マネジメントの話

おはようございます。今日はマネジメントの話について。一般的な企業では30代半ばくらい、外資やベンチャー系の企業なら20代でも部下を持ってマネジメントする機会がある人はいると思います。これ、本当に難しいんですよね。時代によって変えていかなければいけないものでもあるし。そんな中で、自分がいま大事にしていること、を頭の整理も兼ねて書いていきたいと思います。

まず支援に徹する、教えるのはその後

自分もそうだったんですが、例えば新入社員の教育を任されたりすると、「最初だし何もわからないだろうからちゃんと教えなきゃ」というスタンスで始めるんですけど、ずっとそのスタンスを続けてしまうんですよね。1から10まで教えてその通りやらせる、もしくは、部下が自主的にした仕事に対して「ここが間違ってるよ」という指摘をする、とか。

それだと、続けていて「なんかあんまり成長してない気がするなぁ・・・」というときがいずれやってくるんだと思っています。自分は少なくともそうでした。たぶんそのアプローチが間違ってたんだろうな、と。

いま意識していること

なので、最近はこんな感じのことを意識しています。例えば社内の偉い人や外部へのプレゼンを準備する、という案件だと・・・

①まず道筋を示してあげる(自分でできるようになったらここも省略)  ②その上で、まずは自分で考えて作ってもらう             ③ヘルプを求められれば支援するけど、そうでなければ見守るのみ(困ったら他者に自分から助けを求めることも大事、と伝えます)         ④成果物(資料)に対しては、最初はこれでは危ういと思うところだけ指摘して修正、多少の細かいことは何も言わない(なるべく自分の好みのようなところで直したりしないようにしてます)                  ⑤終了後、一緒に反省をする

これだとなんか頼りないような感じがしますが、支援に徹するというのはそれぐらいのことなのかな、と思っています。ただし、失敗したときは上司の責任、というところをしっかり示すことで心理的安全性を担保することだけは大事にしている、という感じでしょうか。

結局正解なんてわからないので日々勉強

・・・ということに尽きます。正解も時代によって変わっていきますしね。ただ、思うところとして、他人を「こんな人間、こんなビジネスパーソンになってほしい」なんて発想自体がおこがましいので、あくまで、本人が持っている能力・経験を伸ばしていくことをいろんな形でサポートしていくことがマネジメントなのかなぁ、と思っています。

ちなみに、これは部下数人のマネジメントを前提に話していますが、もっと大きい数十人の部門のトップとかになってくると、個々に対してこんなことはやってられないので、組織づくりという環境に訴えかける形でマネジメントするんでしょうけど、そこは経験がないので今回は割愛、ということで。

さて、今年もあとわずかですが頑張っていきましょう!

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