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【C-024】企業キャラクター制作では、ランニングコストが大事!!

自社の企業キャラクターを作る際、最初の制作費ばかりが注目されます。「キャラクター制作を依頼すると100万円かかります!」みたいな感じです。すると「100万円」という絶対金額が話しの中心になります。100万円が妥当なのか否か??もっと値切れないのか?どのくらいで償却するのか…、みたいな話しが駆け巡り、社内で決裁されます。

こんな感じで発注すると、納品される成果物は、企業キャラクターのメインビジュアル+数点の別ポーズのイラスト(出力物+データ)になります。デザイナーは、描くことはもちろんですが、「どんなキャラクターか」を考えることに労力を費やします。事前に細かい要望がなければ、だいたいこんな感じです。

納品された~、とほっとしたのも束の間。実際にキャラクターを運用し始めると、追加のイラストが必要になり、慌てることになります。

これは、事前に企業キャラクターをどのように使うのか、を明確にしていなかった結果です。

例えば「WEBサイトのトップページにしか使わない」と決まっていたならば、キャラクターのイラストは1ポーズあれば大丈夫ですが、運用開始後に、SNSでも使える、販促ツールにも使える、あれにも使おう、これにも使おう…とアイデアを広げていくと、当然1枚のイラストでは足りません。

事前に企業キャラクターをどのように使うのか、をある程度明確にしておけば、この先「どのくらい」追加のイラストが必要になるのかもイメージ出来ます。また、それに伴う担当者の労力もある程度予測出来ます。

これが、企業キャラクター活用の際のランニングコストであり、キャラクターを活用し続ける上で非常に重要になります。担当者もここを予算化出来ていれば、スムーズに動けると思います。その都度、決裁を仰ぐのも疲れますからね。

自社の企業キャラクターを検討される場合は、是非この「ランニングコスト」を考慮してください。また、キャラクターのデザインばかりの話しをして、この点を最初に説明しない業者は、キャラクタービジネス、マーケティングの経験が乏しい会社だと思いますので、注意された方が良いと思います。どのような経験や知識があるのか確認することをおススメします。

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