D2Cブランドとは? 簡潔にまとめました
今書店に行くと「D2C」に関する書籍が多く出版されていますし、昨年から「D2C」とよく耳にしていました。
しかし、「B2C」と聞き間違えていた私は最近になってやっと「D2C」ってなんだ?と疑問を持つようになりました。
情報が遅く恥ずかしい限りですが、調べたことをまとめていきます。
■D2Cブランドとは
・「D2C」って何の略?
"Direct to Consumer"
"Direct to Customer"
の略です
・よくある勘違い
"Direct"の文字を"直接"と翻訳すると「直販」のことかとよく勘違いされます。直販サービスは既にありますので、新しいことなの?と疑問に思いましたが、D2Cは定義が異なるようです。
・D2Cの「ダイレクト」とは
"お客様と直接つながりを持つこと"と定義し、双方向のやり取りにより「心の繋がり」ができることを意味します。
お客様とメーカー間のやり取りが、商品開発等に繋がるおことから生まれてきた概念がD2Cです。
■D2Cにおける"双方向"の重要性
ブランド(メーカー)が困っているときに、お客様がブランドを助けようとする動きが過去にあったようです。
(例)うなぎパイの春華堂さん
パーキングエリアでお土産で売っていたものが売れなくなった際、生産を止めると発表した際に、お客様側から「生産を止めてほしくない、これからも作ってほしい」と声が上がった。
お客様の声がブランドを支えた事例です。
■D2Cブランドの「スタイル」
ビジネスや目先の利益ではなく「自分たちの存在が何か」を語れることで、コロナ禍で自分たちの工場で消毒液やマスクの製造など、必要な行動がとれるのです。
■これからのD2C
D2Cのあるべき姿として、ブランド自らが顧客と直接やり取りをすることで、顧客から指示され、信頼されるブランドになっていきます。
ただ、D2Cという思想がまだ発展途上なので、次の未来がまだまだ続くと考えられます。
■D2Cを学んだ所感
D2Cとは、今の日本の典型的な企業とは異なる「スタイル」を持っていること、新しく「D2C」と言われるようになったのか、理解しました。
ただ、企業からすると、体力となる資金も大事になるため、どちらが正しいとかではないなとも感じました。
まだまだ発展中の思想とのことだったので、これからも話題に上がってくるかと思いますが、私もチェックしていきます。
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