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いきなり高額商品は買ってくれない【手作りスキルを動画で売る】

講座の値段のつけ方って難しい

講座に値段をつけるって難しいと思いませんか?

ふつう商品の値段というのは、仕入れ原価があって、そこに適正な利益を乗せてそれで決まります。
仕入れ価格が100円であれば、そこに50円乗せて150円で売る、といった具合です。

ところが講座というものは、仕入れ価格がない。

いや、本来は自分が講座で伝えている事柄を習得するのには、そこに至るまでに費用や時間がかかっているんですけど。

でも、原価がかかっていないという意識を講師の側が抱いてしまう。

だから、どうしても高い値段をつけられない、ということをよく聞きます。

本当はそれなり高い受講料をいただきたいけど、それだと「悪い」という気がしてしまうということですね。

もうひとつ「高い受講料は払ってくれないだろう」という予想があるんだと思います。

だからどうしても、安い受講料で回数をこなさないと稼げない、という発想になってしまうんですね。
そこで、疲弊することになります。

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電子書籍より

■ 5) 収益化のロードマップ
動画教材もオンライン講座も、単独で販売したとしたら、なかなか高額な収益に結びつくものではありません。

ここではマーケティング的な考え方を応用しましょう。
動画教材を含む高額なコース講座を売れるようにするための「仕組み化」について解説します。

当然のことですが、動画教材や講座が高価格で売れるには、それなりの価値のあるものでなければなりません。

価値のないものを売れるようにする魔法のマーケティングは存在しません。

自分の講座、自分の動画教材の価値を高めることには常々精進するようにしてください。

■ 2 種類の商品がある
はじめて出会った素性の知れない人に高額の商品(たとえば 10 万円)を紹介されたら、あなたはどうするでしょうか?

普通の人なら断るでしょう。
しかし、ごく低価格の商品(たとえば 1000 円)で、すごく価値がありそうなものなら、どうするでしょうか?

「まぁ、安いし試しに購入してみようか」と思う人が多いと思います。

こういうお試し商品は、TV の CM などでもよく紹介されています。
たとえば 1000 円で 1 ヶ月分の化粧品が手に入る、としたら申し込む人は多いでしょうね。

メーカーとしたら、まず商品を試してみてほしい。
商品の品質に自信があっても、言葉ではなかなか伝わらない。

だから採算度外視で、最初だけ安く提供するのです。

講師ビジネスにおいても同じことです。

まずは講師自身を知ってもらいたい。人柄や教えている内容について知ってもらって、信頼してもらいたい。

だから低価格の講座や動画教材を提供します。

これはここで収益を取ろうという目的ではありません。まずは知ってもらうことが目的なのです。

こうした「知ってもらうため」の講座や動画教材のことを「フロントエンド商品」と呼びます

フロントエンド商品は、低価格で内容的にも入門編であることが多いです。

収益を得るための商品は別に存在します。
こちらの商品を「バックエンド商品」と呼びます。

収益を取るための商品ですから、高価格なものであることが多いです。(当然、内容もそれに見合っていないといけません)

講座であれば数ヶ月にわたるコース講座などのことが多いです。認定講師育成講座などのイメージでしょうか。

まずはフロントエンド商品を買ってもらって、その品質を確かめてもらい、気に入った人にだけバックエンド商品を買ってもらう。

フロントエンド商品の購買者に、バックエンド商品を買ってもらうことを「アップセル」といいます。
これが収益化の基本的な考え方です。

このことを 2 ステップマーケティングと呼びます。(実際には 3 ステップ、4 ステップになることもあります)

「手作りスキルを動画で売る」第5章より

マーケティングって大切なんですよ

2ステップマーケティングというと難しそうに聞こえますが、入門講座、初級講座、中級講座・・・と進んでいくコースなら誰でもわかります。

これも、最初は値段を安くしておいて入りやすくし、内容がだんだん本格的になっていくに従って高額になっていくのが定番です。

これも2ステップマーケティングのひとつのかたちかもしれませんね。

手作り講師ビジネスというのは、まだまだマーケティングの考え方を学んで改善の余地があると思うんです。

先生業ってついつい「伝える」「教える」ことばかりに目が向きがちですが、相応の価格をつけて「売る」ってことも大切だと思います。
でないと、集客できないか、安い講座を数こなすばかりで疲弊してしまいます。

手作り動画【1ヶ月で撮影・編集】チャレンジ


今回ストアカでチャレンジコースを実施することにしました。

ハンドメイドなど手を使ったスキルを教えている先生向けのコースです。

1ヶ月という短期で、とにかく手作り動画を撮影し、編集する体験をしていただこう。

そのためには、一番カンタンにできるやり方を伝授し、それでとにかく最低1本の動画を作ってもらう。
わからないところ、つまづきそうなところは、映像制作経験40年の私がフォローします。

そしてFacebookグループで専用コミュニティを作って、仲間どおし励まし合い、情報共有もしながら進めていく。

動画づくりの知識・ノウハウは何本かの動画教材にして提供します。

コース開催時間を夜間に設定しているのですが、これは週一回のZOOMセッションです。

セッションは講義ではなくて、各メンバーの進捗状況確認や、質問・相談の場としたいと思っています。

「夜間だから参加できません」というお問い合わせもいただいたのですが、必ずしもZOOMセッションに参加できなくても参加できるんです。

この講座の本体は、コミュニティですから。
そこで進捗状況確認も、質問・相談もできるようにしています。

これで動画が作れるようにならなかったら、やる気がないだけの話。

期間は9月半ばから10月にかけての1ヶ月間。

とりあえず見切り発車なので、今後はいつ開講するかわかりません。
この機会にぜひ、動画を作れるようになりましょう!!

手作り動画【1ヶ月で撮影・編集】チャレンジコース!

ぜひ、上の画像をクリックしてお申し込みください!


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