化石に眠るDNA 絶命動物は復活するか 更科功著 中公新書(2024年2月発行)
更科先生の本は見つけたら即買い!即読破!を心掛けているのですが、今回はしんどかった。
生物学、進化学の本はそれなりに書棚に並んでいるのですが、正直言ってDNAに関してはいまだにピンと来ておらず、そして本書はその大半がDNAおよびその解析の仕組みについての説明。
更科先生らしく、いろいろなたとえを持ち出してくれてはいるのですが、素人の限界ですね、わからんものはわからん!
またテーマが「古代DNAに魅せられた探究者たちのドラマ」であるため、DNA解析の細かいところをすっ飛ばして(というかわかったふりして)読めばよいのかもしれませんが、それもなんかもったいない気がして、頑張って最後まで読んでみました。
ただ、それを我慢した甲斐があって、第8章と最終章の第9章は面白かったですね。
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