日本のバスケ

最近、バスケの試合をよく見ます。
インターハイ、全中、パリオリンピック、パクシンジャ(韓国で開催されている試合)、U-18のアジアカップなど色々な年代の試合を見ました。そこで考えたことを2つ書いてみます。

①ディフェンス
 やはり日本の強みはディフェンスだなと思います。こんなに我慢強く粘って守れる国はなかなかないと思います。マンツーマンをしているときのピックへの対応は複雑なものやシンプルながら場面ごとに代えたり、見ていて勉強になります。
 小さい頃から基本的なルールを覚えて実践していかないと上のレベルではごまかせないと思います。ディフェンスはどの年代でも必ず必要ですが、その年代ごとに確実に身に付けておかないことがあるのではないかと思います。ただガチャガチャするだけのディフェンスではなくきちんとディフェンスが構築できる指導者になるよう勉強していきます。

②オフェンス
 ハンドラーがボールを持ち続ける傾向があるなと思います。勝つためにはもしかしたらこれが最善なのかもしれません。
 日本代表の試合を見ていても、河村選手がボールを持つ時間が長いなと思います。これは東京オリンピックの時も思いました。女子の場合は町田選手がボールを長く持っていました。
 特に試合の勝敗を決める最後の2分間ほどは特にそう感じます。パリオリンピックの決勝戦のカリー選手がまさにそうだったと思います。

 その弊害なのかチームオフェンスが上手くなるのは難しいのかなと思うようになりました。昨日、YouTubeでU-18の日本対カタールを見ました。スタメンガードの瀬川選手は普段東山高校で長くボールを持ってクリエイトするタイプだと思うので、昨日の試合では少し苦労しているのかなと思いました。このあとも試合が続くのでチームオフェンスがよくなっていくのか注目していきたいと思います。

 以上の2点を考えました。
 私が関わらせていただいた選手には次のカテゴリーに行っても活躍してもらいたいと考えています。今の年代に必要なことを確実に身につけてもらえるよう勉強し続けます。

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