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『かぼすの軌跡』11月/OPC

前回の振り返り
前回は「舞台への想い」についてまとめた。

イベンターになる前、私は出演者としてどのような思いでステージに立っていたのか、今後イベントスタッフになるに当たってこれからどのような思いでステージを作る人になるのか。それぞれに値する思いをつづった。

「また呼びたい」「また出て欲しい」ではなく、「次も必ず呼びます」と言える人になりたい。と学祭終わりのイベントに呼ばれた現地で感じた。
その時私は次があるなら出てもいいかななんて感じたけど、「来年も是非」と言われたときこれがお世辞だったとしても、こんな人になりたいと感じた

今回は【オープンキャンパス】について
実はかぼす、専門学校のオーキャンは平日の説明会に行ったっきり学園祭もオーキャンも参加していない。その理由をここでは語ろうと思う。

第八話 オープンキャンパス

▷この話をする理由

何故この話をしようと思ったのか。
理由はいち参考になればいいと思って。

そもそも、高校、大学、専門と規模の違いはあるが、いくらオーキャンに行こうとその学校に通わない可能性もあるということ。でもそこらの経験値も後に活かせることになるということ

私は大学のOPCは多く参加し専門のOPCにはあまり参加しなかった。
この理由について今回は紐解いていこうと思う。

▷大学のオープンキャンパス

高校生の時はなぜだか行かない大学の学祭やOPC、卒業制作展に足を運んでいた。
理由としては3つ

1つ目は大学の雰囲気を掴むため。
当時は雰囲気を掴むために沢山行っていたが今思えば雰囲気はほぼ掴めないためおすすめしない。
これはどこの大学にも共通するのかもしれないが、オープンキャンパスを行う時はとにかく大学を盛り上げることが学生の使命である為、素の大学を見ることが出来ない。
勿論、その雰囲気が好きで楽しみたい人は良いかもしれないが、本気で大学を考えている人にはおすすめは出来ない。

2つ目は毎回違う講義を聞けるオープンキャンパス
私が現在通っている大学では夏のオープンキャンパスに参加することでAOの願書が提出可能になる。私は高二ぐらいからその夏の講義にほぼ毎月参加し、高三はフルで参加していた。
もちろん、学びが深くなるし楽しい!とは思えるものの、やはり、それを軸に入学してしまうと本気度が変わるため安易にオープンキャンパスだけで決めることは良くないと感じた。

3つ目はこれからの制作の糧にする為
卒業制作展だと素材を表記しているから大学に入ったらこの素材を使おう!こんな表現をしよう!
と思ってたのは私だけみたいで、実際使っている人はほぼいなかった。し、お金かかるのと不器用すぎて模型作らない。しこれまで4年間そこらで撮ったやつ一回も参考にしてない。これは行く大学、分野などによりけりなのかも。

▷専門のオープンキャンパス

そもそも大学在学中から専門に進もうと決断したため、参加出来るOPCが少ないということ。もう1つは大学に入った時に感じた気持ちを消すため。

→参加出来るOPCが少ない
専門に進む多くは高校生を対象としていることが多いと感じた。そのため中高生限定イベント・体験なるものが多く、大学生の私にはそもそも参加権がなかったということ。
それでも平日見学に行った時、OPCも沢山やっているので参加してくださいね。と声をかけて頂いたが参加しなかった理由は次。

→大学に入った時の気持ちをかき消すため
実際、入学前に多くの大学に行ったせい?おかげ?で楽しみと思っていた現実は全て疫病にてかき消された。その後登校できるようになった現在も思っていた大学生活を過ごすことは出来ていない。現実を夢みすぎた瞬間だと感じた。

そのため、夢を見ない為。という理由にもできるが、他にも理由はある。
確かにOPCとしては一日で2つのコースを体験出来るというもの。ただ、私は決めたコースに進み、他に目移りしたくないと感じたから。目移りするのは入学してから視野を広げたいと思ったから。

きっとそれが遅咲きして後悔する気はしている。ただこれをそうしてしまった。理由はここに書き残しておくことにする。

▷プレスクールにて実際に学んだこと

OPCに行かなかった分知らないことを一度に沢山知れた日。
もちろん周りは高校生だらけで、これからを共にするから自己紹介をした時、私はわざと大学生であることを表に出した。けど、周りに引かれることなく普通を過ごすことに成功した。(若干敬語の壁を感じたけど、そんなんもいずれ無くなると思うし、無くならなくても大学のサークルで慣れてるからか何とも思わなかったなぁ)

ただ、春から行く専門は本当に音楽好きの人が集まってて、知らない音楽も共有出来て、音楽ひとつでここまで盛り上がれるんだなって感じた。
なんか何よりも緩かった。大学が大学らしすぎるのかもしれんけど、気分的には中学ぐらいまで一気に授業の雰囲気が緩くなった気がした。
でも、正直この緩さは座学だけやと思ってる。自分らの仕事は現場と言われるステージや舞台の進行や裏をまとめる制作のスタッフだから。仕事は真面目に座学は緩くって言う感じなんちゃうかな。

後は何でもみんなが楽しんでる姿を見ることがこの仕事の糧になるし、
いつの間にか自分も楽しんでることがこの仕事の生き甲斐なんだろうなって。

やらずに後悔より、やって後悔。
この大切にしてる言葉をこれからも。

▷まとめ

今回は自分自身の行ったオープンキャンパスに対する当時の行動と考えをまとめた。

来年オープンキャンパスに参加していく学生にアドバイスするならば、行く行かないに限らず無料ならとにかく参加すること!そして、視野を広げること。

私の場合だと中3で将来どうしたいかを問われて、マイクラが好きってだけで何となくランドスケープに行き着いて、美大に行くなら高校から美術系がいいねってなって、大人の考えで示された道をただ何も考えず歩いた結果がこれ。ある意味他の選択肢を選んでたらしなかったら体験しなかった道だからいいんだけどね。
それで美術科のある高校に進学してそのまま建築かなぁ、なんて言って美大の建築学科へ。2年目の終わり頃からやりたいことを見つけ始めて、この方向に向いたから。

何事も早めがいいってこともないけど、気になることをとにかくメモして体験して自分に合うもの、仕事にしたいと思えるものを掴むと今後が豊かになると思うな。

来月のテーマは年末の積読本。
バイトの話にしようか、年末の話にしようか、あっ、本の話しよう。ってなりました。今年はね、本めっちゃ買ったんだ、なのに読んでない本多すぎなんや、とりあえず、買った本・買った経緯・まだ読んでない本等を月末になる前に投稿しようかな。

次回、年末の積読本について


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