見出し画像

【雑感】光る君へ 第25回「決意」

ヘッダー画像、あまりにも辞表でよかったです。






・道長の辞表に驚き。
言葉だけだと「お前のやらなかったことの責任は俺が被ることになるんだが?」という迂遠な言い回しのようですが、表情を見ているとそんな皮肉だけで出てくることばには思えません。俳優さんってすごい。

ナレーションで道長は三度も辞表を出していることが明かされました。本当に政治の駆け引きだけでそんな手法を獲ったのだとしたらおそろしい手練手管です。
駆け引きだけじゃなく、実際に辞めたい部分もあったんでしょうか。

・じゃあ俺が左大臣になるよと言いたげな伊周、そんな兄の浅はかさや帝のやっていることのまずさに気が付いているご様子の定子さま。
賢くとも力がないと歯がゆい思いをしそうですね。


・舟に見知らぬお嬢さんが乗ってる? と思ったら乙丸のいいひとだったーーー!!! 前回から急に何!!??
そして予告で見たまひろの「帰ってこない方がよかったかしら!?」内容に反して楽しそうな声色の理由はこれだったんですね~! いとにもいいひとが……すごい、為時家がにぎやかになっていく……お金があるって大きいですね。

いとは為時の妾のような立場じゃないか、との意見もありましたけど、それはそれ、これはこれ、のようですね。現代人には難しい割り切り方だ。
いとのノロケおもしろいな。

・惟規、宣孝の求婚のこと聞かされてないっぽくて「え~そうなん?」みたいな反応w
今まで「親戚のおじさん」みたいだった人が「お義兄さん」になるのよね……。


・道長~~!
自分が何か言える立場じゃないし、かといってやりきれない思いがにじみ出ている……。

・宣孝はどこまでまひろと道長のこと分かってて言ってるんでしょう……?
序盤で二人が散楽を見ていたのも知っているし、あの時の男(三郎)=道長と、気が付いていてもおかしくはないんですよね。
個人的には全く知らずに浮かれ調子で報告しただけで、たまたまうまいこと道長の地雷を踏みぬいてくれたのだと信じたいです……(笑)


・前にも書いた話ですが、私は年齢差よりは「幼少期から知っている相手」に恋情を抱くことそのものが理解できないんですよね。
下手すると生まれたときから知ってる相手ですものね、宣孝にとってのまひろ……。

ツイ検したら「無理すぎ」って意見も見かけました。価値観って親子ぐらいの世代の開きでも違ってくるものなので、まして1000年ともなれば現代人とは相容れない部分がたくさんあるんでしょうね。
現代の価値観とすり合わせて、時代考証も加味して……ってなると大河ドラマって改めて大変だなぁ、としみじみ考えてしまいました。



この記事が参加している募集

#テレビドラマ感想文

22,281件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?