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Tour d'Europe-avec BVD-Day15🇩🇪Bamberg〜Leipzig


進行方向を見るなりどこか立ち寄れる地はあるかなと、2度3度と地図を拡大する。名前など勘や響きで地を調べ、気になれば少しでも寄りたい性分。
バンベルグ。第二次世界大戦の戦禍を免れた為、約1000年前の街並みがそのまま残る、ドイツのなかでも貴重な街。神聖ローマ帝国時代には宮廷がおかれ、司教居城都市として栄え、華麗な宮殿や大聖堂をはじめとする1500余りもの文化財がひしめきあう。街がまるごと美術館のようで1993年から旧市街全体が世界遺産に登録されているとの事。
よくなんたら1、国内1や最も美しいとあるがここは何かのサイトで「ドイツで一番美しい町」と見かけた。

写真で見るより、是非生で観てみたい。
それはそれは美しさが際立つ町。
カラフルな建物に教会。さらにガーデンの花の舞に、街並みを一望できるスポット。
花も種類が豊富で色の可愛さにネーミングと癒される。アンティークショップやアパレル、アートまでバラエティに富む店舗が並ぶ。路地裏も多く、迷子にならない程度に迷い込みたくなるようなワクワク感も。

ビールの種類が多い大国の中でも珍しい、燻製させた
ラオホビール。ラオホとはドイツ語で薫製の意味。
スモーキー感の香りがよく、喉越しもいい。店舗利用は予約必須な感じだが、自転車やランニング後に寄る方もいて、軒先ではさくっと1杯を多くの方が楽しんでいる。
片手に何やら齧り付く方も多く、辿るとすぐ近くの老舗肉屋へ。まさにはみ出る肉厚ハム。これまたシンプルにパンで挟まれており、ちょうどアテが欲しかったので絶妙のタイミングであった。

音楽の街ライプツィヒへ。
バッハやメンデルスゾーン、詩人のゲーテ、日本からは森鴎外も訪れていた地。
酒場として著名人が来店していた店の前を通り、足跡を想像。
広場ではwinefestが開催されており、ビール大国でワインを嗜む姿と会話と共に音楽が響き、踊る人々。
久しくこのような光景を観ていなかったなと、愉快な気持ちに微笑ましい。

ゴーテという塩とコリアンダーのこれまた珍しいビールを飲みに醸造所へ。クセはあるが強すぎずスッキリ感も。
変わり種のビールを2都市はしご。ビール大国の本領発揮に触れながら、ここでしか飲めない生に気分爽快!

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