メンタリング@気仙沼中
日時:2021年7月15日
場所:気仙沼中学校
学年:1学年
概要:メンタリング
コーディネーター:加藤・成宮・三浦
気仙沼中学校1年生の総合学習のメンタリングを行いました。
1年生の授業に入るのは今回が初めてでしたが、事前に先生から今後の進め方について見通しが持てていない生徒がいると相談を受けおり、予め生徒が設定したテーマを共有いただいて、コーディネーターから一人一人にコメントを書いておきました。
授業開始とともにコーディネーターからのコメントシートの一覧が配られます。
みんな楽しそうに自分のテーマを探してコメントを読んでいました。
今回は生徒にコメントした内容をいくつか紹介します。
テーマ:地域で挨拶をしたり、声を掛け合うためにはどうすれば良いか?
地域内での挨拶重要ですよね。今は以前に比べて減っているのでしょうか?減っているとしたらその理由はなんでしょうか?挨拶や声かけをするのに壁になっていることを細かく調べていき、それを解決する方法を考えていくと良いかもしれないです。それを調べるためには、誰に聞いていったら地域の状況がわかると思いますか?
また、挨拶や声かけがなぜ重要なのか、自分なりの言葉を探していくことも大切だと思います。
テーマ:外遊びの良さを知ってもらおう-!計画
外遊びは具体的にどんな遊び?例えば代表的なものでいいから絞ってみよう!
あと、誰に知ってもらいたい?小学生?低学年高学年?
どうやってその人たちに良さを伝える?
テーマ設定は大枠を考えてしまいがちですが、一つ一つ丁寧に
「なぜ?」「誰に?」「どうのように?」など、具体的に考えながらすべきこと・やりたいことを見つけてもらいたいと思います。
また、他者から新しい問いをもらうことで、自分のテーマがさらに深まります。
テーマ設定が完了したと思っていた生徒が、再度考え直している姿が印象的でした。
学校によっては生徒数が多く、時間内に全員のサポートを行うことが難しい場合もあります。
必要があればテーマや質問したい内容を事前に共有いただき、コーディネーターがコメントしていくという手法も取り入れていきたいです。
(文・気仙沼市探究学習コーディネーター 三浦亜美)
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