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SDGsの「持続可能な開発」の概念が好きです。

SDGsへの注目が加速していますね。最近某キー局で特集が組まれた影響もあるためか、私にもSDGsに関連するFSC認証紙を使ったお問い合わせが増えています。

ところで、そもそも「SDGs(Sustainable Development Goals)」=「持続可能な開発目標」の「持続可能な開発」という言葉、概念の持つ意味、ご存知でしょうか?

SDGsの言葉だけが一人歩きしており、ご存知ない方もいらっしゃると思います。その意味だけでもけっこう面白く、個人的に好きなのでお伝えします!

早速、「持続可能な開発」の概念ですが、

将来の世代の欲求を満たしつつ、現在の世代の欲求も満足させるような開発

を言うのだそうです。将来の世代とは、発展途上国であり、子供(子孫)の世代ですね。現在の世代とは、先進国であり、大人の世代ですよね。

詳しくは↓

これのどこが好きなのかというと、

まず「どちらか片方の世代を犠牲にしていない」という点です。(そもそもSDGsには「誰も置き去りにしない(誰も取り残さない)」という根本的な考え方があります。)近いものだと「Win-Win」「三方良し」でしょうか。皆が歩み寄って幸せのようなものに近づくのがいいですよね。

さらに突っ込んで言うと、「将来の世代を完全に優先した理想にしていない」という点も良いです。(自分優先でズルいとも言えますが)

私は「わたし(他人)って、欲求の種類・形はそれぞれだけど、基本的には今現在の自分の欲求に忠実だよね。それを前提にした上で考えないと上手くいかないよね」と思っているので、しっくりきました。

SDGsは目標、ターゲットにフォーカスされがちです。一人一人の行動が大切なのでもちろんそれで良いのですが、その元となる概念自体を知っておくと、視野が広がり、応用も利くと思います。ぜひ覚えておいて頂けると幸いです。

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