年間100枚チェキを撮るオタクがミニマリズムを実践してみた末路⑤
シリーズものでお送りしてきたアイドルオタクによるミニマリズム実践記です。前回はこちら。
本当はこれで終わるつもりだったのですが、1ヶ月くらいミニマルな暮らしをして、追加で書くことが出て来てしまったので、それをオムニバス的にかいてゆきたいと思います。
というわけで、ミニマリズム実践記、延長戦です。
追記①:逆物質主義
自宅のモノを減らし始めて、約一ヶ月が経ちました。
いい加減「あ、これいらないな」と感じて捨てる、みたいなことをすることもなくなるくらいには、物が減りました。そうすると何が起きるか。
超絶、暇になります。
本当にすることがなくなってしまったのです。ここで僕は逆物質主義とでも言うべき思考にハマりかけていることに気づきました。
物質主義の人は、「モノを増やせば増やすほど、幸せになる」と考えます。一方、逆物質主義になった自分は、「モノを減らせば減らすほど、幸せになる」と考えてしまっていたのです。
でもそうではないんです。ミニマルに暮らすから幸せなわけではなく、ミニマルな暮らしの余白で、人は幸せに気づくのではないでしょうか。
改めて、「ミニマリズムは目的でなく、手段である」という言葉と向き合っていることに実感しました。
追記②寝袋導入
ミニマリストしぶさんという方がいます。ブログ、本の執筆、Youtube活動など多角的に活動されていて、「少ないことのよさ」を発信されています。
そんなしぶさんなのですが、なんと床に寝袋を敷いて寝ているそうです。
これはご本人の著書に書かれていたのですが、実は、睡眠の質は高級ベッドでも、普通の布団でも、コンクリートの床でも変わらないらしいです。
それだったらミニマルな方がいいということで、早速やってみました。
たまたま実家に寝袋があったので、それを持ち込んでいます。
夏にはちょっと暑いので、今はヨガマットを敷いて、寝袋を開いて掛け布団みたいな感じにしています。今の所、睡眠不足を感じることはありません。起きると少し背中が硬い気がしますが、しばらくすると慣れるとのことです。
特に夏場って汗を書くので、マットレスや布団が汗を吸ってどんどん不快感をましてゆくのが気になっていまして、それがないだけでもだいぶ快適です。慣れて来たら布団は実家に送り返すか、処分しようと思います。
追記③実家で捨てた(捨てる予定)のもの
現在、会社が夏休みということで実家に帰って来ているのですが、帰ってきてすぐに感じたことがあります。
いや、モノ多くね。。。?
ということで、減らすことにしました。ここまでで減らしたものは以下の通りです。
CD
2011年~2020年のAKB、SKE、乃木坂などのCDを全て手放しました。逆になんでとっておいたんだ自分。全部引き取ってくれるブックオフさん、マジで神。
自宅の車で搬入するとき、親に「こんなに買ってたの!?」とドン引きされました。
そう、これがあなたの息子の姿です。
ちなみにブックオフは、買取予約をしておくとその時間帯に持っていけば、どれだけ持っていっても待ち時間0で引き取ってくれます。マジで神(2回め)。
ミニマリズムを行うときに、「なぜそのモノを手放すことになったのかを考えろ」という教えがあります。
僕が手放すことなった理由は「そのCDぶんの体験は味わいきった」ということです。握手会を追えた瞬間、もはやこのCDたちは家賃を食い潰すだけの存在なのです。
こんなもののために家賃を払っていたんだなあ。。。
そう思いながら、懺悔の気持ちを持って車を運転し、積み込みました。手放すのも、買った人の責任だと思って。自分はこれだけの物をひきずりながら人生を走ってきたわけです。もう二度と所有はしないと心に誓いました。
ちなみにブックオフはキャッシュレス買取というのがあって、店内で待っている必要がありません。
査定が終わるとアプリから通知がきて、キャッシュレスで引き取りが完了します。マジで神(3回目)。
ちなみに、167枚に値段がついてトータル1,500円にもなりませんでした。また泣いた。一番高かったのは、AKB劇場公演のオリジナルレコーディングCDで、200円くらいになりました。「以外だけど、まあ確かにそうか」と納得しました。
ソファー(粗大ごみ回収待ち)
ミニマリストが減らす定番、ソファーの登場です。思えば本当に物置きにしかなっていませんでした。気づいたら洗濯物が山のように積み重なっているのが嫌で、手放すことにしました。
今は粗大ごみの受付もWEBで完結するので素晴らしいですね。しかも家の前まで取りに来てくれるみたいで本当にありがたいです。
中高時代に読んだ本、漫画
青い鳥文庫とか、コナンとか、デルトラ・クエストとかが死ぬほどありましたので、ブックオフに持ち込んで引き取ってもらいました。
50冊くらい持ち込んだんですが1000円にもなりませんでした。泣いた。
ちなみにアイドル雑誌系は全く値段が付きませんでした。もっと泣いた。
洋服
おしゃれに疎い男ですが、20数年の負債は並ではありません。40リットルのゴミ袋5つぶんくらいあったのですが、全てeco-ringというお店で引き取ってもらいました。
ちなみに全部ノンブランドだったんですが、一袋50円でした。逆に値段つくのすごいね。まさに「感動買取」です。
追記④僕が減らせなかったもの
ミニマリズムの醍醐味は「減らすことではない」ということが分かってきました。むしろ、「何を残すのか」の方がそれよりも全然重要なのです。
というわけで僕が残した物を紹介しておきます。
ライブグッズ
僕のアイデンティティとでも言うべきライブ用品、ここはなくせませんでした。
ただ、量自体は減りました。
まずサイリウムの個数が2本から1本にしました。結局同じ色に光らせるのなら、1本で十分じゃない?という考えです。
1本だとライブの疲れも、持ち運んでるときの身軽さも全然違います。むしろなんで今まで2本持つことにこだわっていたんだろう?と思います。
また、電池を無駄に買いたくないので、充電式電池と充電器を購入しました。
ちなみにこの充電器を選んだポイントは「急速充電ができること」と「充電完了時停止機能」の2つです。
これでいつでもフル充電の状態でライブに臨めます。「電池まだ大丈夫かな?」という心配がないのは、とても快適です。
仕事のオフィス用品
これは、意図的に残したというか、「ここは減らしてはいけない」と感じました。
まずは外部ディスプレイです
ミニマリストの方の中には「デュアルディスプレイは意味ない」と言っている人も多いですが、僕は仕事の関係上、コーディングする時にどうしても複数の画面が必要です。
そして、仕事以外のモノが減ったのに喜んだオタク、なんと卓上のスタンディングデスクを購入しました。
結論からいうと、これは買って大満足でした。特に油圧式なので昇降が楽で、気分転換に立ったり座ったりしやすいことにが気に入っています。
ただ、5畳の部屋にこのデスクがあると存在感がやばくて、なんか一気にミニマリストっぽい部屋になった気がしています。
しかしなんというか、仕事の能率への投資がわかりやすい形で表せているというかっこよさもあるのかも知れません。
以上、また何かありましたら更新します。
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