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これからの美容師に必要なもの

昨日は社内セミナーがありました
セミナーのために台本をつくったので、
その台本をもとにnoteへ

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これからの美容師に必要なものは
お客さまを集める人になること

、、、

そりゃそうだよね、、、

美容師は自分の技術や人柄でお客さまを惹きつけることが大切なんだけど

まずはその人が、
どんな人かを感じられなければ
引きつけることはできないんじゃないかな

髪を切りたい、髪を染めたい
それは美容院に来るのだから
当たり前なんだけど
それはお客様が持ってきたニーズってやつ

そのニーズを叶えてあげたら、お客さまは満足するのかな?
たぶん、ほとんどの人が満足しないよね?

どれぐらいの満足感か満足度も違うけど
じゃあどうしたら
お客さまは100%満足するのか?

その
『どうしたらお客さまは100%満足するのか』を、自分で考える必要があるよね

いま目の前にいるお客さまが言葉にできない想いを、どれだけ感じとることができるか

過去にこんな言葉を聞いた記憶があるんだけど

クレームへの反応で
「お客さまがこう言ったからそのままやりました」

きっとその人が持ってきたニーズには応えたんだよね
でも本当に求めることではなかったんだ
だから不満が生まれた

ぼくは、昨年いろんところでプレゼンさせてもらって実感したし
ブログを始めて改めて思う
言葉で伝えるってすごく難しいことなんだと

お客さまは素人です
髪のことをうまく表現できない人です
ここに集まってる人は、なんとなくそれを感じていると思うんだけど

じゃあ、どうやって感じるようになれるか
言葉にできない感情や想いを感じるとことができるか

もともと、その人との信頼関係ができているのであれば
言葉にできない部分も感じやすいと思う
しかし、
初めて来店されたお客さまは何もヒントがない

じゃあ、何をヒントにするか

人の表面にはたくさんの情報がある

使う言葉、言葉の間、声のトーン、表情、
視線の動き、歩き方、
ファッション、来店された時の髪型、
身につけてる物、etc

あらゆるものがヒントになる

そして、どんな言葉を投げかけるか、
質問力もすごく大切
質問によってその人の内面を引き出す、
同時に言葉に対する反応を見る

まずはその人のことを知ることが大切

いくらすごい技術力があっても、
お客さまの求めているものが表現できなければ
お客さまを満足させてあげれないよね

お客さまが、ヘアスタイルに求めること、

髪を切りたい、カラーをしたい本当の理由
それに気づけるかどうかでニーズのその先が見えてくる

そこから初めて自分の武器が活きてくる

さあ、
ここからは自分の武器の話をしていきます

今、話してきたようにお客さまを、深く知ることができたら
今度は、そこに刺さる武器が必要になる

その武器になるのが
技術や知識などいわゆるスキルになってきます

そのクオリティや幅の広さで
お客さまを惹きつけられるか決まる

お客さまがヘアスタイルに求める本当の想いを形にすること

もちろん
いわゆる技術的なスキルだけではなく
その人の人間性や人柄に惹かれることもある

技術やスキルから入って
人間力で信頼関係ができていく

技術的なスキルが上がれば、間違いなく活躍できる幅が広がる
武器を見つけるキッカケやベースになることをこのGAでは教えていきたい
(GAは月1の社内セミナーのこと)

