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仮説づくりへ!問いが問いを呼んでくる!@唐桑中

日時:2021年9月22日
場所:唐桑中学校
学年:2学年
概要:メンタリング
コーディネーター:加藤・成宮・三浦

唐桑中学校の授業に伺いました。
テーマ設定までは終わっているので、今後の進め方や仮説づくりの輪郭をはっきりさせていくサポートをします。

「唐桑をすみやすいまちにするには」というテーマでやっていた三人組に問いをかけていきます。
(*CDN=コーディネーター)

CDN:どうなったら住みやすい町になる?
生徒:鉄道とか通ってほしいな

交通の便に課題意識を持っている様子。これは車を持っていない年配の方やバス会社の方にヒアリングすると新たな発見があるかもしれません。

CDN:みんなが住みやすい町って具体的にはどこが思い浮かぶ?仙台?東京?
生徒:仙台だとちょっと物足りないけど、東京だと都会すぎるかな
CDN:そっかー。じゃあ福岡とかかなー
生徒:福岡、行ったことないからわからないな

「何をもって都会というのか?」「仙台、東京、福岡で抱く都会レベルの差は何なのか」そんな問いが彼らの中で生まれていったようです。

探究学習は霧の中を歩くようなもの。初めはどう進めばいいかわからない生徒も多いです。
そこで大事になってくるのが、コンパスと地図です。
コンパスは自分の進みたい方向を教えてくれるもの、つまり生徒自身のWILLです。我々コーディネーターの仕事は、地図づくりのお手伝いと、霧の中を一緒に歩いてゴールできるよう伴走することだと考えています。

地図の完成までもう少し時間をかけていきます!

(文・大学生インターン 黒沼優樹)


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