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ひとり卒業制作 「動きとゆとり」編

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週1回のパターンスクールに通い始めて、5年がすぎました。専門学校なら2年次終了と同じくらいの時間を学んできました。 パターンスクールに卒業はないけれど、ちょうど良い区切りなので、…
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#動きとゆとり

Kさんのお気に入り服 -ロングコート-

 街にクリスマスの飾り付けが始まると、木枯らしの季節がやってきます。慌ててマフラーやロン…

Kazuko Hirose
6年前
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ゆとりをつくる「あき」 その2

 ビジネススーツを仕事着にしていたころ、ジャケットを脱ぎ着するのは小さなストレスでした。…

Kazuko Hirose
6年前
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番外編 舞台衣装

安室奈美恵さんが引退されましたね。歌や踊りが唯一無二でカッコいいというだけでなく、ご自身…

Kazuko Hirose
6年前
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ゆとりをつくる「あき」

 アニメONEPIECEに体が自由に伸び縮みする「ゴムゴムの実」というのがでてきます。人間の体が…

Kazuko Hirose
6年前
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身幅のゆとり(前後ぐるり)

 前2回のNoteで、腕を動かしやすくするために、前身頃、後身頃それぞれにゆとりを確保するリ…

Kazuko Hirose
6年前
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後ろ身幅のゆとり

 ひところ、ポールスミスの服が好きで良く着ていました。ジャケットの内側にベルベットやリボ…

Kazuko Hirose
6年前
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前身幅のゆとり

 「このブラウス可愛いねぇ!いいなぁ。」と娘がフリルを触っています。 でしょう、ちょっと特別な工夫が施されたブラウスには見えないですよね。  いわゆる「キャリア女性向け」スーツを仕事着にしていたころ、体を動かすとシャツのボタンの隙間から肌着が覗くのが気になりました。スカーフを巻いて見えないように工夫したのを思い出します。車いすを漕ぐときには腕を大きく動かすので、やはりボタンの隙間が開くのが気になるそうです。車いすを使う方も、歩く私も、悩みは同じですね。  試しに、タイトなシ

はじめに

 「介護と服」を一番最初に意識したのは、叔母の普段着でした。彼女には彼女らしいこだわりが…

Kazuko Hirose
6年前
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