匂い

2020/9/1(火)

『ロンハー』〈コヨーテ一夜限りの復活 完結編〉

前回、ネタ合わせの席において、

尾形のまっすぐさが予期せぬ展開へと向かい、

張り詰めた空気が漂い出したところで終了。

そして今回。

この空気を立て直すため、モッくん

この一夜限りってことで...協力したい

と言わせる。

が、尚渋る尾形さん。

4人でやった方がいいと?

今の3人じゃ限界ってこと?

と、さすがに向井・菅さんにも火が点いていく。

菅さんに至っては、

組んだら俺にネタ書けよってことでしょ
勝手過ぎる!

とネタ担当の立場からくるヒートアップ。

まずい展開なので、

モッくん:一夜限りじゃマズイですか?

一夜限りで...

と、モッくん自身にコヨーテを続けていく意思がないことを、尾形に強調する。

あぁそうだよな...現実はそうだよ

と、やっと冷静になってきた尾形さん。

尾形:そんなんで持ってかれる自分が情けないわ

と嘆く。

尾形:関係性も今までで1番いいでしょ?

に向井も菅さんも同意する。

尾形:漠然とこう(まっすぐに)なっちゃってたから

と完全に反省するまで冷静になれたところで、

一旦ネタ合わせは終了。

モッくんとの別れ際、

尾形:距離とろう
最後のライブがきつくなるからね

と本当にモッくんのことを気に入っていたことが窺える。

仕掛け人である向井・菅さんの2人には、

仕掛け人ルームに戻ってきてもらい、

想定外の事態を謝罪。

向井の

解散しそうになりました

菅さんの

途中マジでムカついた!

が聞けただけでもうおもしろい。

とりあえず落ち着けたにしても、
これからネタ合わせするのに

しこりがすごい

と向井。

結果的に、

菅さんと向井へのドッキリ

になっていることに笑う。

ここからぎすぎすの2週間

を2人は恐れながら、

大ゲンカから10日後

再びネタ合わせ。

互いに吹っ切れたのか、いい雰囲気に

そして、一夜限りのステージへ...

今回は

『幽霊』を4人Ver.にアレンジ

・4人であること
・モッくんの特性である英語とラップ

をフルに活かしたネタで、

かつやってるコヨーテ自身も生き生きとしていて

とてもおもしろかった。

最後に、まずほぼ向井(連名で菅さん)から

お手紙。

こんな機会もないからと、正直な思いが綴られた手紙

に尾形さんも涙。

続いては

モッくんからの手紙。

こちらもコヨーテ1人ひとりへの
素直な気持ちが綴られていて感涙...

かと思いきや、手紙の最後は

田村淳。

これには尾形も

やってやろうぜ!

名物の手紙ドッキリ

に本当に自分もだまされる。

これやると、

9割方非難

が来るとわかっていても、

1割の猛烈なファン

のためにやる『ロンハー』の姿勢。

ラスト。

淳:〝今回の〟一夜限りはこれで終了です

に、パンサー3人同時に

今回の!?

