デザインを任されたときにやるべき最低限3つのこと
こんにちは。
株式会社アジケでUIデザイナーをしている山本です。
2021年の9月から12月ごろまで、プロジェクトのメインデザイナーとしてアサインされていました。
入社半年で大きなプロジェクトに携われたことはとてもありがたいと思った反面、右も左もわからないところに放り込まれた感じもありました。
期待と不安の3ヶ月間でしたが、私がプロジェクトで行ったことは以下になります。
・トーン&マナーの提案
・WFからデザイン制作→提案
・デザインに関する質疑対応とディレクションを少々
・テストアップ確認
これらをメインデザイナーとしてお客さんに価値提供できていたのか?と問われたらそれは否です。
チームのメンバーに何度も何度も助けられて、やっとお客さんに提供できるレベルにしていったというのが正しいです。
今後はレビュー回数とチームの負担を減らし自分で意思決定できる範囲を広げてプロジェクトをリードできる、ゆくゆくは売り上げを立てられる人材にならなければいけません。
その第一歩として、挑戦することは避けて通れない道ですが目標の人材に対して「じゃあ具体的にどうしよう?」となった時にその方法がわからない状態でした。
なので今回はこの3ヶ月間で私がやったこと、できなかったことを元にデザインを任されたときにやるべき最低限3つのことをまとめました。
1.要件のすり合わせを行う
わからないことは1番最初に全部聞いておくことです。
もちろん自分で調べることも大切ですが、初めてのことをやる場合は不安要素は全部潰すぞ!くらいの意気で聞きましょう。
ここでいう「わからないこと」とはトンマナ制作って一体何から始めたらいいの?くらいの粒度で全然OKです。
ただ、わからないことが多いため1度に受ける情報量が多すぎて混乱することもしばしばありました。
そういった場合は会話の主導権をこちらがもち、問いに対しての解はこれで認識があっていますか?のように最後に必ず自分で確認する癖をつけてください。
とにかく認識が曖昧なことがあるまま進めてしまうのがよくないです。
2.インプットの時間を設ける
スタートの不安要素が一旦無くなった上で、いきなり制作に入るのではなく必ずインプットの時間を設けてください。
私はスケジュールをインプット1.5時間→作業3時間のように区切って立てていました。
代表的なインプット方法はこのくらいかなと思います。
・UIデザイン本を読む
・HIGやmaterial guidelineなどのガイドラインを読む
・色んなサイトをたくさん見てキャプチャを撮る
色んなサイトって何?となった場合は、まず競合他社を見ます。ユーザーに同じようなことをさせたい企業のHPは同じような機能があるのでそのUI表現を見てインプットしましょう。
それだけでなく、自分が制作するであろう画面や要素、パーツなど部分的に見るのも効果的です。
また表面を見るだけではなくデベロッパーツールを使い、良いと思ったデザインをより具体的に数字で見てください。
これをすると、Webデザインの情緒的な感覚が養われていき実践に生かしやすいインプットになります。
情緒的に心地いいマージンやサイズはサイトの種類によって違います。
例えば、年齢層が高い人がターゲットのサイトはボタンや文字が大きく表現されていています。逆の場合は文字が小さくてもいいし、細くてもコントラスト比が弱くても良かったりします。
私は最初この感覚が乏しくとても苦労したので、今後新しいプロジェクトにアサインされた場合は必ず行いたいです。
3.ロープレを行う
学生の時に生徒会長でした!強豪校の主将でみんなをまとめていました!って人じゃない限り人は前に立って何かを伝える作業が苦手だと私は思っています。
こればっかりは慣れや場数が物を言うので、経験が浅いと苦労します。
ですがその少ない場数を補うため、必ず社内でロープレを行いました。
また何か質問されたとき、どうしても頭が真っ白になってしまうので必ず、事前に質問を予測し回答を考えておきます。
不安に思っていることも今回紹介した3つを行えば、何とか乗り越えられると思います。
またこれは最低限のことなのでデザインの進行管理、作業場の整理、提案時の発言を増やすなどもっとデザイナーとしてやるべきことはたくさんあります。
今年からはUIデザイナー2年目としてもっとできることを増やしていけるよう精進してまいります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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