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★禾乃登★おなかの元気を作る【お米のポンデケージョ】


熊猫薬膳茶房にようこそ!
ちょっと一休みにお立ち寄りくださいな。
美味しいお茶とおやつ、あります。

七十二候「禾乃登」、元気の基本は健やかなおなか

米などの穀物が実る頃の七十二候。
新米の季節到来!
いよいよ食欲の秋の始まりだ!

秋は太るから困る〜、と思いがちだけど、冬に向けて身体に栄養を貯めるのは自然の摂理。
まだ暑さは残るけど、お米が実り、お芋が太り、柿やぶどうが色づくと、葉っぱが落ち始めて木々はもう来年の春に向けて準備に入る。
秋にしっかり整えて、冬の間にじっくり芽吹の準備をするために、今大切なのは必要な栄養を摂るための健康なおなかづくりなのだ!

そのおなかの健康を支える食材といえば、なんといってもお米。
「処暑」の時にも書いたけど、お米には「補気健脾」といっておなかに元気を補って、消化機能を健やかにする、という薬膳の効能があるよ。
今日のおやつは、そのお米の中でもとくに温める作用が強いもち米を使って作ってみたよ!

もちもちでパクパク、5色のポンデケージョ

「ポンデケージョ」はブラジルのパン。もちもちな上に一口サイズで、これは止まらなくなるやつ。
ポンデケージョのもちもち感は、タピオカの粉を使うことで出るんだけど、今回はもち米で作った粉「白玉粉」を使ってみた。

しかもポンデケージョの「ケージョ」はチーズのこと。チーズなど乳製品は乾燥する秋に嬉しい潤い素材でもあるよ。たっぷりチーズを入れて焼き上げたら体に嬉しいね。
プレーンのチーズに加え、干し海老、パセリとタイム、かぼちゃ、黒ごまなどそれぞれ秋に食べたい薬膳素材を混ぜ込んで五つの味が楽しめる。

パクパク食べて、大人も子どももみんな元気に秋を楽しんでほしいなあ。

レシピメモ

★5色の白玉ポンデケージョ

材料(25個)
・白玉粉 200g
・牛乳 80cc (卵と合わせて180gになるように調節)
・卵 2個
・粉チーズ 40g
・塩 小さじ1/2
・オリーブ油 小さじ1

※牛乳・卵を使わない場合は水200ccとベーキングパウダー小さじ1
※混ぜ込む具材は以下以外にもお好きなものを適宜
・干し海老(細かくきざむ)
・パセリとタイム(乾燥)
・かぼちゃ(レンチンしてマッシュ)
・黒ゴマ

①白玉粉は粒をつぶして粉状にし、牛乳を少しずつ入れてこねる。
②溶き卵、粉チーズ、室温で柔らかくしたバターを加えてさらにこねる。
③②を5等分して具材を混ぜ込み、ピンポン玉ぐらいの大きさに丸めてクッキングシートを敷いた天板に並べる。少し間をあけてね。
④180度に予熱したオーブンで20分ぐらい焼く。
うっすら焼き色がついたらできあがり!

※固くなったらトースターで軽く温めると美味しいよ。


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