パラレルキャリア②あくまで働き方の選択肢・手段の1つである
こんばんは。
皆さまお元氣ですか?
香音です。
カオンと読みます。
ここ最近、コロナの影響もありリモートや在宅ワークなどの働き方が増えてきていますね。
半ば強制的に従来の"当たり前"から、一斉に形を変えて来ている感覚があります。
そんな中、わたしも最近よく働き方についての質問を受けます。
今わたしがどんな働き方をしているかというと、
フリーランスで『体質改善のアドバイザー』の仕事をしながら、
業務委託という形で『スタートアップの立上げの支援』をしながら、
清水Pのプロデュースを受けて『音楽活動』もスタートしました、
という形が現在の働き方になります。
こちらのnoteの記事でも、現状1番アクセスが多いのがパラレルキャリアについて書いた記事でした。
皆さまが関心がある内容でしたら、わたしの体験としての情報を発信してみようと思います。
パラレルキャリアは、あくまで目的ではなく手段の1つであるということ。
わたしが実際たどった体験をそのままお伝えします。
色んな考え方があると思いますので、あくまで実体験からくる1つの見方として参考にして頂けたらと思います。
結論から言うと、描いていた自分の成したいことを成すための手段が、移り変わっていっただけ、ということが今回わたしから皆さんにお伝えできることです。
体質改善アドバイザーの仕事をやる方が、
最も社会にインパクトが残せて、元々のやりたかったことや、夢を成すスピードが加速するということに氣がついてしまって、
やりたくなっちゃった、というか、もうやらざるを得ない状態になっちゃった、というのが全ての起点だったと思います。
そこを起点として、その周りの環境が最適化されて今の形に収まった、というのが真実です。
わざわざ大企業のキャリアを捨てる必要はない。
事実を順にお伝えすると、元々わたしはパラレルキャリアをする氣は1ミリもありませんでした。
最初は選択肢にも挙げられていませんでした。
なぜならば、そんな働き方を知らなかったからです。
前職の三菱電機という会社は、割と堅い社風でしたし、転職さえも勇氣のいる選択、といった考え方の中におりました。
そして、就活当時のわたしにとって第一志望で心から行きたかった会社で、
もうこの会社以外は行く氣がありません!!といわんばかりの熱い想いで面接を受けて入社していましたから、
そもそも辞める氣なんてなかったです。
仕事も、そこで働いている人も大好きでした。
たくさんのストーリーがありました。
もちろん中にはクセのある方もいれば、仕事で悩む辛い時期もありましたが、
自由にやりたい仕事をやらせてもらっていましたし、総じて楽しくやれていたと思います。
なんで辞めたの?と言われたら、
社外にやりたいことができてしまって、それが副業になってしまうかもしれなくて、当時勤めていた会社がたまたま『副業がNGだったから』という正直この1点の理由だけかもしれません。(笑)
辞めたく無さすぎて、ずっと泣いていました。。。
副業OKにルールを変えるね!!って言われたら、今でもまだ三菱電機で働いていたかもしれません。
本当は積んできたキャリアはそのままで、好きなことも挑戦できている状態というのが、当時描いていた理想の形でした。
結果として、その時身を置く環境を変えたことは、わたしの人生にとっては良かったのかもしれません。
やむを得ず今の形に行き着いた、というのが本音。
大きな会社だし、機密情報やセキュリティーの問題もあり、すぐには副業OKに会社の規則を変えるのが難しいんだ、ということが分かったのでやむを得ず副業OKな会社を探しました。
複数の転職エージェントに登録して、とにかく副業OKな会社で絞って、そのうえで自分のキャリアが活かせてやりたいことに世界観が近い会社が良いと伝えました。
まだ、副業OKかどうかでの企業抽出は、大手の転職エージェントではできないのですね。1年前のことなので、その後変わっているかもしれませんが。
(当時、活用させて頂いた転職エージェントは、リクルートキャリア、パーソルキャリア、リブズキャリアの3つです。それぞれ特徴があるので、うまくバランスをとって活用させてもらっていました。)
ネットで自分で調べて副業がOKそうな会社をあたって、紹介してもらったのがリクルートでした。
