【📖効率的な四季報の使い方📖】
まずはじめに四季報は分析する為のツールではなく、あくまで新しい銘柄と出逢うきっかけに過ぎません。
四季報を読んだだけで満足するのではなく、その後の決算短信、決算資料、有価証券報告書、HP、アナリストレポートを読んだり、同業他社比較やIR取材などをすることのほうが遥かに大切です。
また、四季報の情報や業績予想だけを鵜呑みにせず、必ず自分自身で調べましょう。
特に今回の夏号で掲載されている独自2期予想は適当であることが多々あるので気を付けて下さい。
しかし上場企業3923社の中から、新しい銘柄を見つけるという点においては、四季報以上に優れたツールはありません。
是非四季報を読破しましょう✨
⭕四季報読み込みの例 (紙面ver.)
①4000社を一気読みして、気になった銘柄に付箋をつける。
1銘柄10〜20秒くらいの流し読み程度でOK。
40000〜80000秒(11〜22時間ほど)で終わるので、初見の方でも1日もあれば読み終わります。
※今まで何十回と読み込んでいる人は、知っている銘柄が半数以上あり、読むべき項目もわかっているのでもっと早く読み終えます。
だいたい100〜200銘柄ほどピックアップします✍
⭕選定のポイントは人それぞれだと思いますが、私が重視している一番のポイントは『今後業績が拡大していくかどうか』です。
あと現在の業績が好調でなくとも、気になった商品やサービスを展開している企業や身の回りの企業を調べるのもオススメです✨(とても勉強になります)
②ピックアップした100〜200銘柄をすべて、直近の決算短信やチャート等をザッと確認して、気になる銘柄があればさらに深掘り。
⭕ここがかなり時間がかかるので、ピックアップしておいた銘柄に優先順位(A〜Cランク)をつけておいて、優先順位の高いランクから調べるようにしましょう。
200銘柄の中から50銘柄ほどをガチ分析銘柄に。
ここから1銘柄あたりしっかりと時間をかけて、IR取材や同業他社比較などを行います。(※銘柄分析&IR取材まとめ例)
分析や調査が進むにつれて、四季報独自2期予想が違うなっと思うことが多々あります。
→実際直近でもボツになった銘柄が、本決算で来期予想(四季報予想より悪い)が出て株価暴落といったパターンがありました。
⭕最終的に残るのは4000銘柄の中から10銘柄ほど(どれだけ多くとも20銘柄ほど)になります。
以上が四季報を辞書代わりとして使う効率的な読み方となります。
※四季報オンライン版の読み込みの仕方やスクリーニングの仕方も需要があれば記事にします✍
【四季報夏号 注目テーマ一覧+α】
⭕ペロブスカイト太陽電池
⭕ギガキャスト
⭕自動運転
⭕EV(電気自動車)
⭕生成AI
⭕データセンター
⭕半導体製造装置
⭕HBM(広帯域メモリー)
⭕水素 アンモニア
⭕核融合発電
⭕洋上風力発電
⭕原発再稼働
⭕送配電網整備
⭕全固体電池
⭕ドローン
⭕空飛ぶクルマ
⭕インバウンド
⭕国土強靭化
⭕子育て支援
⭕宇宙開発
⭕メタバース
⭕ブロックチェーン
⭕IOWN(次世代ネットワーク)
⭕新紙幣
⭕PBR1倍割れ
⭕水処理
⭕肥満治療薬
⭕再生医療
⭕代替肉
⭕陸上養殖
⭕セルフレジ
⭕サイバーセキュリティ
⭕大阪万博
【33業種別 平均PERランキング】
⭕空運業 10.4倍
⭕石油・石炭製品 11.2倍
⭕倉庫・運輸関連業 11.4倍
⭕海運業 11.8倍
⭕建設業 13.5倍
⭕その他金融業 13.5倍
⭕鉱業 14倍
⭕銀行業 14.7倍
⭕鉄鋼 15.1倍
⭕卸売業 15.7倍
⭕金属製品 16.8倍
⭕陸運業 17倍
⭕輸送用機器 17.2倍
⭕パルプ・紙 17.4倍
⭕電気・ガス業 17.5倍
⭕証券業 17.5倍
⭕化学 18.4倍
⭕精密機器 18.5倍
⭕保険業 18.6倍
⭕不動産業 19倍
⭕機械 19.9倍
⭕水産・農林業 20.6倍
⭕その他製品 22.2倍
⭕食料品 24.3倍
⭕非鉄金属 24.4倍
⭕電気機器 24.7倍
⭕医薬品 28.3倍
⭕小売業 28.5倍
⭕サービス業 31.7倍
⭕ゴム製品 31.8倍
⭕繊維製品 32.1倍
⭕ガラス・土石製品 34.3倍
⭕情報・通信業 37.2倍
【33業種別 平均PBRランキング】
⭕銀行業 0.51倍
⭕パルプ・紙 0.59倍
⭕鉄鋼 0.6倍
⭕金属製品 0.72倍
⭕倉庫・運輸関連業 0.72倍
⭕海運業 0.79倍
⭕輸送用機器 0.83倍
⭕繊維製品 0.91倍
⭕ゴム製品 0.92倍
⭕石油・石炭製品 0.93倍
⭕陸運業 1.04倍
⭕非鉄金属 1.11倍
⭕鉱業 1.14倍
⭕化学 1.15倍
⭕その他製品 1.17倍
⭕証券業 1.19倍
⭕機械 1.25倍
⭕空運業 1.28倍
⭕卸売業 1.28倍
⭕建設業 1.37倍
⭕水産・農林業 1.43倍
⭕電気・ガス業 1.49倍
⭕電気機器 1.52倍
⭕食料品 1.63倍
⭕ガラス・土石製品 1.85倍
⭕不動産業 2.27倍
⭕保険業 2.52倍
⭕医薬品 2.73倍
⭕その他金融業 3.09倍
⭕サービス業 3.43倍
⭕小売業 3.82倍
⭕情報・通信業 4.05倍
⭕精密機器 4.16倍
いつもありがとうございます。