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はじめての一人暮らし用物件探し その1

はじめに

一人暮らしを始めるタイミングって、大学生になった時や就職した時が多いと思う。この記事は、さすがに自立しなきゃと社会人4年目になって初めて物件探しをはじめた女のポエムである。なお、本記事を書いていたのはちょうど1年前である。

1. 物件探し用アプリをインストールした

まず自分がどんな物件に住みたいのかすらわからないので、たくさんアプリをインストールして眺めることから始めた。実際このステップを踏まなかったら、不動産屋で「通勤時間の希望はありますが、どんな物件に住みたいかわかりません!」と言って困らせた可能性もある。どんな条件を世の人々が求めるのかを知る、各条件におけるメリット・デメリット、用語の意味を知るあたりを意識的に行った。「アパートとマンションは何が違うの?」「1Kと1Rは何が違うの?」あたりからのスタートである。

ちなみに、私が最初にインストールしたアプリは18個。ニフティ不動産のアプリが良かった。SUUMOやathome、LIFULL HOME'Sなど、11の大手不動産サイトの物件をまとめて検索して探せるので、別々のアプリを使う必要がなくて良かった。

2. ウィークリーマンション・マンスリーマンションという選択肢

何があると便利だと思うのかすらわからなかったので、まずは数ヶ月家具がある程度揃った場所で暮らしてみるという選択肢を考えていた。予算は月12〜15万円。この予算では、考えていた地域では、2階以上を希望していたがその条件で空いている場所は見つからず、また、立地も治安の悪い場所がほとんどだった。すぐ入居できそうな所もあるにはあったのだが、口コミには「洗濯機が泥だらけで全く使えなかった」とあり他の口コミも見るに耐えなかったので、それなら普通にいきなり一人暮らしでいいやとこの選択肢は捨てた。

3. メールで問い合わせ

電話苦手なのでメールで問い合わせをしたが、5割ほど返信が来なかった。電話が確実だと思う。物件詳細や空室情報を問い合わせても、「もう空いてません」との回答が多く、不動産屋に行った方が早いと思い、結局不動産屋に行った。

4. 初めて不動産屋に行く前にした準備

条件の書き出しをした。本当にざっくりである。譲れないと思った部分のみ書いている。できれば浴室乾燥機が欲しい、室内洗濯機置き場が欲しい、など本当は欲しいものはたくさんある。

- 電車通勤20分以内
- 2階以上
- エアコン付き
- モニターインターホンあり
- 光Wifi使用可能(在宅勤務のため)
- 浸水被害の無さそうな地域
- 交通量の多い道路に面していない

内見で何をチェックすべきかわからなかったので、以下の記事を読んだ。とりあえず、ペンとスマホとメジャーは持っていった。この記事に書いてあることを全てすると相当時間がかかると思うんだけど、みんなこれ全部やってるのかな。

準備というほどでも無いが、置く家具・家電の種類を考えた。

5. 初めて不動産屋に足を運ぶ

探している条件は事前に伝えてあったが、「光ファイバー」との指定をしていなかったので、当日調べなおしてもらうことになってしまった。

5.1 在宅勤務目的であれば、光Wifi無料物件よりも光ファイバーありで探す方が良い
在宅勤務するなら、マンション・アパートで一括で入っているところだと、住民がよく使う時間帯のWeb会議では使い物にならないことが多く、自分で契約する方がオススメだと教わった。

5.2 モニターインターホンの無い物件でも、モニターはつけられる。
全然知らなかった!!


6. 初めての内見

「普通は2〜3件選んで行くんですよ」って不動産屋の方に言われたので、30〜40件紹介された中から4件選んで内見に行った。

4.で実践した記事の内容の半分も覚えていなかった。私がやったことは、

- 実際に最寄駅から物件まで歩いてみる
- 物件の周りを歩いてみる
- 夜間に物件の周りを歩いてみる
- コンセントの位置。キッチン周りにあるか。何口かを見取り図に記録

今回、内見した物件に決めなかったから良かったものの、カーテンは初日から絶対必要なので、測るべきだったと思った。次は絶対忘れない。
冷蔵庫はなくても外食でなんとかなる、洗濯機はなくてもコインランドリーでなんとかなる、ベッドはなくても1ヶ月キャンプで銀マット×寝袋生活してて平気だった私なら数日は耐えられる。でもカーテンは防犯上初日から無いと怖い。実家はシャッターがあってカーテンなくても大丈夫なんで、多少サイズ合わなくても最初は実家のを持っていけばいいやと思っていたけど、ちょっと楽観的すぎだった。