リクルートは非常に面白い社風で、大企業でありながらベンチャーのようなスピリットを持っていて自由な働き方を許容していて、とても魅力的な会社でした。
女性の管理職もごろごろいるし、自分より若い人たちも、年上の先輩方も上司もとにかく優秀な人ばかり。スピード早いし、皆さまロジカルで、当たり前のように仕事に熱い。
飲み会でさえも、仕事の熱い議論が終わらない終わらない。(笑)
将来のやりたいことを語れる人が多くて、転職も副業も、起業も当たり前という前提で会話していく環境。
この環境は非常に新鮮でした。とってもエキサイティングで楽しかったです。
そのおかげもあってか、個人の仕事も堂々とスタートすることができ、加速することができました。
誤算があるとすれば、リクルートで任せてもらう仕事は常に中々の分量と負荷と責任があったという点です。当時のわたしの力量不足もあり、求められる仕事をこなすためには本来の能力の120%を常時出し続ける必要がありました。(笑)
加えて、個人でやりたきことの立ち上げをし始めてしまったもので、そちらも初めてのことだったので、当時の自分の能力の120%を出してでもやりたいと思っていたところでした。
お、この2つを両立させるには、240%の自分が必要だなぁということで、ついにどちらか選ばざるを得ない状況に辿りつきました。
このときも、リクルート辞めたく無さ過ぎてめちゃくちゃ泣きました(笑)
人も仕事も魅力的だったので、会社の外にやりたいことが見つかってなかったら、そのまま夢中で仕事してたんだろうなぁと思います。
まぁそんなこんなで今に至るわけです。
パラレルキャリアやってます!!というと聞こえが良いかもしれませんが、そんなにかっこ良いプロセスを辿ってきた訳でもありません。
いつだって迷い、不安に揺さぶられながら、
それでも奥底にある自分の氣持ちを確認しながら、時には直感を信じて、ひとつひとつ掴んできた選択でした。
やりたいことが見つかった時点で、もっと素直に、それをど真ん中にしてやり進めたらよかったのですが。
なにせわたしは頭でっかちでビビりな性格なもので。
回りくどい道を辿ってしまったかもしれませんが、すべて自分にとっては必要な経験で結果的にひとつ残らず無駄なことはなくて、すべてが今につながっているような感覚があります。
まぁ、過去の自分の選択を正解にさせられるのは、今の自分と未来の自分次第ですからね。
結論、なに選んだっていいんです。きっと。(笑)
今、やれることから、とにかくやってみよう
大企業のキャリア手放しましたー!!という言葉が、キャッチーだし印象に残るかもしれませんが、そんなのはあくまで手段の1つです。
もし、パラレルキャリアに興味があってこの記事を読んでくださっているのだとすれば、きっとなにかやってみたいことがあり、ウズウズしている方なんじゃないでしょうか。
もしくは、今のままの働き方で大丈夫なのかなとか、将来が不安だなという気持ちでたどり着いた方もいるかもしれません。
いずれにせよ、今の環境で、今できる最大限のことをやってみたら良いと思います。
形はあとからついてきます。
わたしがやって良かったことは、とにかく行動してみたことです。
当時勤めていた会社以外の人と、とにかくたくさんあって話を聞きました。
良いなと思ったことは何でもとりあえずやってみました。
お金も時には大胆に、必要なものにはドカンと投資してきました。
消費を抑えることは大切ですが、投資は常に必要です。
今も日々そんな感じですね。
副業だって、収入がはいらないうちは副業じゃありませんから。(笑)
会社の規則を氣にするよりも、やれることどんどんやっちゃえばいいのです。収入が入ってきちゃったら、またその時に考えればいいと思います。
そうして動いていると、必要な手段はいつだって人を介して与えられてきたように思います。
新しい人のご縁や出逢いを大切にしてみて下さい。
きっとそこから次の道が拓けていくと思います。
もしパラレルキャリアについて、聞いてみたいことがあれば何でもおっしゃってください。
また皆さまの興味関心をもとに、記事に書かせて頂きますね。
長くなりましたが、ここまで読んで下さった方、ありがとうございます。
今日もここに生あることに感謝して。
皆さまの健康と幸せを祈っています。
それでは、おやすみなさい。
香音
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