【適正PER早見表📖】

⭕成長率マイナス 適正PER 10倍以下

⭕成長率0% 適正PER 12〜15倍

⭕成長率10% 適正PER 20倍

⭕成長率20% 適正PER 25倍

⭕成長率30% 適正PER 30倍

⭕成長率 50%以上 適正PER 50倍以上

※あくまでトップライン(売上高)の成長率とPERだけの簡易的な判断基準です。ここに様々な要素が加わるので、適正PERは大きく変動します。

⭕そしてその成長性が一過性ではなく、継続して安定してるかが重要。

⭕一般的にPERが高い銘柄は下落のリスクも高くなります。(少しでも成長が鈍化すれば適正PERまで一気に売られる為)


【銘柄分析の心得📖】

⭕業績(数字)だけでは表せられない企業価値を探る。

⭕サプライズが起こる可能性のある銘柄を発掘する。

⭕その企業のファンダメンタルズ以外の外部的要因も調査する。

⭕市場規模やシェア率も同業他社を使って分析。

⭕現在と過去の決算書を比較する。

⭕現状の指標だけではなく、設備投資や人材育成によって成長性があるか判断する。

⭕自分なりに業績予想を出し、さらにその根拠を示す。



〜📖四季報📖〜銘柄分析vol.⑤〜


【6391 加地テック】

時価総額 93億円 株価 5420円
PER 16.01倍 PBR 1.32倍
ROE 8.0% ROA 4.9%
配当利回り 0.73%
自己資本比率 61.9%

⭕国策 水素関連銘柄本命
⭕三井E&S 筆頭株主 (49.15%)
⭕四季報銘柄
⭕テンバガー候補銘柄
⭕割安成長株 (増収増益◎)
⭕財務良好◎
⭕IR電話◎

⭕石化などプラント向け特殊ガス圧縮機製造。燃料電池車用水素設備も。三井E&S連結子会社。

⭕独自技術を活用した小型固定式水素圧縮装置は業界トップ。特殊高圧コンプレッサー、グラスファイバー用撚糸機はトップシェア。

⭕水素ステーション向け圧縮機で国内シェア5割を占める。国内トップの納入実績。

⭕水素ステーションの引き合いは増え続けており、現在は200箇所以上に。今後もシェア拡大を図る。

⭕また水素ステーションだけでなく、市場を見据えて柔軟に水素関連での先行投資や開発をしている。


⭕今期の業績 前期比

売上高 59.7億円→71億円
・+18.8%

営業利益 2.3億円→7.6億円
・+3.2倍

経常利益 2.9億円→8.1億円
・+2.7倍

純利益 2.8億円→5.6億円
・+94.4% 

→今期は上方修正もあり、大幅な増収増益となっている。

⭕複数の大口案件が納期変更により来期の売上に計上。(来期以降にも期待◎)

⭕サプライチェーン向け水素圧縮機好調。中国の大口プラント用特殊ガス圧縮機が想定超。

⭕設備投資やカーボンニュートラル関連事業拡大のため配当は据え置き。

⭕今後もカーボンニュートラル社会の実現に向けた製品開発・商品化を推進。

⭕独自の超高圧圧縮技術で海外市場においてもシェアを取っていく方針。

⭕2015年三井造船(現三井E&S)と資本業務提携し、17年3月にTOBで連結子会社に。

⭕親会社と共同開発の水素ガス供給設備向け往復動圧縮機を24年内に欧州市場に投入予定。

→三井E&Sとは協力関係にあり、シナジーが生まれている。

⭕水素ステーションにおいて、ENEOSや岩谷産業と関係性あり。

⭕ENEOS→東京都が脱炭素化に向けて水素エネルギーを活用したまちづくりを進める一環として、晴海フラッグに発電やバスの燃料として水素を供給する水素ステーションを開設。(2024年3月27日)

⭕岩谷産業→液化水素の国内生産2倍に。発電など用途の広がりを見据えて、国内で水素を生産できる供給網を整える。(2024年3月27日)

⭕東京都が2024年度から、気候変動対策の鍵を握るとみて水素関連の予算を倍増。ガソリンスタンドにあたる「水素ステーション」の設置を支援してきたが、新たに燃料電池を搭載した大型トラックの購入補助など商用車の普及にも力を入れる。(2024年4月1日)

→直近一週間だけでも水素ステーションに関わるニュースが多数。

⭕また、加地テックは水素ステーション以外の水素サプライチェーン市場全般への販売を拡大し、シェアを拡大している。


⭕指標的にも割安な上に、今期は大幅な増収増益。そして複数の大型案件が来期に持越し。

⭕来期に関しては、今期が上方修正により大幅な増収増益となったため、相対的に来期の伸びが弱く見えますが、予想については本決算の時にもう一度見直すつもり。(※IR電話より)

⭕その結果、中期経営計画や四季報予想から大きく上振れする可能性が高いでしょう。

⭕三井E&Sは昨年11月の底値から最高値7倍まで株価が上昇。現在も昨年から4倍以上の伸び。

→三井E&Sの業績も上がっており、連結子会社、共同開発している加地テックにも恩恵あり。

⭕東京都が水素ステーションの予算を倍増したりと、ここにきて水素の需要がさらに上がってきています。国策としてテーマ性も抜群。

⭕そのような中、加地テックはトップシェアを維持し、さらに拡大傾向にある。

⭕市場規模の大きさ、現在も設備投資をしっかり行っているので今後に期待できるでしょう。

⭕本日のような地合いが悪い日にもマイ転せず赤札銘柄に。

→暴落相場の赤札銘柄は買い。外部環境の悪化にも関わらずに上げる強い銘柄は、後に大相場に発展する場合もあるので注視しておくべきという意味の格言。

⭕日足を見ると、高値から調整したあとから5100円付近で継続的に買いが入ってるのがわかる。

⭕来期の予想&上方修正次第では、上場来高値の9400円も1年以内に視野。


〜四季報ガチ勢独自予想〜

⭕短期の目安
下値 5100円 上値 8000円

⭕長期の目安
9400円以上

↓これより下はなにも書かれてないです。為になったと思ったらリポスト&ご購入よろしくお願いします🙏



いつもありがとうございます。