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事前学習が光るオルレハイキング!

日時:2021年6月10日
場所:唐桑小学校
学年:6学年
概要:校外学習
コーディネーター:加藤・三浦

唐桑小学校の6年生が唐桑オルレを歩きました。
今回は唐桑町観光協会の方にガイドしていただき、全コースのおよそ半分を歩きます。

 自然の中を歩く

オルレは、唐桑半島の豊かな自然を楽しめるのが特徴です。
歩いていると木に実っている野イチゴを発見、とって観察する生徒もちらほらいました。

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また、道中にはちょうどシーズンだったニッコウキスゲもたくさん咲いていました。生徒たちは事前学習でコース内に見られる植物を調べており、それが実際に見つかったということで大興奮でした。

 唐桑の歴史に触れる

オルレの目玉ポイントの一つが「神の倉の津波石」です。

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東日本大震災の時に流されてきたもので、大人の身長ほどの高さがある大きな石が5つあります。
動かそうとしてみたり登ろうとしてみたりしますがなかなかうまくできず、これだけの石を運んできた津波の威力に驚いていました。
道中には、マツクイムシに食べられて枯れてしまった松の木もあります。上には黒いシートがかけられているのですが、生分解性プラスチックを使っているためそのまま自然に帰るそう。そのシートを見たある子は「うちの畑にもある!」と言って、農作業で使うマルチと同じ素材であると発見していました。

ゴール

最後はゴール地点であるビジターセンターに到着。
オルレ踏破記念の缶バッジをゲットし、子供たちははしゃいでいました。
普段の授業で習う理科や社会の知識とリンクすることも多かったと思います。
また、生徒たちにとっては記憶の薄れている震災についても知る機会になりました。

(文・大学生インターン 黒沼優樹)

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