またパンサーが復活する可能性があるような匂い

残され、モッくんにまた会えるかもと嬉しがる

尾形に笑う。

パンサー自身も認める〝いい状態〟は、

『有吉の壁』

で特に感じるので、

〝コヨーテ〟を経たパンサーの『壁』でのネタが楽しみ。

『石橋、薪を焚べる』〈第22夜 作詞家・松本隆〉

先週に引き続き、作詞家・松本隆さんと薪を焚べる。

ライバルを問われ、

松本隆: 阿久悠

120%と強調し、

あの人と戦えて幸せだった

と話す。

阿久さんの

『舟唄/八代亜紀』

をあげ、

(自分は)ああゆうの描けないから

と、リスペクトもしていたんだなと窺える。

であれば、同じ演歌である

『冬のリヴィエラ/森進一』

はどうして描けたのか聞くと、

ヨーロッパに持ってけば自分にも描けるかな

というアプローチだったことが興味深い。

この流れから、貴さんが

どうゆうヒントで詞が浮かぶのか

と問うと、

『セクシャルバイオレットNo.1/桑名正博』

の話題に。

この曲、

一回できたのをボツにした

そう。

尖っていたときもあった

と笑う松本先生。

一方、

『スニーカーぶる~す/近藤真彦』

は、

ジャニーさんからミリオン打ってくれ

と依頼された曲。

〝ジグザグ〟のとこだけ自分で描き、

あとは筒美京平さんとのやりとりで生まれていったそう。

〝筒美京平〟と〝松本〟が
阿吽の呼吸で同一人物化していく

と当時の状態をあらわす松本さんが印象的。

松本先生が、ヒットした曲には作ったときからその

匂い

があると表現したのを聞いて、貴さんが

江夏豊かも言う

相手の作戦だったりが匂う

とその共通点に気付く。

数々の著名人に話しを聞いてきたからこその
気付きだなと感じる。

この人売れるな
この人いくらやってもダメだろうな
は空気でわかる

という松本さんの感覚もおもしろい。

松田聖子曲タイトルを見比べながら、

18歳19歳20歳の違いを
描き分けられたらいいだろうな

と思い、それをやれてしまう松本先生に驚く。

でも松本先生から言わせれば、

戦略でなくこれも匂い

一方、薬師丸ひろ子の話題になると、

その角川映画との親和性から広げていってように、

松本:点と線の戦略はある

という視点も興味深い。

京平さんだったら
こう描いてくるだろうなと予想をつけられる

という話も驚く。

1番嬉しかったのはどんなとき

という質問には、

『硝子の少年/KinKi Kids』が売れたとき

と答える。

その当時は、活動を抑え、

最先端のものを追っかけてきたが、
古典が足りないと思って歌舞伎や能など見まくった

そう。

1番苦しかったとき

は、

はっぴいえんど解散してぼくってどうなっちゃうんだろうとなり、『ポケットいっぱいの秘密/アグネス・チャン』を描いた、未来が見えなかった頃

と話す。

はっぴいえんどの話しが出て、

やっぱりうまいよ大瀧詠一は

と言った松本先生が印象的。

やり残したことは?

という質問には、

鈴木茂、南佳孝の
アルバム描けるかな

と答えたが、ほぼやりきったと答えられる松本先生がすごい。

来年の春、50周年のライブを予定しているそうだ。

50周年

という数字の厚み。

話しからも、その厚みを感じる回だった。

『あちこちオードリー』〈ロバート✕渡辺直美 前編〉

ゲストを呼び込む前のオープニング。

若とカスミン、2人の距離を縮めるため、

お互いの家族でBBQ行こう

と提案する若さん。

ANNでも言ってたことを思い出して笑う。

そして ロバート✕渡辺直美 登場。

ロバート3人の画を中々見れないのは、

馬場がいないから

と言う秋山。

なんせ馬場ちゃん、

福岡・山陰地方・名古屋・仙台

料理番組を持っている。

そんな馬場ちゃんに秋山一言、

コメディーの感じ抜けたな

劇場では3人揃うロバート。

今日はあれでいくから

と秋山がネタを選び、その合わせもしたいのだが、

馬場ちゃんと博は

出来るスタンス出してくる

と嘆く秋山。

博にも言い分はあり、

秋山:ほぼコーナーだから

とほぼアドリブのように振ってくるそう。

○○っていうサークル?なんだこのサークル

という導入以降はほぼ大喜利であることに笑う。

たしかに若さんも、博の表情から

今言われたんだろうな

と気付くときあると話す。

直美は、

台湾・L.A.・ニューヨーク

をまわった〝ワールドツアー〟の話しに。

やはり日本と海外では受け手の反応が違い、

アメリカでは

見た目似てないってボケが通じない

そう。

しかし、その壁もぶち壊していく

直美の〝ビヨンセの腰振り〟。

観客が、「うおーー!」と拳を上げるほどテンションが上がる、そのパフォーマンスのすごさ。

NYを歩いていても、

直美:最近は声掛けられるようになりまして

と嬉しさとともに話す。

同じくNYにいる

Mr.綾部

は、3 時間の「料理番組」を

It's good!

で乗り越えたエピソードに笑う。

NYに家を買った直美。

物件を探していて、最初にいいなと思った物件は

70億

だと聞いて驚く。

直美はNYを、

稼がないと生きてけない街

と表す。

Mr.綾部は何て表すだろう。

お笑い芸人になってから売れるまで早い4人

秋山と馬場ちゃんは元々コンビだったが、

博は中々相方が定着せず1人でいて、

本当いろんな人とヤッてる

後腐れなく一回だけ

秋山と馬場ちゃんとトリオを組んだときは、

今度は三人でもヤッてみたい

と、みんなにひどい言われようの博に笑う。

いつも馬場ちゃんの役割が難しく、

馬場に何やらすんだ

と話す秋山。

不動産のネタ

では、考え抜いた末

ホワイトキャッスルって名乗れ

と馬場ちゃんに役割を与えたことに笑う。

最近のネタは

ほぼ○○教室

だと秋山。

秋山:今それしか作れなくなっちゃって

が印象的。

『キングオブコント』の話題では、

やっぱ欲しいですよね称号はね

と話す秋山を意外に感じた若さん。

若:あんまり秋山さんそういう匂いしないですよね

と聞くと、

キングオブコントは特別

だと言う秋山が印象的。

(これから)どうしてく?みたいな話し合いはあるのか

という若さんの問いには、

一回お笑いに呼び戻す時間(がある)

と秋山。

お笑いに寄っていく時間はないのか

と聞かれ、少し間を置き、同時に

馬・博:ない

と答えちゃう2人がおもしろい。

次回後半も、『はねトび』の話しがあったりと楽しみ。

早く寝ないとまずい匂いがするので、

『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0』

聴きながら眠りたい。

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