7. 初めての内見後に気づいた自分が求めていた条件

7-1. 階段に手すりがついている、あるいはエレベーターがある
大学生後半あたりから下り階段がすごく苦手になってしまったので、手すり無しで一人で大容量スーツケースのような大きな荷物を降ろせる気がしない。階段の1段1段の幅が広ければいいかもしれないが、マンション・アパートでは無さそう。


7-2. ドアが外(住人以外)から見えない
最初は別にいいかと思っていたけど、実際に物件に足を運んでみると、やっぱり怖いな〜って思った。灯りがついたらタイミングで部屋バレるじゃんというツッコミにはスマートホーム化で対応する予定。

7-3. やっぱりモニターインターホンが欲しい(チャイムは嫌)
元々モニターインターホンが欲しいと言ってはいたが、物件を紹介していただく際に「モニターはつけられるので、無い物件も合わせて探してもいいですか?」と聞かれ、そんなものかと思って「はい」と答えたが、内見後にやっぱり無理だなって思った。また、私は、モニターの有無しか気にしておらず、インターホンとチャイムの違いについて全くわかっていなかった。「モニターさえあれば、チャイム鳴って必要そうならドア越しに叫べばいいのかも?」と思っていたのだが、ドア越しだと聞こえないことも多いらしいし私は声が小さい方なので、考えが甘かったことを認識した。チャイムの場合、チェーンをかけてドアを開けることになると思うのだが、対応して良い人だと思ったけど違った時が心理的に嫌。

7-4. 集合ポストがある
頭お花畑なので、集合ポストは大抵ついていると思っていた。集合ポストがあるところは、荒れていないかどうかチェックしていたが、有無のチェックは怠っていた。

ドアポストは小さいことが多いらしいと知った。集合ポストが無くてもドアポストがあればいいじゃんって思っていたのも甘かった。入らなかった場合、ドアに挟まれる場合もあるらしく、その場合は盗難の危険性が増すので嫌。郵便局が近くにあれば、局留めすればいいのかも。

7-5. 室外機が窓を塞がない
これを気にする人に会ったことがなかったし、まさか自分がこんなことを気にしているとは気づいていなかった。室外機に限らず家具などで、窓を塞ぐのは閉塞感を感じてしまうので、嫌。過去にファミリー向けマンションはいくつも住んだが、どのマンションでも何度模様替えをしても、これだけはずっと守ってきている。室外機の場所の種類なんて今まで調べたことがなかった。室内に洗濯機置き場がある場合は、窓を塞がずにベランダに室外機を置けそうなので、「室内洗濯機置き場」を検索キーワードにするのが無難かもしれない。

7-6. 電柱が窓の前に無い
同じ物件でも、電柱が目の前の部屋だけ開いてるな〜と感じた。なんとなく嫌だ。

7-7. 近くに墓地・葬儀場・大きな病院などが無い

単純に夜道が怖いからである。一人で散歩するときでも気にする。自分で地図で各物件の周りをいちいち検索していたが、物件を探してもらう前に伝えておけばもっと楽だったと思った。

7-8. 事故物件でない
これは自分の中では必須だとずっと思っていたのだが、条件として言っておいた方が安心できるかも。

7-9. 通勤電車が混まない
いつも使っている電車、逆方面はすごく混んでいるのを知っているので乗りたく無い。満員電車に乗るくらいなら、実家から通う方が楽。

7-10. 駅から物件まで歩くのに、歩道橋を使う必要がない
私は階段を下るのが苦手。横断歩道を待てばいいのであれば、歩道橋は使わない。お散歩していた時に、歩道橋でしか渡れない道に遭遇して、二度とその近辺の散歩はしないと誓ったくらいなので、住む地域にそれがあるのはもってのほか。

大事な選択は、選択力の高い朝に!

物件決め、かなり大きな選択だと思う。
朝不動産屋に行って、数十件物件情報を見て、炎天下の中数件内見をして、くったくたになった午後に「めっちゃいい!ここにしようかな!!」と思ったんだけど、すぐ決めて失敗したら後悔しそうだったので、一日待ってもらうことにした。翌朝「いや絶対無理だわwww」となったので、判断する時間帯は本当に大事だと思う。これは引っ越しに限らず、なんでもそう。

その2に続く

その1では自分の求める条件の洗い出しの甘さ、生活に対する想像力の無さ、知識の不足が露見したので、気を取り直して、その2でまた改めて頑張る。


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