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動画教材の編集はカンタンでOK【手作りスキルを動画で売る】

動画編集ほど誤解されている作業もない

たいしたことはしていないが、私はPCでの動画編集を27年間ほど仕事にしてきました。
特に高度なテクニックを持っているわけでもなく、ただ編集という仕事を長くこなしてきただけです。

動画編集をやらない人から見ると、動画編集は魔法のテクニックのように見えるみたいです。

実態はそんな高度なものではなく、たんに映像を切ったり貼ったりしているだけです。
布を切ったり縫ったりして、洋服に仕立てているようなものです。

縫製という作業が、そもそも布の存在を前提としているように、動画編集も映像素材の存在を前提としています。

つまり映像素材ありきで、それを切ったり貼ったりするだけのことです。
ほとんどの映像素材は、動画編集で作り出すことはできません。
映像素材は、撮影であったり、CGといった別の作業で生み出されるものなのです。

そういう意味では、デザイン作業のように、無から有が生まれる可能性は少ない。また難易度から言ったら、かなり低めの作業です。

ほんと、動画編集ってたいしたことのない作業なのです。

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電子書籍より

■③動画の編集
スマホの普及以来、動画を撮影した経験のある方は非常に多くなりました。

ところが動画を編集した経験のある方、となるとぐっと人数が減ります。
編集をした経験があるとしても、スマホのアプリでという方が大半です。

ひとつには動画の編集というとすごく高度な技術なのだろう、という思い込みがあるようです。
ネットを探ると、動画編集については難しげなことが書いてあります。

私は、まだ世の中に PC で動画が編集できることが知られていない時代から動画編集を仕事にしてきました。

だから言えますが、動画編集の大半は大した小テクニックではありません。

誰でもできますし、センスも特に問われません。要は慣れです。

▼動画教材の編集は PC で

今やスマホのアプリでも動画編集はできます。
でも動画教材の編集は PC で行っていただくのがよいと思います。

その理由のひとつは画面の大きさです。

スマホの画面は小さいので、長時間の作業に向きません。特に先生をされている方は比較的年齢の高い方が多いと思います。

若者はいざしらず、中高年の目はスマホで長時間作業することに耐えられません。

もうひとつは、操作の精度にあります。

スマホの小さな画面を指先で操作していると、精度の高い編集はできません。

このようなことから、スマホで撮影した動画もいったん PC に移していただいて、編集・仕上げはしていただきたいと思います。

▼高価な動画編集ソフトが必要?
「PC で編集するとなると、高価な動画編集ソフトが必要なの?」と思われた方もいらっしゃると思います。

たしかに、プロ用の動画編集ソフトは高価です。

たとえば一番有名な Adobe 社の Premiere Pro は月額 2728 円(税込)もしま
す。年間にすると 3 万円を越えます。しかもずっと支払い続けないといけません。

しかし動画教材を作るのには、そうしたプロ用の動画編集ソフトを使う必要はありません。

なぜならば、基本的な機能しか使わなくて十分だからです。

プロ用の動画編集ソフトは、クライアントやディレクターがどんな要求をしても、それに応えられるように高度な機能を搭載しています。

しかし先生方の場合は、ご自分が使いこなせる機能だけで動画教材を作っていくことになります。

だから初心者用の動画編集ソフトで十分です。

たとえば Wondershre という会社の Filmora(フィモーラ)という初心者用の定番ソフトがあります。
このソフトは 14900 円の商用ライセンスで永続的に使うことができます。

ちなみに、この Filmora でさえ相当な機能を搭載していますが、その全てを覚える必要はありません。

以前にとある先生から「Filmora を購入したのですが、あまりに機能が多すぎて使用を諦めました」と伺いました。

これはまったくもって間違った考え方です。
すべての機能を覚える必要など、最初からないからです。

私は四半世紀以上動画編集を仕事にしてきましたが、メインで使っていたソフトでも、常時使っていた機能は全体の 1/5 程度でした。

知らない機能を使う時は、その都度ネットで調べてから使っていました。
要は自分が普段使う機能だけ覚えていればいいのです。

特に動画教材には、カッコいい表現も、びっくりさせるような特殊効果も必要ありません。

手を使うスキルをわかりやすく見せていくだけで十分です。
ですから、動画編集ソフトにそなわった機能のうち、ごくごく一部だけ覚えておれば十分なのです。

それでは、動画編集とはどんな作業なのでしょうか?

「手作りスキルを動画で売る」第2章より

動画編集というハードルを越えれば

私がストアカでやっていたオンライン講座でも、受講生の皆さんは「動画編集が一番ハードルが高い」とおっしゃっていました。

でも私に言わせれば、高いと思われているだけの、実は低いハードルです。

手作り作業の動画教材は、ごく単純な作業なんですから。

「できないと思う」のではなく、「とにかくやってみる」のが大切。
やってみればそんなに難しくはないはずです。

手作り動画【1ヶ月で撮影・編集】チャレンジ

私は2年以上にわたって、手作りスキルを教えておられる先生方にストアカで動画づくりを伝える講座を行ってきました。
受講していただいた方は200名にものぼります。

しかし、受講してくださった方全員が動画を作れるようになったわけではありません。

作ろうと思ったものの、途中でやり方がわからなくなって中断している。

何度かやってみたものの、満足できる出来にならなかったので、その後は挑戦していない。

そもそも最初にどんな機材を揃えたらいいのか、でつまづいている。

そうした方が多いのも承知しています。
何とかしたいな、とずっと思ってきました。

そこで、今回ストアカでチャレンジコースを実施することにしました。

1ヶ月という短期で、とにかく手作り動画を撮影し、編集する体験をしていただこう。

そのためには、一番カンタンにできるやり方を伝授し、それでとにかく最低1本の動画を作ってもらう。
わからないところ、つまづきそうなところは、映像制作経験40年の私がフォローします。

そして小さなコミュニティを作って、仲間どおし励まし合い、情報共有もしながら進めていく。

動画づくりの知識・ノウハウは何本かの動画教材にして提供します。

これで動画が作れるようにならなかったら、やる気がないだけの話。

期間は9月半ばから10月にかけての1ヶ月間。

とりあえず見切り発車なので、今後はいつ開講するかわかりません。
この機会にぜひ、動画を作れるようになりましょう!!

手作り動画【1ヶ月で撮影・編集】チャレンジコース!

ぜひ、上の画像をクリックしてお申し込みください!

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