雨の中でも、推しに会いに行くということ
8月14日、山中湖交流プラザきららで行われた「今夜はアナタの富士山フェス」に参戦してきました。
しかし、なぜ、チケットをとってしまったのか。
そう思える程の天候でした。何とか開催した初日だけでさえも、「これで開催するの?」という雨模様でした。
特典会で会いに行った(もはや話している場合ではない)アイドル達からは、
来てくれてありがとう
気をつけて楽しんでね
そんな温かい言葉を沢山もらいました。
人間は行動してもしなくても、自分の行動に理由付けをする生き物です。今回の山中湖についても
あんなに雨が降ったのだから、行かなくて正解。
むしろいい思い出になった。楽しかった。
と、色んなツイートがありました。
しかし改めて、「なぜ、アイドルに会いに行くのか」を考えさせられる機会になったことは確かです。
それらを踏まえて、遠征するオタク(特に雨が予想される時)が大事にすべきことを考えてみました。
オタクは非論理的な生き物か
そもそもなんですけど、オタクは支離滅裂な生き物だと思われているかもしれませんが、そんなことありません。
オタクは、むしろただボーッと生きている人より、よっぽど論理的です。
どのアイドルを推したら、楽しいか。
どのライブに行ったら、楽しいか。
どういう風にタイテを回すのが効率的か。
どのメンバーだったら、すぐに認知が貰えるか。
会場のどこにたったら、ライブが見やすいか。
オタクはあらゆることに関して、どういう風に振る舞えば、自分は考えられうる限り最高の体験が得られるのかを考えます。
オタクは実は、複雑な連立方程式を本能的に解いているのです。
遠征するオタクが求めるもの
ところが、その理論的な回路が全く機能しなくなるのは、遠征をする時です。
近場でも見られるアイドルをわざわざ地方まで会いに行くなんて、効率的だけを求めていたら気が触れているとしか思えません。
じゃあ、いったい何がオタクを遠征へと駆り立てるのでしょう?
①特別感
いつもと違う場所でライブを見るという体験をしに行くのが大きな体験だと考える人もいるでしょう。
わざわざお金と時間をかけて会いに行くことは、自分にとって推しは特別な存在であるということを再認識する機会になります。
またアイドル側からも、オタクが時間をかけて会いに来てくれることは大きな信頼に繋がります。
②ワクワク感
遠征という「旅」を楽しむというオタクもいるでしょう。
大人になれば、出張や家族旅行でも無ければわざわざ遠出することはないと思います。
遠征とは、そんな出不精なオタクに外に出るきっかけを与えてくれるものです。
ライブを見に行くのではない、ツアープランの一部にライブがあるという考え方が、遠征するオタクにはあるのではないでしょうか?
雨のライブに遠征して大事だと感じたこと
①雨への備え
まずは雨になってもいいような準備をしっかりしてゆくことです。ナメてると普通に風邪引きます。
あと基本的な話ですが、傘は役に立ちません。そもそも持ち込めない可能性もあります。一日楽しみたいと思うのなら、わりとちゃんとしたカッパがあると便利です。
足元についてですが、これはオタクごとの楽しむスタイルにもよると思います。しかし、おしゃれにはこだわらない方がいいです。見栄を捨てましょう。この日に限っては推しに良く見られるより、自分を守るほうが大事です。
めっちゃ踊りたい人なら、濡れてもすぐ乾くのでサンダルがおすすめです。僕はランニングシューズでいきましたが、お陰で濡れてからずっと不快感が持続してしまいました。
カメコや地蔵を自覚している人は長靴がいいと思います。
そして、濡れてしまったときのための対策も考えておきましょう。詳しくは次の項目で話します。
②「旅」要素を付け加える
遠征の目的は、間違いなくアイドルに会いに行くことです。しかし可能な範囲で他にも楽しめる要素を考えてみましょう
今回、僕は会場近くの人工温泉つきホテルで宿泊しました。
幸い前日はそれほど雨が降っていなかったので、安全に向かうことができましたし、当日もゆっくりできました。
ライブ後も、富士吉田IC近くの「ふじやま温泉」というところで温まってから帰りました。お陰で風邪を引きませんでした。
しかしやはり遠征の一番大事なのは「推しに会う」ことです。本末転倒には気をつけましょう。
おわりに
まとめます。
普通に、天気のいい野外が良かった。
以上です。
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