普通…?当たり前…?ナニソレオイシイノ? その②

こんにちは。かよきちです。
息子が発達障がい「自閉スペクトラム症(ASD)」の診断を受けたことを機に、
自分自身知らないことや勉強不足なことがたくさんあって、
でも調べていくうちにこれって誰もが知っていたら生きやすい世の中になるのでは?という想いから記事に書くことにしました。
今日はパート2です!

前回の記事はこちら
▶ https://note.com/kaaayo32/n/n8c15e7fe6cf1

では、今日の本編ドゾ!
↓↓

まず前提に!
『発達障がいとは、本人の努力不足や、親のしつけ・教育不足・甘やかしなどが背景ではない!』
ということをお伝えしてから、本題に入ろうと思います。

今日は、親として感じてきたことことや苦しかったこと…
長男の幼少期の様子とかその時の自分の振り返り?みたいなものを、
私自身の健忘録として綴る意味でお話しようかと思います。
同じように苦しさを感じてきた(または感じている)お母さんたちにも届いたらいいなと。

今年4月、4年生進級と同時に不登校になった長男くん。
私は、泣きながら行きたくないと訴える長男に、

「そっか~泣くほど嫌なら行かなくていいよ。学校に行くことだけが大事じゃないからね。」

と伝えました。
ここだけ聞くと、
そういう時に心を鬼にして学校に行かせるのが親の務めだろ?
ただの甘やかしだ!
と思われるのか…
そんな言葉が瞬時に言えるなんてすごい!
と思われるのか…

受け取り方というか、受け取る人の根本の考え方によりそれぞれかと思います。

でもこの時…
これまでの毎年の様子もあったので覚悟はある程度してはいたものの、
正直、内心…

「とうとう…うちの子が不登校になってしまった…どうしよう...」

という気持ちが、かなりありました。

焦りと、行き場のない不安と、この先どうなっていくのかという漠然とした怖さと。
この時の自分は、子どもの気持ちを受け入れたようで受け止め切れてはいなかったと思います。
今もきちんと向き合えて、受け入れられているという自負はこれっぽっちもありません。
これでよかったのかという気持ちはずっとあります。

小さなころから、比べないように比べないようにと思いながらも周りと比べてしまって…
「なんでうちの子は…」
「なんでうちだけが…」
そんなことを思い続けていた頼りない母親です。

赤ちゃんの頃から定期的にある乳幼児健診…
他の子がスムーズに身体測定を受ける中、
服を脱がそうとするだけでぐずる嫌がる、
体重計になんて乗るはずもなく、
身長計なんてもってのほか…
眼科検査の眼鏡すらかけれず泣く、
内科健診も怒って嫌がる…...
どんな簡単な検査もなかなかできずに嫌がることばかり。

みんながお母さんの膝に入ってお話を聞いている中、
もぞもぞ動き出して一人だけおもちゃで遊ぶ、
なんでこんな小さなことができないんだろう…
なんでほんのちょっとでもじっとしてくれないんだろう…
みんなできてるのに。
みんなできてるってことはこの月齢で出来て当然のことなんだろうな…

なのに…
『どうしてうちの子だけ…』
『あぁ…私の育て方が悪いんだ...』
『あの親しつけも出来ないんだって笑われてるんだろうな…』

そんな気持ちで毎回落ち込んで帰りました。
家でも出かけ先でもとにかく目が離せない、
ほんの数秒の隙に家から飛び出してしまって探し回ったこともありました。
(結局無事に近所のおばあさんの家の前で発見!)
お店で迷子になりかけたことも何度も。
心配だし怖いし、誰かに預けていくこともできない。

赤ちゃんや子どもってこういうものなのかと思ってみたけれど、
他のお母さんの話を聞くと全然そんなことない…

あぁ…
また…うちだけ……

そんなことの繰り返しの中で「お前はダメな母親だ…」と誰かに言われてるような気持ちでした。


健診のたびに書かされる問診票も大嫌いでした。

「子育ては楽しいですか?」

いいえに〇をしたら、自分がダメな母親って突きつけられるみたいで怖かった。
なんでこんな意地悪な質問するんだろうって。

もちろん楽しい瞬間、幸せな瞬間もたくさんありました!
それは胸を張って言えます😊
でも、発達の姿や小さなことも気にし始めると、楽しいです!!と全力で言えないことが多くて…
でも「はい」に〇をしてしまう私…

当時は旦那さんも仕事が忙しく、いわゆるワンオペ育児でした。
保健師さんの面談で号泣したこともありました。

TVで虐待のニュースを見ても、

「あぁ…次は自分の番かもしれない…」

なんて思うことが多くなっていました。
車を運転しながら…急に涙があふれて流れ出して止まらなくなったり、
あの対向車がこっちに突っ込んで来たらどうなるかなぁ…
自分だけいなくなれないかなぁ…
とか怖いことを考えた時期もありました。
気持ちの余裕なんて1mmもありませんでした
仕事に出かける旦那さんを見送りながら何の前触れもなく号泣したことも…

いわゆる『育児ノイローゼ』ってやつですね。

これは発達障がいがどうとかではなく、子育てしているママ誰もが「うんうん...」と共感してくれる部分もあるんじゃないかなって思っています。

そして、発達障がいや身体的発達の遅れを少しでも感じたお母さんのほとんどが、
子どもがどうとかじゃなく、自分の努力不足を責めていることが多いんじゃないかと思います。

でも…
そうはいっても...
なんでできないの!どうして!
と、つい子どもに当たってしまうこともあります。

そしてまた八つ当たりしてしまった自分を責める…
夜中に子どもの寝顔を見て泣きながらひとり反省会を何回したでしょうね…
今でもよくやってます。恥ずかしながら💦

…と、ここまで書いてさらけ出して、お分かりいただけるようにメンタルお豆腐よわよわマンの私。
とても冒頭のような、息子に強気発言したお母さんとは思えませんよね!笑

そんな発想の転換?受け入れができるようになったのも、
やっぱり時間とともに、経験とともに、環境とともに変化してきた気持ちだと思います。

あまりにも過去の話が長くなりすぎて終わりが見えなくなってきたので、
今日はこの辺りで…

次はどんな風に気持ちを切り替えたのかとか、
子どもの診断がつくまでにどんな手立てをしてきたか、発達検査のお話とかも出来たらと思います。

長々と、失礼しました^^
ここまで読んでいただきありがとうございます。

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