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【ライブレポ】FES☆TIVE 髙木ゆりあ卒業公演(3/20)・新体制お披露目公演(3/22) 振り返り

いまだにあまり実感が湧かない。

地下アイドルオタクのかべのおくです。


2024年3月20日、FES☆TIVE髙木ゆりあ卒業公演と、


2024年3月22日、FES☆TIVE新体制お披露目公演に行ってきました。


なんかもう、情緒がおいつかん。

わずか3日のうちに、グループの体制が入れ替わるという珍しい機会。そんな目まぐるしい別れと出会いの2つのライブを、せっかくなので1つのnoteでまとめて振り返ります。


2024/03/20 髙木ゆりあ卒業公演

ライブ概要

2021年の加入以降、FES☆TIVEの黄色担当を3年間務めた、髙木ゆりあさんの卒業公演。

髙木さん本人が「卒業後はステージに立たない」と明言していたこともあり、2011年に大分から始まった彼女の集大成を見届けようと多くのオタクが集結した。

メンバーの卒業とはすなわち現体制終了を意味する。FES☆TIVEの躍進を支えてきた元気印の旅立ちは、他推しのオタクにとっても大きな節目となるライブであった。

 

会場となった横浜1000CLUBには、髙木さんの門出を祝うための櫓をオタクが建設、会場ロビーには盛大なスタンドフラワーも用意された。


セトリ振り返り

青葉さんのセトリツイートを引用(いつもありがとうございます!)

セトリはプロデューサーの瀬古さん考案とのこと。髙木さん加入時のシングル「人類!WE ARE ONENESS!」から始まり、髙木ゆりあが作り上げてきたFES☆TIVEの歴史を振り返る壮大な物語であった。

個人的に、「新・奇天烈物語」や「YURARI」はFES☆TIVEに本格的に通い始めた頃のシングル、「微笑ノ国」は初めてタイ遠征に帯同した際に発表されたシングルだったので、思い入れが強い。

こういう「当時はよくやってたけど、最近あまり聞いてない曲」が聞けると心にグッとくるものがある。あの時の新鮮な気持ちが奥底から蘇ってくるのを感じた。

MCでの髙木さんの言葉「昔からFES☆TIVEに通っている人にも、最近FES☆TIVEを好きになってくれた人にも楽しんで欲しい」との言葉通り、終盤は最近のシングル表題曲を立て続けに披露。グループがどんな時もはつらつと明るかった髙木さんらしく、しめっぽさを残さずに本編を締めくくった。

通常SEから始まったアンコールのセトリは、「髙木ゆりあの憧れたFES☆TIVEそのもの」のような2曲。彼女がアイドルとして最後に歌ったのが「シダレヤナギ」であったことには、感慨を覚えずにはいられない。


所感

まずは、髙木ゆりあさんが最後まで彼女らしくアイドル人生を終えてくれたことにホッとしました。3年も同じグループに在籍し、ちゃんと卒業公演を経て旅立てることはアイドルとして全く当たり前ではないからです。

反面、彼女が「自分がもうグループに貢献できることはない」と少なからず感じたことについては、複雑な思いがあります。アイドルは加入からしばらく「新メンバーボーナス期間」が存在しますが、それを過ぎると同じ日々の繰り返しになってしまう危険をはらんでいると言えるのかもしれません。


実際、髙木さんが加入してからの1年間半くらいを振り返ってみると、次のようなイベントがありました。

  • 髙木ゆりあ加入(2021年2月)

  • 新体制新木場ワンマンライブ(2021年3月)

  • ツアー大分公演(2021年5月)

  • Zepp羽田ワンマンライブ(2021年8月)

  • 髙木ゆりあ生誕祭(2021年11月)

  • ツアー大分公演(2021年12月)

  • 豊洲PITワンマンライブ(2022年5月)

  • タイワンマンライブ(2022年6月)

2021年はちょうど僕がコミット率を上げた時期でもあり、思い出がとても色濃く残っています。ある意味「FES☆TIVEオタクとしてのアイデンティティ」が作られた時期を共に過ごしていたことが、髙木さんに対する思い入れに繋がっていることは確実です。

反面、3年もメンバーとして在籍していると、最早いることが当たり前に感じてしまっていたことも否めません。髙木さんがこの時期に悩んでいたのであれば、自分にも何か出来ることがあったのかもしれないと思うところもあります。


また、僕は過去ではなく未来のことを考えた時に寂しさを感じます。これからFES☆TIVEが歩む景色のなかに「髙木ゆりあ」という存在がいないこと、親しくなった髙木オタクとその光景を見届けられないことが残念でなりません。髙木さんとそのオタクが作り上げてきた「FES☆TIVEの現場」という功績があまりにも大きすぎるがゆえに、それなしでこれからのFES☆TIVEを楽しめるのか、僕にはイメージが湧かないのです。

とはいえ、アイドルを経験して次の道を見い出すのは理想的な旅立ちの形と言えるでしょう。2011年に大分でアイドルデビューしてから13年、このキャリアを活かして彼女がどのようにアイドル界に貢献してゆくのか、かつて彼女が在籍していたグループのファンとして、その活躍を見届けられたらと思います。


2024/03/22 FES☆TIVE新体制お披露目公演

ライブ概要

髙木ゆりあ卒業の余韻も冷めやらぬ3月22日、川崎CLUB CITTAにて開催された新体制お披露目公演。

新メンバーの与田理央那さん加入が発表されたのは2月23日、かねてから彼女を応援するオタクにとっては待ちに待った一日。

すでに9月にはTOKYO DOME CITY HALLでのワンマンライブを控えるFES☆TIVE。半年後の大舞台の成功を占う上でも重要なライブとなった。


セトリ振り返り

セトリを見ていきましょう。今回も青葉さんのツイートを引用します(いつもありがとう!)

新体制ライブらしく、対バンで盛り上がる人気曲が多め。いっぽうで「薄紅恋歌」→「オーバードーズ」→「人類!」の流れは繋ぎダンスも入れるなど、オタクを飽きさせない演出も見られた。

「フィルタリングバニー」「アンダルサイトダンス」「コズミック祭大革命」など、Medansyさんの曲が多め。やはり今後のFES☆TIVEもこっち路線にいくのかな…と。別にいいも悪いもなく、今のアイドル界の時流を捉え、それに乗った選択と感じる。


ツアー終盤にはアジアツアーも発表。

まさにワールドワイド、宇宙最強の空間をFES☆TIVEが作り上げてゆくのかと、心躍らせながらの終演となった。


所感

新体制FES☆TIVE、実際に見るまではなかなかイメージ出来ませんでしたが、「このままTDCまでいっちゃいそうだな…?」というのが一発目の感想です。

もちろん髙木さんがいないことによる違和感は否めませんし、いなくなったからこその喪失感も当然あります。しかし与田さんは前任者の代わりになるだけでなく、ちゃんと彼女なりのカラーが既に見え隠れしていました。

MCも煽りも、心強い大分魂がいなくなったかわりに、メンバー全員で回そうという姿勢が見られました。普段はMCを担当する土光さんも、「るぅは真面目キャラやめることにしたから」という謎宣言。与田さんの少し不思議なキャラも相まって、今までのFES☆TIVEには見られなかった、不思議なテンポを感じました。

きっとパフォーマンス面もこれからどんどんよくなるのでしょう。メンバーの卒業・加入を変化ではなく進化につなげようとしているFES☆TIVE。これからの躍進が楽しみな船出です。


おわりに 

まとめます。  

まさかここまで海外が来るとは思わなかった。

以上です。

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