日常に紛れる優れたUIデザイン考察【駐車場編】
こんにちは。
株式会社アジケでUIデザイナーをしている山本です。
今回日常にあるデザインを考察してみようと思い駐車場に目を向けてみました。
駐車場には立体駐車場や平面駐車など、様々な種類がありますが
今回は平面駐車に焦点を当ててデザイン事例を紹介していきたいと思います。
そもそも駐車場とは
限られたスペースを線で区切り、無駄なスペースができないよう
車を誘導しスムーズに停めて置ける場所なのです。
なのでよく見る一般的な駐車場も一つ一つに意味が込められています。
直角駐車のデザイン事例
①2重線にすることで、真ん中に駐車することを促し、両サイドの車から降りる人に最適なスペースが確保されます。
②スペースが他より狭い箇所に「軽」と文字を入れることで、ここは軽自動車専用だということを示すことができ、不要な事故防止につながります。
コインパーキングでは数字が書いてあることもあり、自分がどこに停めたかを覚えやすくしている工夫もありますね。
③店舗に隣接する駐車場では駐車場の中に横断歩道が書かれていることがあります。
横断歩道があることによって、歩行者が分散することがなく運転者はここに車を停めたりはしません。どちらも事故防止につながります。
このように駐車場に書かれる線によって人々が動かされていることがわかります。
また駐車場は用途によってその時々にあったデザインに変化します。
斜め駐車のデザイン事例
斜めの駐車場はSAやPA、大型テーマパークなどがあります。
なぜこのような場所は斜めの駐車場になっているのでしょうか?
調べていくと混雑緩和、事故防止はもちろんスムーズさやお客さまのことを考えた仕組みになっていました。
①大きい土地に似たような景色が広がる駐車場での直角駐車はいざ出発!となったときに
「あれ?どっちに出るんだっけ…?」と進行方向がわからなくなってしまう可能性があります。
このような場合に進行方向からそのまま車を停めることができ、出る時も車の向いている方向に出ればいい斜め駐車は誤って逆走してしまう可能性を低くします。
②直角駐車とは違い、車の頭から駐車できます。
切り返しがないため、運転技術に関係なく誰でもスムーズな出入りが可能になります。
まとめ
考察した駐車場のデザインをWebで例えると、UI・表層のデザインがとても優れていることがわかります。画面の中ではないけれど、UIの視点から見れば日常に存在しているものは全て考え抜かれてその形になっていることを実感しました。今回の事例だと、もしSAが直角駐車だったら…と考えると少し怖くなりますね。
これからも日常に溢れるUIが優れた事例を見つけていきたいです。
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