スタッフに向けての挨拶

今年になって始めて社内のスタッフ全員が集まる機会があり、
そこでスタッフ向けにスピーチする時間をいただいたので、
考えた内容をnoteにも残します。

ポイント箇条書き
・コロナ禍が再び高まる（緊急事態宣言）
・コロナ禍によって起きた変化
・他の業種で起きていること
・美容業界はどんな変化
・美容師という仕事は人に求められる
・変わらない技術の基礎と変化に合わせた新たな技術
・活躍できる美容師を育てたい

ついに社長セミナーもオンラインでの開催ですね。
コロナ禍は再び盛り上がっています。
マスク営業を始めてもうすぐ一年が経とうとしています。
緊急事態宣言も2度目となりましたが、
1度目の緊急事態宣言とは明らかに様子は違う、
1度目の緊張感は凄かったですね。
実際に予約をキャンセルされるお客様も多くみえました。

今回の2度目の緊急事態宣言による世の中の反応は、
言ってみれば「慣れ」
これも変化だと思います、
人は良くも悪くも慣れてくる
（でも、世の中の変化を本質的に捉えて動くことが大切）
少しずつコロナとの過ごし方に対応してきているのは事実です。
常に変化をしているということ。

これからは変化の起きる『風の時代』と言われていますが、
コロナ禍も相まって、変化を後押ししてます。
生活様式の変化や、仕事の方式の変化が起きています。

もっといえば求められる仕事自体が変わってきています。
この変化の中の真っ只中で、本当に困っている人もたくさんいます。

飲食業をはじめ、観光業、交通機関そこに間接的に関わっている業種の方々
この辺りはまだ都会に比べれば影響は小さいと思います。
僕の知り合いの店では、こっそり夜営業する店もあります。
そんな人たちも、
ただ受け止めるだけでは本当に生活のできない状況になってきています。
もはや変化するしか生きられない状況、、、
そんな中で選ぶものは、今まで当たり前でやったことは通用しない
当然オンラインや機械化、AI化が絡む仕事が求められている事実

これからの時代は変化を嫌ったり恐れてしまうより
時代の変化を受け入れ、活用していった方がいいと僕は思います。

変えないことは変えないで、変えれることはどんどん変えていくのが
これからは必要とされるのではないでしょうか。

とはいえ、
コロナ禍においての美容師の変化といえば、
マスクをして手指消毒や検温をしたり消毒をしたり、
業務としては、
有難いことに、ほとんど変わらずできている。
コロナ禍の状況になって、改めて僕は美容師という仕事を誇りに思います。

人から求めてもらえる仕事、人に必要とされる仕事、人の役に立てる仕事

どんな時代においても、これは変わらないかもしれないし、
もしかしたら、変わっていくかもしれない
それすらもわからない時代です。

カットの技術がそう簡単に機械に負けるわけがないと思っていますが、
美容師の技術は人の手によって進化していく
ちなみに、人間の五指の能力はまだ機械では再現できないらしいです。

なんにせよ、技術は嘘をつきません、それだけが全てでないですが
技術を磨くことはお客様を喜ばせる財産になることは間違いありません。

もう一つ機械に負けないのがコミュニケーションだと思っています。
人が何を求めているか感じる力、
喜んでもらうために考える力は機械に負けないし、
その力を磨いていくことが必要です。
その人の持っている表現力は、
この先大きな武器になっていくのではないかと考えています。

何が変化してきているかというと
人がオンラインに使う時間が長くなったことにより
オンラインの存在が大きくなっていること、

それによってSNSの影響力の大きさが増していること
個人でのブランディングや集客ができる時代だし、
個人が持っているSNSの影響力そのものが魅力にもなってきている
（フォロワーが多いと人気になる、いろんな職種に活かせる、）

といううことで、
変わらない基礎の技術と今求められる技術の両方を磨いていけるような教育をしていきます。
現在は、マニュアルを更新したり、訓練校やGA、SAで指導したり、
基礎技術を教えることが多いですが、
その時の世の中の情報や雰囲気などを感じながら、必要なことを伝えていきたいと思っています。
よくわからないことも言うと思いますがw

なんにせよ
技術はお客様に、喜んでもらって初めて意味があります。

お客さまに満足してもらうための言わば大切なツールです。
技術教育を通して活躍ができる美容師を、僕は一人でも多く育てていきたい。
美容師にとって活躍できるかどうかは、
お客さまに求められるか、必要とされるか、役に立てるかです。

僕の力だけでは、どうにもならない
みんなの力があってこそ意味があること
教育は教育を受ける人がいてこそできること、
皆さん今年もよろしくお願いします。

最後まで読んでいただきありがとうございます。