あるいはウーバーの車内で。あるいはスマホで聴くクリスマスのプレイリストで。


1994年のリリース以来、この曲は "Jingle Bell Rock" や "Holly Jolly Christmas." と並ぶクリスマスの定番ソングとしての地位を築いた。そして、マライアに莫大な収入をもたらしている。


Spotifyではクリスマスソングとして歴代最多の6億回を超えるストリーミング回数。そしてYouTubeでも2009年にミュージックビデオがアップロードされてから、こちらも6億回を超える再生回数となっている。

さらには発売から25年が経った今年、なんとビルボードHot100チャートのトップに立ったのである。Broadband Dealsの調査によると、この曲がSpotifyのプレイリストに加わってから既に200万ドル(約2.1億円)を超えるロイヤリティ収入を稼ぎ出しており、今後もその額は加速度的に増えていくとみられている。仮に今年のクリスマスシーズンも昨年と同等の盛り上がりを見せるとすれば、2019年の11月からクリスマスまでの期間に60万ドル(約6500万円)を得ることになる。ちなみにSpotifyはこの件に関してコメント回答をしていない。


また2016年のThe Economist調べによると、この曲によるロイヤリティ収入は6千万ドル(約65億円)に上るとも見られている。


Spotifyのクリスマスソングでマライアに続くのは、
ワム!“Last Christmas”、
アリアナ・グランデ"Santa Tell Me"、
マイケル・ブーブレ"It's Beginning To Look A Lot Like Christmas"、
ジャスティン・ビーバー"Mistletoe" 
となっている。


Spotifyにおいてこれまでに稼ぎ出した額はそれぞれ、"Last Christmas"は150万ドル、アリアナの曲は110万ドル、マイケル・ブーブレは100万ドル、ジャスティン・ビーバーは95万ドルとなる。


マライアの曲が辿ってきた軌跡は過去に例がない。米Amazonは、彼女の曲がこれほどまでヒットした理由を追った"Mariah Carey is Christmas!"というドキュメンタリーフィルムを今月末に公開する予定だ。

 ---------------------------------

翻訳ここまで


マライアほどのセレブの話になると、65億だなんだと言われても正直「まあそんなもんかな」という気もしてしまいました。何といっても世界中で一番聴かれている曲ですからね。山下達郎もそうですが「定番ソング」をもつ歌手にとっては、一回買えばそれっきりのCD時代から、ストリーミングやYouTubeの時代に変わったというのは大きな恩恵でしょうね。いち音楽ファンとしても、良い曲が何年経っても聴きたいときに聴けるというのは、やはり良い時代だと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?