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問う力を問う!プロジェクト型職場体験

日付:2021年5月15日
場所:階上中学校
学年:2学年
概要:メンタリング
コーディネーター:加藤・三浦

2年生の授業に入りました。
これまでは総合的な学習の時間の 探究活動 の時間に参加していましたが、
今回は職場体験の事前授業に参加しました。

階上中学校では、今年度の職場体験で一部の生徒が新たな試みを始めます。
その名も「プロジェクト型職場体験」!

従来の職場体験は、名前の通り職場へ行って体験活動がメインで行われます。
現地で体験や見学を指示され、生徒が主体的に動くことはあまりありません。
また、事前に質問を用意してはいくものの、最終的な発表は文化祭で保護者に対して行うものなので、あくまで自身の体験の感想で終わってしまいます。

しかし、プロジェクト型職場体験は一味違います。
最終的なまとめとして、会社を表現する成果物を作るというミッションを与え、Webで共有できる媒体を通して発信を行います。
ミッションを与えることにより、受け身の体験だけでなく、主体的な取材や読者目線の視点が必要になってくるのです。

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今回のプロジェクト型職場体験は、コーディネーターが各学校へ提案させていただきました。そこで受け入れてくれたのが階上中学校です。
全ての職場で実施することが難しかったため、5つのグループのみプロジェクト型として実践することになりました。
5つのグループには、コーディネーターから事前に企画の趣旨を説明しています(うち1つはまるオフィス)。

今回は授業のはじめに、職場体験を通じて会社を表現する成果物を作成する旨を伝えました。成果物は画像(ポスター)でも動画でもOK。
事前に大枠を決めて、当日撮りたいシーンを考える必要があります。

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自分たちが表現したいものってなんだろう? その企業の一押し商品は?
どんな人たちが働いている?

事前リサーチが始まりました。動画で働きがいを伝えたいというグループは、その答えが聞けるような質問を考えます。

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自分たちが取材して会社を表現するんだ!という役割が与えられたことで、取り組む姿勢もほんの少し前のめりになっている感覚がありました。

自分たちが考えたものを撮るには、主体性も大切です。
一体、どんな成果物が出来上がるのでしょうか。

(文・探究学習コーディネーター 三浦亜美)

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