ジャニーズの事
言葉足らずで被害を受けた方が目にした時に嫌な気分になったらごめんなさい。先に謝っておきます。
これは、私の主観ですし
LGBTQの方と関わったりした経験や
少しだけ経験した芸能界という狭い世界の事を踏まえて今回の件を想像してみた事を書いてみます。
まず、児童虐待はどんな場合でも絶対にあってはならないしこれは男女関係なく全ての子どもたちがその子の生き方を曲げられるような暴力、性的暴力、育児放棄はあってはならないと考えています。
その中で、自分の中の性を見た目と違うと思ってる場合や違和感を感じている場合も、親の考えと違うから否定される世の中ではなく受け入れて育んでいく事が大切だと、私は考えています。
なので、今回のジャニーズの被害を訴えていらっしゃるみなさんは、まだ自分の判断で性の認識をしっかり持てる状況じゃない中で性被害に合われた方がほとんどなのではないかと考えます。
なにより、10代前半の性経験がない中で
憧れている世界の入口に立ったばかりの状況で
その会社の社長に性行為を求められた時
その子に正常な判断ができる子はほぼいないでしょう。
これはジャニーズだけではなく、女の子の芸能を目指している子達にも同じ事が言えます。
そして、その行為が日本では恥ずかしいこと人には話してはいけない風潮にあるので
確実に誰かに相談することもなく
もちろん、親に伝えたら悲しませるだろうと想像し黙っている状況になるのは大人なら安易に想像できます。
記者会見で、藤島ジュリー景子氏は
全てのタレントが被害を受けたからスターになったわけではなく、本人たちの努力でとおっしゃっていましたが
私はこの言葉を聞いて、その「努力」を耐え抜いた中には確実にその性行為を耐え抜いたタレントも多数いると思いました。性被害と思わず、社長からの絶大な「寵愛」を受けたと記憶をすり替えることで、その行為は性被害ではなく同意があった性行為に変化するからです。
とんでもなくセンシティブな問題です。
あれだけの人数の男性が所属する事務所です。
中には性自認も肉体も男性だけど、男性が好きという人がいても不思議ではありません。
なので、その少年だった時代にジャニー喜多川氏から受けた性被害を「性虐待」であったと認識しない思考のタレントもいるでしょうし
その生活がその人自身にとって当たり前なのだから、合宿所でレッスンを受けるなかにジャニー氏から性行為を求められることは1種のステータスのような要素があったのも否めないです。
その状況は、性自認が肉体と一致していて男性は女性を求めるもの。性行為は愛する人と愛を育むために行う人間のコミュニケーションの方法、そして子どもを授かり育んでいくための過程であると認識している人達には異常に感じるかもしれませんが
性の知識が未熟なローティーンの間にイレギュラーな経験をすると価値観が変わっていく恐ろしさ
それが、今回のジャニーズ事務所のなんとも不可解な記者会見に繋がって行くのだと思います。
かけだしのグループ、若いタレントさんが声を上げることはなかなか難しいと思いますが
40代、50代のタレントがここまで綺麗に噂は聞いていたが自分は性被害を受けていないと言い切るのは少々無理がありすぎます。
加害者不在でこれから、「ジャニーズ事務所」を経営していくとなると、今所属している誰かが「ジャニーズ事務所」を本当にこれからも存続させたいと考えているのであれば事実と向き合い
被害者の方と向き合う前に、まず今自分の置かれている状況、今まで経験してきたことと向き合う事が必要なのではないかと思います。
ただ、それもとんでもなくセンシティブな内容なので無理に話を聞き出す訳にもいきません。
暴露本や経験談を話す人の中には、残念ながらお金のために多少の嘘を交えている方も居ます。
これは言い切りますね。
いるんです。そういう人は。
そして、売れればいいので話したことを全て書かない記者もメディアも当たり前にあります。
私が無料でこれをなぜ書くのか?というと
有料でこんな話をしても誰にも伝わらないって思うからです。お金を貰って誰かに頼まれていい事を書く、悪い事を書く、そんなのは簡単だから。
本当に努力して今のポジションに居るのであれば、世の中は相応の評価をするでしょう。
広告にジャニーズ事務所のタレントを使うのを控えるとなると、今後ジャニーズ事務所のタレントが出る番組には広告を出さないになっていくと思います。今の日本のエンターテインメントでジャニーズ事務所を使わないのは割と簡単です。
あっという間に消えますよ。ジャニーズ。
私は長くジャニー氏の側面を知りながら
それが日本の芸能界では当たり前だから特に何も思わないようにしてきました。
でも、少年隊を見ていた頃からずっとその噂はネットもない時代からずっと語り継がれてきた事実ですし、お金も使ってきました(舞台、CD、映画、テレビドラマを見る)
知っていて見ていたファンにも責任の一端はあるんだと、理解してもらいたいです。
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