ここまでは不変的なものの話をしてきました

言ってみれば、
変らず美容師に必要なものです

これからの美容師に必要なもの、
の話をしましょう

みんなもやっているSNS
このSNSというものが
今は当たり前のように世の中に広まっていると思うんだけど

このSNSを自分の未来のために活用する

SNSが最大に活用できればニーズで人を呼ぶことができるよね
インスタなんかはまさしくそれ

特に目立つのはカラーやトリートメント
きれいな色やツヤのあるヘアスタイルの写真を投稿することで

それを求める人を集めることができる

それはもう若いみんなのほうが
実感してると思うんだけど

もちろん人を呼ぶまでになるには、SNSでもそれなりの努力が必要

SNSもこれからはもっと変化してくる
インスタ映えという言葉が流行ったように
インスタは映えるものだという価値観が生まれている

「実際にこんなふうにはならないでしょ?」
っていう人が少しずつ増えてきているのも事実

とはいえ
まだまだインスタを好む人が多いので
ツールとしては使えるものだと思う

「ツールとして使う」という見方でSNSを使う

自分を知ってもらうためや自分を売るための
個人でできる宣伝力をつける

世代にもよりますが
新聞の折り込みチラシよりも
SNSを見る人の方が、いまはあっとうてきに多い

過去はお金をかけて
チラシを出すことで宣伝したけど
いまは自分でSNSの活動をすることで宣伝することができる

SNSは個人でできる最高の宣伝ツールになる

さらに動画だと、よりリアルに伝わる
YouTubeもSNSのような自己PRとか自己紹介
に使われるようになるんじゃないかいな

動画が注目されているのは
通信速度が上がったことで
インターネットでも見やすくなった

5Gに変わりこれからもっと動画は見やすくなる
これからは自分のリアルを発信できる場になる

リアルの自分を知ってくれている人だし、
やり取りもできるから
信頼関係をつくることができる

信頼関係がある程度できた人を
自分のお客さんとして集めることができる

もう1つ言うと
ベースになる技術については圧倒的な差がなくなる
人としてのさ、特質なもの、
自分が武器として自信をもって打ち出せるかどうか

そして

それがありのままの自分なのかどうか

現場で表現できる自分をありのままに出すことが大切、無理をしない

ちょっとの背伸びは必要かもしれないけど
映えを狙ったところで

直接会ったら、
お客さま「あれ?」

ってなるよねw

自分に持ってないものを発信しても、再現できなかったら意味がない
SNSだけでビジネスしたい場合は別としてね

ここで初めに戻るんだけど

だからこそ自分の持っているスキルを磨くことが大切になる

SNSで人を惹きつけれるだけの、
自分の持っているスキルのクオリティを上げる

シンプルに言えば

ショートカットが上手な美容師で発信していきたいなら
ショートカットの練習をめちゃくちゃしたほうがいいし、
骨格に合うショートスタイルのことをめちゃくちゃ勉強したほうがいいし
もっともっと手をつけて行くところはあると思う
追求したらキリがない

結局、人を惹きつけられる人はスキルを磨くために時間を使ってる
だから、スキルが高くなる

なにが言いたいかというと
自分の好きな事は努力しよう

いまは努力をする事がつまらない事だと思っててしまう人も少なくない
自分のやりたい事を見つけたら、それを実現させるための努力の時間は必要なんじゃないかな

さぁ
まとめに入りましょう

過去は職場とか店という環境があって
そこに集まってくれたお客様を満足させる事が先決だった
もちろん、いまもそれはすごく大切な事なんだけど

いまは、自分のもっているスキルで人を集める事ができるようになっている
自分はこの技術が好きだから、とにかくこの技術をやりまくりたい
この技術で人を幸せにしたい
そうやって磨いてきた自分のスキルを発信すれば、人は集める事ができる

こんな店があるから行ってみようから
この人がいるから行ってみよう

髪を切りたいから美容院に行くから
この人に髪を切ってもらいたいからこの人のいる美容院に行ってみよう

お客さまにしてもどっちがいいか

どっちも良さはあるけど
自分の求めることを叶えてくれる美容師さんがいいと思うよね

スキルを磨くことも
宣伝ツールとしてSNSで発信することも
両輪で進めて行く事が大切

まったく別物なんだけど、
自分がなりたい自分を実現するために
必要だと思うことは
全部やっていったら
自分の可能性はいくらでも広がるよ

自分の可能性にワクワクしながら
楽しんでやっていきましょう

ニーズで人を集め、ニーズのその先をかなえられる美容師になっていきましょう

以上 D.神田でした

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こんな感じで台本を作ったのですが
(少し手直し入れたけど)

実際のセミナーでは、この7割も伝えれてなかったな、、w
今年度の第一回ということで学ぶ心構えにフォーカスしてみた

自分が話すだけでは聴く側も飽きてしまうし、
自分ごととして考えてもらうためにも
途中で問いを投げかけてみたりはしたけど
ワークタイムはあったほうがよかったと反省していたりw

動画も撮って見返してみた
こうやって文章で伝えることも難しいけど
実際に話して伝えるのは、また違った難しさがある

プレゼンも場数が必要だなー
Showroomを活用してやってみようかなーw
とか考えてます

今回はかなり長くなってしまいました
最後まで読んでいただきありがとうございました

目標は学校を作ること人を活かす学校を作りたいです。最近はいろんな人とコミュニケーションが取れる方法を考えています。何かこれから生きる人に残せるモノを作りたいと思っています。