「顧客を教育する」という言葉の誤解
マーケティングの本などを読んでみますと「顧客を教育する」という言葉がよく出てきます。これは誤解を生みやすい表現ですね。
特に講師業などをしている者にとっては、商品そのものが一種の「教育」なので、それとの混同をしやすいです。
この「顧客教育」というのは、英語のマーケティング用語では「リードナーチャリング(lead nurturing)」といいます。
ナーチャリングに「育成・養成」といった意味があるために「顧客教育」といった表現になるんだろうと思います。
でも、その意図を汲んでみますと、けっしてお客さまに何かを教育するということではありません。
「信頼関係を築き、購入意欲を刺激する」ということが、リードナーチャリングの真意です。
電子書籍より
本当に信頼関係が築けるのか?
単純接触効果という心理学上の言葉があります。
これは、何回も目にしたり話ししたりした人(物事)には好意を持つ可能性が高い、ということをあらわしています。
アメリカの心理社会学者のザイエンスさんという方が提唱した説なので、ザイエンス効果と呼ばれたりします。
ステップメールなどはこの効果を応用していると言われます。
つまり、毎日一通メールが届くと、それだけでもメールの送り手に親近感を抱くということです。
ましてそのメールに自分が役立つ方法が書かれていたとしたら、少しずつメールの送り手が「自分にとって役立つ情報を持っている人」だと感じられるようになるでしょう。
会ってすぐの人は信頼できないとしても、毎日顔を合わせているとついつい親近感が湧いて、申込みをしたりしてしまうということがあるでしょうね。
そういえばはるか昔、私が会社に勤めていた時に、営業マンが毎日訪問してきたことがありました。出入り業者ですが、発注の実績のない業者です。
最初のうちは社員たちに邪魔者にされていましたが、それでも懲りずに何回も通ってきていました。
その営業マンは、少し経ってから、見事発注を獲得していましたから、あれも単純接触効果を活用していたんだな、と今になって思います。
手作り動画【1ヶ月で撮影・編集】チャレンジ
ストアカで募集しているチャレンジコース、おかげさまでかなりの人数のお申し込みをいただいております。今回、枠を少しだけ広げたので、まだ若干の余裕があります。
ハンドメイドなど手を使ったスキルを教えている先生向けのコースです。
1ヶ月という短期で、とにかく手作り動画を撮影し、編集する体験をしていただこう。
そのためには、一番カンタンにできるやり方を伝授し、それでとにかく最低1本の動画を作ってもらう。
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動画づくりの知識・ノウハウは何本かの動画教材にして提供します。
コース開催時間を夜間に設定しているのですが、これは週一回のZOOMセッションです。
セッションは講義ではなくて、各メンバーの進捗状況確認や、質問・相談の場としたいと思っています。
「夜間だから参加できません」というお問い合わせもいただいたのですが、必ずしもZOOMセッションに参加できなくても参加できるんです。
この講座の本体は、コミュニティですから。
そこで進捗状況確認も、質問・相談もできるようにしています。
これで動画が作れるようにならなかったら、やる気がないだけの話。
期間は9月半ばから10月にかけての1ヶ月間。
とりあえず見切り発車なので、今後はいつ開講するかわかりません。
この機会にぜひ、動画を作れるようになりましょう!!
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