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「泣いてても分からないよ!」

「泣いてても分からないよ!!!」

子どもに対してそう思う事はよくあると思う。

親ならみんな感じる事だけど、本当になぜ泣いてるのかよく分からない。

まぁ2歳くらいまでちゃんと喋れないし、意思を伝える手段として「泣く」という行動が子どもにとっての「アウトプット」になる事は多分みんな理解している。

①不快感を感じる(インプット)

②気持ちを伝えたい(スループット)

③泣く(アウトプット)

多くの親はこの③のアウトプットを早く「言語化」できるようになってもらいたいと願っている。

僕も娘と接していて、そう感じた時から言語化のコミュニケーションを意識するようになった。

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言語化のコミュニケーション

僕がしているコミュニケーションは
自分の気持ちを子どもに対して言語化する
これだけ。

うん。めっちゃ普通。


「泣いている時」を例にあげると

「泣いてても分からないよ!」

という感情だけではなく

「パパは今●●ちゃんが泣いている理由が分からなくて困っている。●●ちゃんの力になりたいから泣いている理由を教えて欲しいな。」

こんな感じで問いかける。


自分が感じている事を相手に伝えて
自分が望む事を相手に伝える


これを娘が0歳の時からやっている。
当然、当時0歳の娘は泣き止む訳がない。
でも子どもが理解できるできないは関係ない。
何故ならば、これは子どもだけでなく自分自身の訓練でもあるから。

「育児は育自」
自分が育てば子どもは育つ


ただこれは、親が普段からアウトプットの訓練をしていないと、いざやろうと思っても意外とできない。

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普段からアウトプットしていますか?

あなたは普段からアウトプットしようと努力していますか?
自分の想いや感情を発信しようとしていますか?
もちろん大人のアウトプットは「泣く」ではなく「言語化」ですよ?笑


できるできないは能力の問題なので関係ない

伝えたいのは

自分がやろうと努力すらしない事を
子どもにだけ求めるな

ということ。

多分、子どもは喋れないなりに必死で
ママやパパに「伝えたい!」と思って努力しています。

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親は努力をしていますか?
大人になったら成長は終了ですか?
TVやネットの情報だけに頼って子育てをするのですか?


努力を怠っている親に限って
「泣いてても分からないよ!」
とだけ言い放ち、子どもに「言語化」という泣くよりレベルの高いアウトプットを求めてめちゃめちゃ怒ったりする。
これ最悪だよね。普通に無理だろ。

極論、これが虐待に繋がったりもする。

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親が成長しよう

よくアウトプットが苦手な人は
「自分の意見が合っているか分からない」と
「正解」「不正解」と白黒つけたがるが、子どもと同じで人の感情に白も黒もない。まずは感じた事をアウトプットすべきだ。

そもそも人の感情なんて矛盾だらけだし、10秒後には思っていた事が変わる事だってしょっちゅうある。
子どもも大人も一緒だ。

苦手な事に飛び込む瞬間は勇気がいるけど
新しい事を始めた時って全てが初めてで全てが成長に繋がるから楽しいよ。
子どもも大人も一緒。


だから成長しよう。
親が成長しよう。
子どもの為に。

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