【テンバガー研究所@銘柄選定のポイント】
【銘柄選定のポイント🔍】
①バリュエーションが低く、今後水準訂正が期待できそうか。
②現在の会社予想(今期or来期)から上方修正を狙える見込みがあるか。
③数字では評価できない思惑や材料があり、今後それが業績に繋がる可能性があるか。
⭕基本的に選定している銘柄は短期(半年から1年以内)で1.5倍狙い。または長期(1年以上)で2倍以上狙い。
⭕テンバガーは狙ってもなかなか取れるわけで
はないですが、業績と指標(割安さ)に加えて思惑や材料が上手くハマったらチャンスはあります。
⭕もちろん業績、株価ともに思ったより伸びない場合もありますが、トータルで期待値を取れていればOK。
⭕ポストしている銘柄はその銘柄の企業分析&IR取材だけではなく、同業他社にも取材をして裏を取っています。
→ちなみに直近(1ヶ月以内)で分析or取材した件数は80件ほど。その中で良いと思った銘柄は10銘柄以下でした。
【株式投資で成功する人の特徴📖】
⭕忍耐力がある
⭕向上心に溢れ、研究熱心
⭕頭脳明晰
⭕情緒が安定している
⭕長期的な視野を持っている
⭕流行に敏感
⭕記憶力抜群
⭕連想ゲームが得意
⭕情報の取捨選択ができる
⭕常に目標を持って取り組んでいる
🔍IR取材&銘柄分析まとめ
【5262 日本ヒューム】
時価総額 267億円 株価 912円
PER 10.86倍 PBR 0.53倍
自己資本比率 66.3%
配当利回り 3.74%
優待込み利回り 5.5%
⭕インフラ関連
⭕国策 国土強靭化
⭕下水道老朽化
⭕増収増益&増配(25円→34円)
⭕ミックス係数10以下◎(5.75)
⭕株主優待あり
⭕高配当株(優待込 5.5%以上↑)
⭕割安成長株◎
⭕四季報銘柄◎
⭕財務良好◎
⭕IR取材◎
⭕直近の株価
→5月9日14時(ザラ場)の本決算の結果を受けて株価上昇するもまだまだ割安感あり。
⭕下水道向けヒューム管首位。下水道の老朽化が問題となっており、今後更に引き合いも増えると予想されている。
⭕ヒューム管とコンクリートパイルの両方で上位市場シェアを獲得しているのは日本ヒュームのみであり、技術力や品質力の高さを示している。
⭕地震対策や社会インフラ老朽化対策では、各種コンクリート製品の機能・強度向上に努めているほか、施工の面でも下水道管路・マンホール耐震化工法や管渠更生工法などを開発するなど、新たな工法の開発も進めている。
⭕M&A→北海道拠点に継ぎ手金具やコンクリート製品展開の鋼商を子会社化、材料調達安定化など図る。
⭕今期の業績予想 前期比 (会社)
売上高 337億円→370億円
・+9.7%↑
営業利益 13.8億円→17億円
・+23.0%↑
経常利益 23.9億円→26億円
・+8.7%↑
純利益 19.1億円→20億円
・+4.6%↑
⭕今期の予想も前期に続いて増収増益と好調。
⭕製品大型化への対応強化へプレキャスト製品のプラント稼働。
⭕浸水対策向け製品などの需要が拡大中。
⭕耐震化、管路メンテナンスを軸とする下⽔道⼯事については、提供エリアを拡⼤。
⭕社会的課題解決および⽣産性向上のための研究投資を強化→新工法、超⼤型プレキャスト製品、 e-CON等。
⭕低炭素型高機能コンクリートe-CON®を用いた生物共生型港湾構造物(ブロック)が国土交通省港湾工事において採用。
⭕高性能コンクリe-conの本格的な販売は認定取得後に開始。様々な自治体にも納入が期待されている。
→国内ヒューム管シェアNo.1を維持し、更にダントツ化へ。
⭕仮に新製品e-CONが全国の下⽔道管へ普及すればかなりのインパクトに。
⭕下水道管路の劣化・老朽化問題
→近年、腐食または経年により進行し、破損による道路陥没に よって人身事故や交通阻害等を引き起こす問題となっている。
⭕下水道は国土交通省がインフラの一環で整備し現在の普及率は約80%。老朽化した水道管などの耐震化や設備の更新が課題となっている。このため国土交通省が一体で管理や整備を進める。
⭕国策◎→全国の上下水道の強靱化や、民間委託などを含めた水道事業の広域化にも生かす方針。
⭕IR取材 担当者様◎
Q、新しく開発した高性能コンクリe-conの需要は増えていますか?
A 、現在公的認定を申請中です。本格的な販売は認定取得後に開始する予定です。
Q、東京都下水道サービスに新製品を納入するということだが、その他の自治体にも納入する予定はありますか?
A、同様に本格的な販売は認定取得後に開始いたします。
Q、水道管の老朽化が話題になっていますが、それにともない日本ヒユームさんの製品の引き合いは増えていますか?
A、管更生の需要は着実に増加しております。昨年、下水道管路メンテナンス事業部を新設し、管路メンテナンス事業に注力しているところです。
Q、現在PBR0.54倍と東証が推進する1倍を大きく下回っているが、なにか株価対策的なものは考えてないでしょうか?
A、PBR向上に向けた対策につきましては、まとまり次第適時に開示させていただきます。
→決算補足説明資料は機関投資家&アナリスト向け決算説明会が終わった5月15日以降の予定。(※IR電話より)
⭕PBR1倍を意識した株価向上に努める→今後もPBR1倍に向けた対策が見込める。
⭕PER10倍台、PBR0.5倍台、ミックス係数6程度と、かなりの割安で放置されているにも関わらず、増収増益&増配&下水道の老朽化というテーマ性もあり。
⭕極めて割安に放置されており、今回の決算をきっかけに水準訂正に期待ができる。
⭕今期も9円の増配(25円→34円)と株価を意識した対策ができている。
⭕ちなみに理論株価は1554円。上限株価は1886円。+74%〜+110%程度の上昇余地あり。
→あくまでただの理論株価なので必ずしもこの株価になるわけではない⚠
⭕下値は株価850円想定。配当金が34円なので、ちょうど利回り4%の位置となります。
⭕株主優待→600株で5000ポイント(5000円相当)付与。年2回。優待利回り約1.8%程度。
⭕現在の株価でも配当金と株主優待を合わせると、利回りは5.5%を超えています。
⭕2025年10月は設立100周年→それに伴って記念配当を出すと思われるので(私見)さらに利回りは上昇するでしょう◎
⭕増収増益&財務良好で利回り4%以上↑長期的に見てもインカムゲイン銘柄としてもおすすめ。
⭕またキャピタルゲイン狙いとしても、今後の新商品の売れ行き次第では上方修正もあり、株価上昇が狙えます。
⭕短期間で2倍以上を狙う銘柄ではありませんが、下値が堅い&現在の株価から+数十%なら十分可能でしょう。
⭕個人的にはここから1.5倍のPBR0.8倍付近までの水準訂正に期待したい。
〜四季報ガチ勢独自予想〜
⭕短期(1年以内)の目安
下値 850円 上値 1350円
いつもありがとうございます。