そうさ、不器用さ

あなたを象徴する写真を見せてください。

こんな質問をされた時、あなたならどんな写真を挙げるだろうか。

聞いた身で恐縮だが、自分の話をさせてもらう。

自分なら、多少背伸びをして着飾った自分を挙げるだろう。

昔からの悪い癖だ。
よく一緒にいる彼には見透かされている。

自分でわかっていてもなおせないところ、簡単に見透かされているところを鑑みると、情けなく不器用だなと落ち込む。

文章も同じだ。
発信している以上、多少のエゴイストがつきまとう。

ここで、聖人君子のような考えや言葉 理想論を垂れてるけど

本当の僕はポイ捨てだってするし、蚊柱を見てクソキモいと思うし、洗濯物は絶対溜める。

昔からの悪い癖だ。

こんなふうに文章に起こして、取り繕って、自分を正当化している。


今僕はやるべきことが、たくさん残されているが

お風呂で熱唱しながらストレス発散のために文を書いている。

もしかすると、本当に文を書くのが好きなのかもしれないなとちょっと思う。


想像してみて欲しい
荷物がパンパンに入ったショルダーバッグを。

紐の部分ではなくいわゆる荷物の部分が、
お腹の左部まで来ている。
僕はその状況を嫌い、背中に荷物を任せたいと思い、意気揚々と投げるような形で背中までのスライドを試みる。
そうすると、背中を通り過ぎて右の脇腹を直撃し「イテテ」となる。僕といえばそんな人物だ。



例えが分かりにくいと思っただろう。

僕はそんな人物だと思う。



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