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地震と防災

自分が天から授けられた人生の3分の1は親のために、3分の1は子供のために、そして残りの3分の1が自分で自由に使える部分だと心得てほしい。そうしなければ、世代間のバトンタッチが滞り日本は滅びてしまう。ひょっとして日ごろ気付かないことが、地震が起こると顕在化するのではないか。地震の被害は鯰のせいばかりではない。人間社会が日ごろもつ歪みに原因がある被害も多いのではないだろうか。そんな思いが頭をよぎることがある。

地震防災でよくいわれる言葉に自助、共助、公助というのがある。公助は国や地方自治体などの公の機関の助け、共助は地域の助け合い、そして自助は自分や家族で頑張ることである。神戸の子供たちが考えてくれた「一人の百人力より百人の一人力」の一人の百人力は公助とそれに頼る姿勢を表し、百人の一人力は自助、共助で一人一人が防災を心がけることを表している。公助は最後の手段である。

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