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死の知らせ

4月1日から4日(10時~21時)まで、
渋谷スクランブルスクエア7階で
『死んだけどあのね展』を行っています。

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スクランブルスクエアにお買い物をしに来て、たまたま展示を見かけて足を止めてくださる方、私のSNSから展示を見にきてくださった方、沢山の方に死と触れ合う時間を提供できたことを嬉しく思います。この展示を見て感じたことは、すぐに出てくるものでもないし、時間をかけて向き合うものだと思うんです。この展示での出会いが、何かのきっかけになればと思っています。

今日の展示会で、自分にとって印象的だった出来事がなんだか消化しきれないので、noteに書いて忘れないようにしようと思います。


4月3日18時15分

展示会ブースに1人の女性が近づいて来て、

「インスタのストーリーを見て、展示会にきたよ。」

って笑顔で話してくれた。

その子は、中学3年の頃(母を亡くしたタイミング)に同じクラスの生徒だった。

高校生になってからは、あまり遊んだり会話をしていなかったので、本当に何年ぶりかの再会。

彼女が来てくれた喜びに浸っていると、

「中3の頃、きくが授業中に泣いてたのを見て、何してんの!またダンス部で怒られたの!やばいね!って言ってごめんねえ。後から、お母さんが亡くなったの知って、なんであんなこと言っちゃったんだろうって思ったの。」

って伝えに来てくれた。

この展示が、私と彼女の中でモヤモヤしていたものを消化するタイミングを作ってくれた。

想像していなかった言葉だったし、見えていなかった彼女の感情を知れたことはいい機会だった。

でもなんだか、彼女からもらった言葉をどう受け止めればいいのかわからず、モヤモヤしている。

彼女が話しにきてくれたことを無駄にしないように、いろんな視点から死別の悲しみについて考えたいなと思った。

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