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【月1回の他県旅行】を習慣化した理由と得られるもの

もともと旅行は好きだったのだが、不定期だったことと
余程のことがないと行こうとしなかったので、
回数は年に数回という程度でしか無かった。

今は毎月1回、宿泊を伴う旅行に行くことを習慣にしている。
最初は習慣化というわけでもなかったのだが、
旅行や外泊が楽しくなってきて今は毎月の恒例行事になっている。

●始めたきっかけ

一番のきっかけは、はあちゅう氏の「サク旅」という本を読んだこと。
それまでは旅行というと一大イベントのように思っていたのだが、
この本を読んで「一泊二日でもいいじゃないか」
「日程に何でも詰め込む必要はない」ということに気付いた。
そこで、近所の公園に散歩にいくように旅行をしてみたら
これが意外とハマってしまった。

今までは「せっかく行くのだから、できるだけたくさん楽しみたい」
という思いがあり、朝早く出かけて、夜に帰宅することが多かったが、
これだと翌日に疲れが残ってしまうことも多かった。
旅行の日程もあまり余裕がなく、
行くことが目的になってしまっていた気がする。

それが、やりたいことや行きたいことを1つ2つに絞ったところ、
一泊二日でも十分に満足できるし、
夕方前に帰宅すれば疲れも最小限に抑えられる。

●有給を活用するようになった

それまでは冠婚葬祭などでしか有給休暇を使っていなかったが、
旅行を習慣化するようになってからは自分のために使うようになった。

具体的には月1回、月曜日に有給を取得するようになった。
これにより土曜・日曜・月曜の3連休にすることができ、
より快適に旅行できるようになった。
2泊3日の日程なら、国内であれば行けないところはないし、
1泊2日でも翌日に休日があれば余裕を持って旅行ができる。

何より、金曜・土曜に比べて日曜は安く泊まれる所が多いし、
月曜は平日料金なので、金曜・土曜・日曜の3連休より
旅行代を安くすることができる。

●月1回の非日常体験がもたらすこと

本記事の趣旨とずれるので詳細は省くが、
旅行による効果について観光庁がまとめた論文がある。
ざっくり言うと、旅行をすることで
・ストレスが軽減される
・身体能力が向上する
・外出する意欲が向上する
・視野が広がる
・知識が増える
などの効果が得られるそう。

どれもピンとくるものばかりだと思うが、
自分はそれ以外にも
・段取り上手になれる
・ものごとに優先順位がつけられるようになる
などのメリットがあると思う。

旅行は仕事のプロジェクトに似ている。
企画を考え、予約などの準備を行い、実行する。
そこで得られたものを次の旅行に活かす。
典型的なPDCAと言える。

さらに限られた予算や時間の中で最大限に楽しむためには、
何をするか、どこに行くか、優先順位をつけることはとても重要になる。
また、持ち物もそう。
部屋にあるもの全てを持っていくことはできないし、
荷物が多くなればなるほど移動が困難になる。
何が必要で何が不必要かを見分ける能力も旅行には必要だ。

仕事でもこれらの能力は身につけられるが、
一番大きな違いは楽しみながら身につけられるということ。

●まとめ

他県と言っても毎回が遠出というわけではない。
片道30分程度で行ける隣接県の場合もある。
隣接県の場合、何回も行っている場所もあるが、
それでも宿泊すると新しい場所に来たかのように感じる。
これは面白い発見だった。

益田ミリ氏が全都道府県を旅行した記録を1冊の本にまとめている。
どれも日帰り〜2泊の範囲内で行っているので、
会社員の自分でも不可能ではないと思えるようになった。
まだまだ四国や東北など、未開の地は多いが、
自分も全国を踏破してみたいと思った。

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